Nikkoh の 徒然日記

ゲイ(=男性同性愛者)の Nikkoh が、日々の雑感やまじめなこと、少し性的なことなどを、そこはかとなく書きつくります

僕らのゲイライフプロジェクト 《 出会いから付き合うまでのプロセス 》

2013-10-13 10:22:11 | 僕らのゲイライフプロジェクト(ゲイプロ)
今月も名古屋で毎月1回開催されている、「 僕らのゲイライフプロジェクト 」 へ行ってきました。

今回が10回目の参加でした。ついに2桁へ突入。
参加者は9人だったかな。少なめでした。
前回の7月も少なかったなあ。

ちなみに、第80回だったようです。長く続けてきたのですねー。
こういう場があることは貴重なことだと思うので、今後も続いていくといいですね。

さて、今回は、出会いから付き合うまでのプロセスということで、恋愛の初期のことが取り上げられていました。
僕はそんなに恋愛経験があるわけでもなく、また、ちょっとゲイの中では(いろんな意味で)変わりダネでもあるので(笑)、このテーマで何が話せるんだろうという思いはありました。
結局、わりと好き勝手に話しちゃいましたけど。
僕も少しずつ、自己開示ができるようになってきてるのかな。
司会の方にもご配慮いただけたので、助かりました。
感謝、感謝!
また、いろいろとお話しを聞くことができて、参考にもなりました。

【1】いろいろな出会い方

出会い方にはいろいろありそうですが、メディアを使うものと使わないものに大別できそうですね。

メディアを使う → アプリ,SNS,掲示板,文通,… etc.
メディアを使わない → バー,イベント,友人の紹介,学校や職場,… etc.

学校や職場での出会いって、ノンケ(異性愛者)の場合は多いものなのだろうかねー。
「高校時代からお付き合いしていた恋人と10年の恋愛を経て結婚しました」とか聞くと、僕なんかは、「すごいなー」と、なんだかほんわかした気持ちになるけれど。
ゲイの恋愛が学校や職場で始まるっていうのは、やっぱり少なそうだね。

メディアを使う出会い方の筆頭に「アプリ」(GPS系)を書きましたが、僕はこれについては全くもって知識がありません。
使ったことが無いばかりか、どういうものなのかすらもよく分かっていないんですよね。
あれは、僕のような変わりダネにとっても、使うメリットがあるものなのだろうかねー。
SNSは、Twitter をやっていたり、スパンキングのSNS(男性限定)に入会していたりで、そこでの出会いはいろいろありますね。
どうでもいい話ですが、僕の初デートの相手とは、Twitterで知り合いました。
あとは、ブログであれこれ書いているのも、僕という人間の人となりを知っていただくにはいいのかなあと思っていたりもします。

【2】初めてのリアルで何する?

初めてお会いする場合に何をするのか。
やはり、相手のことを知りたいところなので、会話をしないといけませんよね。

・ 喫茶店でお喋りする
・ ランチや夕食をしながらお喋りする
・ ドライブしながらお喋りする


あとは、2人で同じものを見たり聞いたりする中で、体験と感情を《 共有 》するのもありですね。
もっとも、これは趣味が合わないと、全然楽しめないという結果に終わる可能性もあるわけですが。

・ 映画を見に行く
・ コンサートを聴きに行く
・ 美術館へ行く
・ スポーツの試合(野球やサッカーなど)を観に行く


どうでもいい話ですが、僕の初デートは、野球観戦でした。
このブログの読者の方には、僕がプロ野球大好きなのは周知のことと思いますが、相手の方は全然野球に興味のない方でした。
でも、一緒に観たいということだったので、お連れしたのですよね。
そのときは、公式戦ではなくてオープン戦だったというのもあって、あまり盛り上がらぬままに淡々と終わりました。

個人的には、コンサートでデートというのもしてみたいですね。
僕が行くとしたらクラシックなので、少なくとも、クラシック音楽に興味を持ってくれる人が相手でないとムリですが。

【3】まずは相手の何を知りたい?

「すべてを知りたい!」などということもあるかもわかりませんが、現実的にはそんなことは不可能ですし、1つ1つ明らかになっていくものですよね。

何を知りたいかといえば、やっぱり《 人となり 》とか《 価値観 》が一番に来るような気がします。
一緒にいて、波長が合う人なのか、肌合いが合う人なのかということは、とても大切ですからね。
もちろん、これは、一緒に過ごしていく中で自然と分かっていくことでもあるのですが。

オタク気質の僕としては、相手の持っている趣味・嗜好というのは知ってみたくなるところです。
どんな趣味や嗜好を持っている人で、どんな楽しみ方をしている方なのか。
同じ趣味・嗜好の持ち主でも、ツボは人それぞれ微妙に異なるものですし、楽しみ方は人それぞれです。
例えば、野球好きと一口に言っても、野手好き,投手好き,ベテラン好き,若手好き,審判好き,応援歌好き,ユニ好きなどと、そのツボは実に多様ですし、楽しみ方も、現地観戦メイン,自宅TV観戦メイン,データ閲覧メインなどと様々です。野球選手の写真を撮るのが趣味という方もいます。
また、フィーリング重視の人と、データ等の知識重視の人では、まるっきり違ってくる場合もありますよね。
そして、そういう趣味・嗜好のツボや楽しみ方からは、なんとなくその人の《 人となり 》が見えてくるような気がします。

あとは、もし性愛が絡むお付き合いをするつもりがあるのであれば、僕の場合は、超絶バニラ志向(非性愛気味の傾向があるということ)だったり、フェチ持ち(白ブリとかスパンキングとか)だったりしますので、その辺のことをどこかのタイミングで伝えないといけませんよね。

そして、また、相手がその辺りのことについてどうなのかということも知りたいところではありますね。

【4】告白について

告白は、僕はあえてする / してもらう必要が無いのかなあという考えです。

日常の延長のような、ゆるーい恋愛がしたい人間なので、
自然な流れで、「いつのまにか恋人になっていた」というのが理想的です。

ただ、きちんとけじめをつけるという意味で 告白したい / されたい という気持ちもわかります。
片方は恋人だと思っていたのに、もう片方は友人だと思っていて、といった齟齬が生ずるという問題もありそうですよね。

でも、告白って、するのもされるのも気恥ずかしいですよね。
僕は、超絶バニラ志向なので、自分自身が、いわゆる「タチ」なのか「ウケ」なのかも分からないのですが、推測するに「ウケ」の気質の持ち主だと思っています。
(スパンキングだと、基本的には、「スパンキー」=叩かれる側ですし)
だから(?)、告白するかされるかなら、される方がいいですね。

そのためには、相手を「告白したい」という気持ちにまで誘(いざな)う努力が必要なのでしょうけど。

うん、恋愛って、めんどくさい←

-----------------------------

今回は懇親会は欠席だったので、レポはここまでです。

次回のゲイプロは、11月9日(土)開催。
映画『メゾン・ド・ヒミコ』を題材として行うようです


※ 前回までの分の記事(ゲイプロのレポ)
2012年7月「2人の付き合い方」
2012年9月「映画『あしたのパスタはアルデンテ』を題材に」
2012年10月「友情について」
2012年11月「パートナーとの同棲について」
2012年12月「総まとめ+忘年会」
2013年2月「府中青年の家裁判」
2013年3月「ゲイとストレス」
2013年5月「STD(性感染症)について」
2013年7月「映画『プリシラ』を題材に」


同性愛(ノンアダルト) ブログランキングへ

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« セクシュアリティ勉強会(第... | トップ | 男性のDV被害についての記事 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。