サッシ・エクステリアリフォーム専門! 新田建商の仕事ブログ

自社施工実績魚津No1。新田建商店長が書き綴る、現場のこと、業界アレコレ、仕事への想い・・・。

人の喜ぶ姿を見るのと同じぐらいうれしいこと

2015年06月30日 18時27分27秒 | ドアや窓、引き戸の修理・メンテナンス
富山県魚津市で窓周りのリフォームを専門としている
有限会社新田建商の窓職人 新田健太郎です


仕事先で、
『あれぇ、いいがになったちゃ~、ありがとう』
と言っていただけると大変うれしく感じるということは
ブログで何度も紹介させていただいたことです。


今回、仕事の喜びを感じる新たなシチュエーションに遭遇しました。


それはこんなシチュエーションでした。


ガラスルーバー窓という窓があります。
こんな窓です。



開け閉めは窓に付属のオペレーターハンドルをグルグル回します。
ハンドルがこわれたら開け閉めできなくなるのがこの手の窓の特徴です。


そして今回の現場はオペレーターハンドルがこわれて開け閉めできなくなっていました。
そのうちに住むおじいちゃん(70歳以上?)からのご依頼で修理することになりましたが、今まで見たことがない形のオペレーター。しかもサッシメーカー不明。30年以上前のものだそうです。


これはもしかしたら修理部品がないかもしれないことを伝えると
ちょっと残念そうでした。
こういう時はいつも宿題にさせてもらいます。
会社に戻って早速あの手この手で部品を探します。


そして数日後。
何とかならないか意地で調べた結果同一部品発見。
部品を取り寄せて、先日無事取替え調整完了しました。


修理できた直後、今度はおばあちゃんがそのハンドルを回して
ルーバー窓を開け、ガラスの掃除を始めました。
それを見ていたおじいちゃんが、おばあちゃんにしきりにこう言っていました。


『よかったのぉ!よかったのぉ!ガラスがふけてホントよかったのぉ!』


どうもおばあちゃんはガラスを拭き掃除したかったらしいのですが、
窓が開かなくて掃除がずっとできなかったみたいです。


それを見たおじいちゃんが、ならば!ということで
私たちに声をかけてくださったということでした。


人が喜ぶ姿を見るのもうれしいですが、
自分たちの仕事で喜ぶ人を見て喜ぶ人を見るのも
また同じくとても心にしみる充実感があります。


よかったのぉ!というおじいちゃんに私も
よかったのぉ!って心の中で言って現場を離れました。


ちなみに・・・
取替えしたハンドルはこんな形。



ルーバーのガラスも割れてたので取替え。
タテワイヤ入りだったので、目合わせするため幅だけ現地切り。



ワイヤのラインもこれでピッタリ



一緒に勝手口ドアのドアロックも取替え



写真撮り忘れましたが、あとはドアクローザーも取替え。
気づけば盛りだくさんの現場となりました。


今日も最後までご覧いただきありがとうございますっ!
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