二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

「上、中、下」以外のこと

2015-04-04 18:00:22 | 徒然に想う

金曜日は寮で花見でした。棟の前に一本桜があるんです。雨の中、テントや渡り廊下の雨よけなど使いながら、BBQ。もちろん、結果は花より団子。シシ肉に、豚のモツ。モツを仕入れる時に合わせて、豚のハツの刺身もゲット。この刺身は美味かった、塩にゴマ油のタレで。野菜はピーマンにナス、これらは自分たちがハウスで整枝したり灌水したりしている物を試食する目的。腹が膨れ、気付くと、かなり花が散ってしまってました。

仁淀の花はどうか、今日も出かけてきました。さすがに雨の日では流れ込む水が土を沢山含んでしまい、あの青さは見れません。ですが! 外気温と水温に差があり川霧が上がり、幻想的な風景が広がります。ボーっと見ていたら沈下橋が、霧の中に消えて行きました。花は散り始め、沢山の人が見に来ていました。花は、比べても仕方ありませんが、先週の方が良かった。

霧雨、です。これから数時間の内に回復するとは思えません。今日の12分の皆既月食は絶望的。遠くで雷まで鳴っている…。こう、湿ってばかりだと、来週も露地での作業が進まないに違いありません。ブロッコリー、キャベツ、レタス類の苗がどんどん大きくなってしまいます。適期をいっししそうです。どうなることやら…。

結局、花の様子は二の次になってしまいました。走りに走り、愛媛県の県境から、川に沿って土佐湾まで到達。歩いていたときに通ったところも何度も通りました。そう、一つの川の雰囲気がどう変わっていくか、気になったんです。でも、明白でした。上流中流域と下流域では全く異なりました。流域に関係なく、相変わらず、その優しさで包んでくれるんですが、何か違う。その何か、それが庵主を引きつけさせるようです。また川の新たなる面を垣間見ることになりました。

 

 

今日の一枚:越知町鎌井田にある浅尾の沈下橋、15時頃。