福岡で小学1年の男の子が殺害され、母親が逮捕されるという痛ましい事件が起きました。
男の子の母親は、「育児に悩んでいた。自分の病気のこともあり将来を悲観し、子供を殺して自分も死のうと思った。衝動的にやった」などと供述しています。
関係者によると、この男の子は一つのことに集中できなかったり、突然走りだすなど予想できない行動を取ったりすることがあり、通学先の小学校では特別支援学級に在籍。登校をいやがることもあり、
母親は自分の体調不良もあって悩んでいたようです。
本当に辛い痛ましい事件です。
朝起き上がるのも辛い自分の体調不良をかかえ、
一般的な成長をしている子でも手のかかる低学年の時期に
その何倍も手のかかる子の面倒を見なくてはならなかったら…
当たり前のようにみながしている「学校へ子どもを登校させる」というだけのことが難しい状況だったら…
周囲からの冷たい視線や厳しい忠告で心が傷つき続けたら…
子どもの様子を見るたびに将来への不安で心が混乱したら…
殺された子を思うと本当にかわいそうではありますが、
もしこの母親と同じ立場に立てば多くの母親が
一度は「子どもを殺して自分も死んでしまいたい」という思いが頭を
かすめるのかもしれません。
それを押しとどめ、がんばって育てていこうと心を立て直すには、
周囲の手助けや行政の母親の立場に立った支援が
必要なのかもしれません。
私は、このブログをするようになって
軽度発達障害児の発達を支援するために書かれた
さまざまな著書に目を通すようになりました。
その時感じるのは、
「男性の児童精神科医の先生の書かれた本は
とても役に立ち、正確な情報が書かれている。
しかし、母親の気持ちに寄り添うとなると、やはり女性の手によって
書かれた著書が大事な急所をついているのではないか?」
と言うことです。
ジャーナリストであり東京大学先端科学技術研究センター強力研究員他さまざまなご活躍をされている河原ノリエ先生(軽度発達障害を持つお子さんをお持ちです)の
「ややこしい子」とともに生きる
という著書を読むと、日本の軽度発達障害児への支援のあり方が、
いかに母親の心に配慮されていないか、
母親の苦しさやとまどいを無視したものであるか、
がよくわかります。
長くなったので次回に続きます。
web拍手を送る
男の子の母親は、「育児に悩んでいた。自分の病気のこともあり将来を悲観し、子供を殺して自分も死のうと思った。衝動的にやった」などと供述しています。
関係者によると、この男の子は一つのことに集中できなかったり、突然走りだすなど予想できない行動を取ったりすることがあり、通学先の小学校では特別支援学級に在籍。登校をいやがることもあり、
母親は自分の体調不良もあって悩んでいたようです。
本当に辛い痛ましい事件です。
朝起き上がるのも辛い自分の体調不良をかかえ、
一般的な成長をしている子でも手のかかる低学年の時期に
その何倍も手のかかる子の面倒を見なくてはならなかったら…
当たり前のようにみながしている「学校へ子どもを登校させる」というだけのことが難しい状況だったら…
周囲からの冷たい視線や厳しい忠告で心が傷つき続けたら…
子どもの様子を見るたびに将来への不安で心が混乱したら…
殺された子を思うと本当にかわいそうではありますが、
もしこの母親と同じ立場に立てば多くの母親が
一度は「子どもを殺して自分も死んでしまいたい」という思いが頭を
かすめるのかもしれません。
それを押しとどめ、がんばって育てていこうと心を立て直すには、
周囲の手助けや行政の母親の立場に立った支援が
必要なのかもしれません。
私は、このブログをするようになって
軽度発達障害児の発達を支援するために書かれた
さまざまな著書に目を通すようになりました。
その時感じるのは、
「男性の児童精神科医の先生の書かれた本は
とても役に立ち、正確な情報が書かれている。
しかし、母親の気持ちに寄り添うとなると、やはり女性の手によって
書かれた著書が大事な急所をついているのではないか?」
と言うことです。
ジャーナリストであり東京大学先端科学技術研究センター強力研究員他さまざまなご活躍をされている河原ノリエ先生(軽度発達障害を持つお子さんをお持ちです)の
「ややこしい子」とともに生きる
という著書を読むと、日本の軽度発達障害児への支援のあり方が、
いかに母親の心に配慮されていないか、
母親の苦しさやとまどいを無視したものであるか、
がよくわかります。
長くなったので次回に続きます。
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今回の事件。
僕はその子の死を無駄にしないのなら、
発達障害への支援というより
困っている人間をどうにかするシステムは
絶対に必要と考えてます。
今後は介護の悩みなども絡んでくるので。
困っている人への地域間の支援の大切さは
壊さないようにしたいものです。
ただ僕は自分が病気で子供が発達障害でも
母親に対する同情はまったくありません。
私もまだまだ悩みながらの子育てですが、何か横のつながりをもてないかな?って。こんな悲しい事件が起こらないように、何か出来ないかな?って思います。
悲しいですが 仕事を持ち 自分自身を忙しい境遇に持っていくことで 思いつめる気持ちを まぎらすしかない毎日です。。。
このブログの存在は ありがたいといつも思って読んでいます。。。
現実問題からは逃げ出したりは出来ない事ので、焦らないでゆっくりと歩んでいます。。