K中学シリーズです。僕の母校でのお話です。基本的には実話です(記憶違いやおもしろくするためのほんの少しの脚色はあるかもしれませんが)。
時代としては、僕の年齢から分かるかとも思いますが、2000年代初頭です。
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中1のとき音楽の授業で使っていた《 第2音楽室 》には、超大型のテレビがありました。
オーディオ機器もやたらと豪華でしたしね。
エアコンは付いていなかったけど。夏休みの部活はサウナ状態になって半端なく暑かったです
( 註 : 部活動=吹奏楽 でも同じ部屋を使っていました )
音楽鑑賞の授業の時には、この超大型のテレビが大活躍するわけです。
中学校の音楽の授業での鑑賞曲って、だいたい定番教材が決まっているものなんですが、中1の定番曲の1つに、歌曲『魔王』(作曲:シューベルト,作詞:ゲーテ)があります。
作曲のシューベルトも作詞のゲーテも、結構な有名人ですよね。
大人の教養としては、名前くらいは知っていてもいいかなあって感じで。それで定番化しているのかな。
とりあえず、動画を貼っておくので、とりあえず読者の皆様も『魔王』をご鑑賞ください。
さあ、あの懐かしい伴奏が聞こえてきますよ~(笑)
この『魔王』という曲、とても格調高い曲なんですが、中学生にとっては笑いの種ともなるような要素をいっぱい持っています
※ 参考サイト → 魔王(シューベルト) (Webサイト 合唱でYEAH! さまより)
※ 『魔王』は JOY SOUND ならばカラオケで歌えます ドイツ語ですが(笑) よろしければネタで歌ってみては?w
K中の第2音楽室のテレビは特大なので、歌い手の方の顔が大きく映るといったときの、《 大きく 》の度合いが半端なかったです
それに、僕らの鑑賞したビデオの歌い手さんは、結構大げさに表情を変えていたので、インパクトは凄まじかったですね。
上の参考サイトにもあるとおり、さまざまな笑いの種をはらんだこの曲の1回目の鑑賞授業は、案の定、笑いにつつまれました。
( 註 : ただ、その歌い手さん、30代くらいの方で、結構ダンディな感じだったんですよね~。「あら男前」って。それは覚えてます )
とはいうものの、曲自体は、坊やが父親の目の前で魔王に連れ去られてしまう(命を落としてしまう)という内容ですし、それも嵐の夜に父子が馬に乗って家路を急いでいるという設定で、それなりに不気味な感じというか、まあそういうオーラみたいなのを出しているわけです。
それを念頭に置いたうえで、下を読んでほしいわけです。
蒸し暑い6月中旬、月曜日の3時間目、僕ら1年G組の音楽の授業。
『魔王』の鑑賞もすでに2回目で、授業はそれなりに静かに進んでいました。
例の大型テレビには、ダンディなドイツ人の歌い手さんが映っています。
しかし、突如として、その静寂は破られました。窓からの侵入者によって。
窓から入ってきたのは、 1羽の大きなカラス でした(笑)
第2音楽室の天井付近を、クルクルクルクルと大きく5度くらい旋回し、再び窓から出て行きました。
そして、再び静寂が戻りました。
『魔王』が流れる中、音楽室の中を飛び回る1羽のカラス。
あの曲調と相まって、いまだに忘れられない光景となっています。
ほんと、絶妙のタイミングでカラスが侵入してきたなあと思うのですよ。
ちなみに、この、《 『魔王』鑑賞授業へカラスさん来訪事件 》で一番驚いていたというか怖がっていたのは、音楽の授業をしていたK先生でした。
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時代としては、僕の年齢から分かるかとも思いますが、2000年代初頭です。
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中1のとき音楽の授業で使っていた《 第2音楽室 》には、超大型のテレビがありました。
オーディオ機器もやたらと豪華でしたしね。
エアコンは付いていなかったけど。夏休みの部活はサウナ状態になって半端なく暑かったです
( 註 : 部活動=吹奏楽 でも同じ部屋を使っていました )
音楽鑑賞の授業の時には、この超大型のテレビが大活躍するわけです。
中学校の音楽の授業での鑑賞曲って、だいたい定番教材が決まっているものなんですが、中1の定番曲の1つに、歌曲『魔王』(作曲:シューベルト,作詞:ゲーテ)があります。
作曲のシューベルトも作詞のゲーテも、結構な有名人ですよね。
大人の教養としては、名前くらいは知っていてもいいかなあって感じで。それで定番化しているのかな。
とりあえず、動画を貼っておくので、とりあえず読者の皆様も『魔王』をご鑑賞ください。
さあ、あの懐かしい伴奏が聞こえてきますよ~(笑)
この『魔王』という曲、とても格調高い曲なんですが、中学生にとっては笑いの種ともなるような要素をいっぱい持っています
※ 参考サイト → 魔王(シューベルト) (Webサイト 合唱でYEAH! さまより)
※ 『魔王』は JOY SOUND ならばカラオケで歌えます ドイツ語ですが(笑) よろしければネタで歌ってみては?w
K中の第2音楽室のテレビは特大なので、歌い手の方の顔が大きく映るといったときの、《 大きく 》の度合いが半端なかったです
それに、僕らの鑑賞したビデオの歌い手さんは、結構大げさに表情を変えていたので、インパクトは凄まじかったですね。
上の参考サイトにもあるとおり、さまざまな笑いの種をはらんだこの曲の1回目の鑑賞授業は、案の定、笑いにつつまれました。
( 註 : ただ、その歌い手さん、30代くらいの方で、結構ダンディな感じだったんですよね~。「あら男前」って。それは覚えてます )
とはいうものの、曲自体は、坊やが父親の目の前で魔王に連れ去られてしまう(命を落としてしまう)という内容ですし、それも嵐の夜に父子が馬に乗って家路を急いでいるという設定で、それなりに不気味な感じというか、まあそういうオーラみたいなのを出しているわけです。
それを念頭に置いたうえで、下を読んでほしいわけです。
蒸し暑い6月中旬、月曜日の3時間目、僕ら1年G組の音楽の授業。
『魔王』の鑑賞もすでに2回目で、授業はそれなりに静かに進んでいました。
例の大型テレビには、ダンディなドイツ人の歌い手さんが映っています。
しかし、突如として、その静寂は破られました。窓からの侵入者によって。
窓から入ってきたのは、 1羽の大きなカラス でした(笑)
第2音楽室の天井付近を、クルクルクルクルと大きく5度くらい旋回し、再び窓から出て行きました。
そして、再び静寂が戻りました。
『魔王』が流れる中、音楽室の中を飛び回る1羽のカラス。
あの曲調と相まって、いまだに忘れられない光景となっています。
ほんと、絶妙のタイミングでカラスが侵入してきたなあと思うのですよ。
ちなみに、この、《 『魔王』鑑賞授業へカラスさん来訪事件 》で一番驚いていたというか怖がっていたのは、音楽の授業をしていたK先生でした。
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