借りていた畑を片付ける。これが意外に胸に刺さる。
耕すのは野菜や緑肥たちの根だと考えるから、畝を一回立てたら、それ以降自分では耕さぬようにしてきた。それで、これでもかというくらい白クローバーの種を蒔きに蒔いてきた。観察していると、白クローバーは結構旺盛で他の草を抑制したり、保温・保湿性があったりする。雨の降った後など、結構表土の流出も抑えてくれていた。ただ、根で竹のように広がっていくので、他の種を蒔くとき根まで切って土を表面に出さねばならないという手間がかかる。作業性を落とすが、そんなこんなで白クローバーたちは、他の野菜を助けてくれてきた。間違いなく、虫たちやカエルにもいい隠れ家ともなってきた。この季節、さすがに元気ないが、かわいい愛しいものである。
片付ける、つまり畝を崩さねばならない。もちろん、どの畝もあの愛しい白クローバーがある。それを万能鍬で掘り起こしていく。庵主の勝手な都合で、そこに根を降ろしたにもかかわらず、根を引きちぎられ…。万能鍬を振りおろしていると、根が縦横無尽に張り巡っていて抵抗しているかのよう。さすがに、悲鳴までは聞こえてこないが、親殺し、子殺しと呟いている自分に気付くことがある。
「Mother Land」を探しまわるための足、軽の四駆を手に入れた。ある先達のアドヴァイスに従い、刈払機の安全講習を今月末に受けることにした。農業簿記のことも少しずつ自分の家計をシュミレーションに使いながら勉強している。準備は辛いことばかりじゃない。ここでやれることはやっておこうと。春まで意外と時間が短い。
物騒な表題にした、驚かれませんように。
今日の一枚:神社下の公園から東の空、6時半頃。日の出時刻がついに一分早くなった、6時50分に顔を出す。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます