４つの記号のなせるわざ

あぁいい香り(* ´ ▽ ` *)

今日挽いていただいたコーヒーが
すぐそこに置いてあるのですが
とてもいい香りが漂ってきます。


＊＊＊


先日も書いた
かっこちゃん（山元加津子さん）のお話のなかで
しばしば思い出すお話があります。




あるとき
かっこちゃんが
保健体育の教科書を見ておられた時のこと。
人の遺伝子は
４つの記号が並んで
その人らしさを作っている。
そんなふうなことが書いてあるのを
見つけたそうです。


背が高いかどうか・・とか
お片付けが上手かそうじゃないか・・とか
怒りっぽいか怒りっぽくないか・・とか
４つの記号の並び方で
その人らしさが作られている。
あらかじめ決まっていることで
自分でもどうしようもないことなんだ。

そう思うと・・

４つの記号の並び方で
もともとは本当は怒りっぽい人が
「自分が怒ると
あの人が悲しむから
怒らないようにしよう」
そう思い
穏やかでいることは
もともと穏やかな人が
穏やかでいるよりも
うんとがんばって
そうして居るってことなんだ

って気がつきました。



ということを話されたのでした。




わたしは
初めて聴いたとき
とてもはっとしました。
そして
嬉しくなりました。

どうしてこうなのかなぁ？
っていうわたしの個性たち。
実は４つの記号の並び方で
あらかじめ決められて生まれてきた
自分でもどうにもならないものなのかもしれない。

どうしてできないんだろうっていう
トホホな気持ちも
その個性たちゆえの数々の失敗
涙ぐましい努力
それらを
実体験でうんと知っているから
子どもたちのことも
他の人のことも
おもんぱかるまなざしを
ちょっぴりでも持てることができるかな

あらかじめ決まって生まれた
４つの記号の並び方のなせるわざ
そのことを知っているかいないかで
自分のことも
子どもたちのことも
周りの人のことも
ちょっぴり違うまなざしで
見つめることができるようになったこと
それが嬉しかったです。