50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写
俺の明日はどっちだ
「パリより愛をこめて」 From Paris with Love

ウヒョー、良くも悪しくもリュック・べッソンらしいB級テイスト満載な痛快アクション、バディムーヴィー。
実のところ、悪者となる人間、そして殺される人間もほぼ全員非白人で、クスリが隠されているアジトはやはりこんな感じでしょと中華料理店が登場し、そこではうじゃうじゃと龍頭団みたいな中国人で溢れ、テロリストと言えば当たり前のごとくイスラム系となり、パリにもNYみたいな危ない場所があるんだろいうところには黒人や有色人種が・・・、と言った具合に、とんでもなくレイシズムな香り満ちた映画と言えなくもない。
ただこういった映画の中ではそういった点を目くじらを立てて論じるのではなく、ただひたすらわかりやすい設定の一環として観るのが相応しいんだろうなあ。

まあそれはさておき、ストーリー的にはCIA要員になることを夢見るヘタレ大使館員とさっさと事件を解決するべくアメリカからパリにやってきたやたらと腕っ節の強いCIAエージェントという二人の男によって繰り広げられるドンパチ物語であり、それ以上でもそれ以下でもなく、まさに特筆するものはな~んにもない簡単明瞭具合が素晴らしい(ん?)
とにかくそのかつての香港映画が持っていたようなぐいぐい推し進めるパワーが90分少々と言うコンパクトにまとめられた上映時間とも相まって、何にも考えず見ている分にはストレス解消になること請け合いであります。

そして最近八面六臂の活躍を見せてくれているジョン・トラボルタの嬉々としたアクションシーンもご愛嬌だし、それよりも何よりも一見勢いだけで作っているように見えてその実ちゃんと計算されて演出はお見事。
特にジョン・ウーばりのガンエフェクトが際立つアクションシーン、そしてアウディが疾走するかなりハードなカーアクションなど見応えたっぷり。

必要以上の期待は禁物だけど、ぽけっと観る分には相当に楽しい映画なので、この手の映画が好きな人には大いにオススメであります。
今日の1曲 “ Close to you ” : Matt Monro
この映画の題名はご存知007シリーズの「ロシアより愛をこめて (From Russia with Love) 」から来ているには明らかなんだけど、劇中トラボルタが一緒に歌うこの曲をヒットさせたカーペンターズではなく、その映画「ロシアより~」の主題歌を歌っていたマット・モンローが歌う「クロース・トゥ・ユー」を持ってきたりするところもさすがでありました。
実のところ、悪者となる人間、そして殺される人間もほぼ全員非白人で、クスリが隠されているアジトはやはりこんな感じでしょと中華料理店が登場し、そこではうじゃうじゃと龍頭団みたいな中国人で溢れ、テロリストと言えば当たり前のごとくイスラム系となり、パリにもNYみたいな危ない場所があるんだろいうところには黒人や有色人種が・・・、と言った具合に、とんでもなくレイシズムな香り満ちた映画と言えなくもない。
ただこういった映画の中ではそういった点を目くじらを立てて論じるのではなく、ただひたすらわかりやすい設定の一環として観るのが相応しいんだろうなあ。

まあそれはさておき、ストーリー的にはCIA要員になることを夢見るヘタレ大使館員とさっさと事件を解決するべくアメリカからパリにやってきたやたらと腕っ節の強いCIAエージェントという二人の男によって繰り広げられるドンパチ物語であり、それ以上でもそれ以下でもなく、まさに特筆するものはな~んにもない簡単明瞭具合が素晴らしい(ん?)
とにかくそのかつての香港映画が持っていたようなぐいぐい推し進めるパワーが90分少々と言うコンパクトにまとめられた上映時間とも相まって、何にも考えず見ている分にはストレス解消になること請け合いであります。

そして最近八面六臂の活躍を見せてくれているジョン・トラボルタの嬉々としたアクションシーンもご愛嬌だし、それよりも何よりも一見勢いだけで作っているように見えてその実ちゃんと計算されて演出はお見事。
特にジョン・ウーばりのガンエフェクトが際立つアクションシーン、そしてアウディが疾走するかなりハードなカーアクションなど見応えたっぷり。

必要以上の期待は禁物だけど、ぽけっと観る分には相当に楽しい映画なので、この手の映画が好きな人には大いにオススメであります。
今日の1曲 “ Close to you ” : Matt Monro
この映画の題名はご存知007シリーズの「ロシアより愛をこめて (From Russia with Love) 」から来ているには明らかなんだけど、劇中トラボルタが一緒に歌うこの曲をヒットさせたカーペンターズではなく、その映画「ロシアより~」の主題歌を歌っていたマット・モンローが歌う「クロース・トゥ・ユー」を持ってきたりするところもさすがでありました。
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