二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

いい日やった

2017-01-27 18:11:45 | 徒然に想う

二度、三度と枝に、脳天をぶち当てる。凹みそうになるが、凹んでいても何も生まれない。木を、いや気を取り戻して、ナタネ油粕をふる。目論見では、今蒔いて3月にいい感じになる。春芽が出るころに肥効が最大にと・・・。

それにしても今日はいい日だった。「いい」って何とも抽象的だが、沢山の方に支えられてるなと実感できた一日。こんなことがあった。藪のようになっていたヒノキの枝を落としてもらえた。先日から間を見て、レモンを植えるところや風を文旦の木々に当てたくて伐木作業をしてる。半分ほど思惑通りに進められたのだが、かのヒノキ。その枝が高くてよう登らんとちろっと隣のオンチャンにぼやいた。すると、今日朝山に上がると、そのオンチャンのところに八朔の収穫を手伝いに来てたオンチャンが来られて「切ってやるき、ちょっとまっちょれ」。も一つ。「例えば、キュウリ。二本、五本などいろいろな本数を用意して、産市に出せばいいじゃない?」。ポンカンが中途半端に残ってしまったので、無理言って買うてもらうた。その時、貰ったアドバイス。いろいろな本数や個数のものを用意しとけば、買う人が自分の都合に合わせて選べる自由度が増える。その方がありがたいって、の。なるほどねぇ。

どんなに肥料をふろうとも、所詮、自然にはかなわない。長年ほったらかしの温州ミカンの美味しかったこと。それを思えば、ほっときたくなる。でも、ブンタンの木々は今まで沢山のお世話をしてきてもらってる。いきなりゼロにしたら混乱する。それじゃいけない。お世話をゼロにするのでなく、違うやり方にしてみる。どちらがいいかなどというレベルの選択の問題じゃない。ブンタンたちに育てられてる。それは町の人たちに支えられているのと同じ。どう恩返ししていったらいいんだろってこと。今日もありがとう!



今日の一枚:やっとほころんできた山の梅。去年は十日近く前に咲いてた。わからんもんだ。13時頃圃場にて。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿