ニコ、酒場で戯言

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なべ presents

味(だけ)は裏切らない

2004-11-28 23:26:37 | ラーメン(東京)
えー、優しい方々に見守られながらニコ酒は続いていきます。
今日はサッカーと競馬の話は無しの方向でよろしく(爆)。さーて何食うか、と
ずっとたまっていたラーメンレポートを書きましたので(ラーメンコーナーに)、
こちらのブログにも複写しておきます。因みに画像は日暮里の麺や葵。

まずはその葵から

平日の夜に友人から連絡があり、「今日の夜ご飯時間あったらラーメン行かない?」とのお誘いが。その彼が車を出して都内に出て食べようとのことである。ただ、時間が20時を過ぎていたためにこれから都内に出ると終わってしまう店も多い。その彼が石神本2005年版から見つけたのは日暮里のニューカマーのこちらのお店だった。ふむふむ、読むと魚介がガットゥーンと効いているようである。行ってみる価値あるかも。ちょうど夕飯もまだだったので誘いに乗って出発である。

日暮里は駅はよく乗り換えで利用するが、出たことはない。土地勘もなくしばしお店を探すハメに。駅から結構の距離にこのお店はひっそりとあった。先客は2人。券売機もなく、前金制とのことでラーメンはトレンドなのに珍しいと思った。メニューをジーッとながめて結局一番オーソドックスな正油を特製でもらうことにした。チャーシューはこれまたトレンドの炙りで、ホットプレートで焼きつつバーナーで炙るようだった。同行した友人は特製つけ麺を注文。出てきたラーメンはビジュアルがまずなかなか。香りも豊かで期待感がます。つけ麺のほうもおいしそうだ。スープは非常に魚介が出たおいしいもので気に入った。動物系とのブレンドだが、魚介のほうの比重が高めでなかなか良い感じ。この手のラーメンにしてはキリっとした感じだった。魚介ガットゥーンである。チャーシューは炙ってあってジューシーだが(麺屋こうじあたりに近かった)、ちょっとヘビーかなと。特にチャーシューの仕込みを眺めていたが脂身を多分に含んだ感じでちょっぴりあれを見るとヒク(笑)ただ美味しいですけど、1枚で十分という感じ。

友人の頼んだつけ麺はつけダレの酸味が過多でこれはそれほど気に入らなかった。そして、つけダレが非常にぬるい。麺は断然つけのほうがおいしかっただけに(これをラーメンに入れたらいけないのだろうか)残念。ここは素直にラーメンを食べたほうが良い店との印象を受けた。


次に華悟空@綾瀬

いっつも心の片隅にあるお店だが、綾瀬の脇を車で、そして電車で上と通り過ぎてしまう。駅からも近いし(というか線路下だし)、もっと行ってもいいのになあ。どのお店に食べに行くかというのは微妙な心の移ろいが影響しちゃったりするもんである。まあ、私のように目的地に応じてラーメン店を探したりするタイプは綾瀬を選択しにくいのかとも思う。ただ、先に結論を書いてしまうが、こんなにおいしいお店が近くにあったら通うことは間違いないと思う。前回のときよりも数段に感動した。

2時間ほど前に軽く胃にモノを入れての訪問で、空腹が最高のソースと成り得なかったこの日だが、店先に立つと香ばしい魚介の風味で食欲を駆り立てられる。このお店をチョイスした自分にご褒美をあげたくなる(笑) うーん、いいねえ。店のつくりは以前と勿論同じで綾瀬に急に中華街誕生の風情。中をのぞくと先客ゼロ。なんかちょっと寂しくなる。中には店主と接客の女性が二人でテレビを見ているが、この風景と味とのギャップは凄まじい。

今回も醤油らーめんを注文。シンとした店内で待つ。一人しか客がいないのですぐにらーめんも出てきた。この美しい見た目。(゜д゜)ウマーそうである。上品だ。奇を衒ったところがないし器も併せて非常に訴えるビジュアルである。こういうの私大好きである。

一口スープを頂く。うーーーーーん、(≧∇≦)んまい!!!魚介の分厚い芳香とボリューム感を添えるように豚骨のうまさが染み出る。うひょー、うめーこれ。かいわれ大根は大喜もそうだが、食感と味のアクセントとしてこの手のらーめんには大変にマッチする。メンマはちょっと弱い気もするが、変に味付けが濃いよりはおいしい。麺は前回も思ったようにパワフルなものでもよいような気もするが(選択できたりしたら最高でしょうなあ)、細ちぢれでもしっかりコシがあっておいしい。何より無化調でこれだけ旨みが出てるラーメンもそんなにないですぜ。今日は大満足(*゜∀゜)=3。魚粉と黒胡椒をブレンドとした例のトッピングを最後に加え、また少し違った味も楽しんでみたが悪くない。

ごちそうさまを店員の女性の方に言い、たいへんにおいしかったですと付け加えた。とても嬉しそうに礼を言われたが、その嬉しそうな笑顔はおいしいラーメンを提供している自負があるからの笑顔だったような気もした。お調子に乗って、「私のHPでも紹介しちゃいますよ~」と付け加えて店をあとにした。


次に大喜@湯島

かっぱ橋道具街に用事があったので(いや別に私は料理人じゃないですが)、帰りに時間を見計らってこちらにお邪魔しようと画策。しかし見事にかっぱ橋で時間をくいすぎて夜の部開店時間を大幅にオーバー。行列するハメになってしまった。前回は電車できたのだが、今回は車。そういえば駐車場に困りそうだと思っていたが案外近くに見つかった。よし次回からもこのルートで来よう。

行列している間にメニューをじっくりと観察。限定の味噌、坦々麺の他にもうめしお、もりそば(太麺)、つけそば(細麺)。うーん迷う。贅沢な悩みだ。何が悩みってまたとりそばが食べたいところ(笑)。結局、普通のらーめんにすることにした。迷ったら基本。それが基本である。今日も店主がらーめんをつくる。マイスターである。いつ来ても店主がいる名店。素晴らしい。おふくろの味、と語られるものはあるが、やっぱり料理人の愛情がこもるものは大きなプラスアルファがあると思ってしまう。

(*゜∀゜)=3もう見た目でノックアウト。ざ・らーめんである。単純にいい出来とかそういうことではなく日本人のDNAに刷り込まれたうまそうなラーメン。いいですなあ。スープを飲んでもじわーと旨みを味わってサーっと引く。麺も相変わらずグンバツにうまい。タマゴも相変わらずうまい。今日はちょっと塩ッ気が強いように感じたが些細なブレ程度。今はいろいろな外食があるが、じっくり味わって出されたもので満足であります、という世界観を持つ過不足のない逸品という意味ではこれはまさに逸品というに相応しい。店を出ても心地よい腹八分の満腹感と身体を洗浄したようなすっきりとした後味で帰途もずっと気分が良い。次回は何食べるかねえ。



ふぃー、今年はなんだかキツいことが多いですなあ。

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2 Comments

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Unknown (幸也)
2004-11-30 00:27:36
うーん、あいかわらずラーメン食べてますね(笑)

体調にはぜひ気をつけてください。



それにしても、昨日は裏目裏目でしたね^^;

ってことで、今週はモンローブロンドが勝つ

…難しいか(爆)
Unknown (アシッドレイン)
2004-12-01 19:35:03
ホントだ、先週は食べましたね(笑)

今週は1回くらいかなあ。



裏目のときはとことん裏目ですよ。

まあ仕方ないでしょう。ってことはゲンかつぐ

意味でうまいラーメン食べてから競馬にいきますか?(笑)



因みに今週は◎ライラプスから◎モンローブロンドに

いって、今の時点では◎ジェダイト(爆)

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