電気錠ユニットの不具合。

富山県魚津市で窓周りのリフォームを専門としている
有限会社新田建商の窓職人　新田健太郎です

数ヶ月前、玄関ドアについている電気錠の動きが悪いから
みてもほしい、というご相談をいただき現地確認に伺いました。

錠のメンテナンスで改善されなかったため
問題は電気錠ユニットだとよみました。


部品を手配し（納期数か月・・・）
先日修理に伺うとお客さまよりこんな一言が…。


『前に見てもらった次の日から調子よく動いてるのよ。
スプレーが効いたのかしらね？？』


これを聞いた途端、
電気錠ユニット以外にも原因はある！と直感しました。


このまま電気錠ユニットを取り替えても、
高いお金を払って取り換えた割にあんまりよくならないわねぇ。
という、お客さまにとっては最悪のパターンになるイメージがわいたので、
電気錠ユニットを取り替える前に、もう一つだけ試すことにしました。


それはケース錠内で、デットボルトの出入りをコントロールしている
バネをフリーにするということです。
これで電気ユニットにかかる負担は相当小さくなります。
案の定、動きはかなり改善されました。


結局、お客様に状況を説明し、一旦様子を見ていただくことに。
高い部品を使わずに修理できたことに、お客様も喜んでくださっているようでした。


いつでるともわからない、高い電気錠ユニットを
自社の在庫にしたくないがために、何食わぬ顔で交換していく業者もいると思いますが、私は絶対にそんなことはしたくありません。


これは、現地状況を100%見抜けなかった自分の責任です。


今度、本当に電気ユニットがダメになるその日まで、
しっかりと在庫品として取り置いておきますね。


今日も最後までご覧いただきありがとうございますっ！
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