虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

「地球儀が作りたい」「ドライブコースが作りたい」

2018-04-20 09:32:41 | 工作 ワークショップ

このところ簡単な更新ばかりですいません。算数記事用の写真などもたまっているので、おいおいアップしますね。

最近、教室では、「太陽が作りたい」「宇宙が作りたい」といっ子がけっこういます。

年長のAくんは、「地球が作りたい」と言っていました。

「これくらいの大きさんきゃいやだ」と天球儀を指さして言うので、材料探しにひと苦労。

Aくんといっしょに工作用の材料箱をあさって、カップ麺のどんぶりをふたつ見つけました。

木の葉型に切った紙を貼って球を作りました。

Aくんが上手に大陸を描くのにびっくり。

お母さんの話では、家族旅行で海外に行ったので、飛行機の中で見た地球の映像に興味を抱いたそうです。

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こちらは年長のBくんのドライブコース作り。

長い紙にドライブコースを描いて、端にラップの芯を貼りました。

ティッシュ箱にセットすると、ドライブコースのできあがり。

車は実は最初に太陽を作っていたものを変形させました。

芯を回すと、風景が変わっていきます。

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これまで子供たちを夢中にさせた活動

2018-04-18 14:21:04 | 工作 ワークショップ

 

教室では、子どもたちが興味を持ったものとさまざまな形で触れ合い、発展させるお手伝いをしています。

これまで子どもたちを夢中にしたものと、興味を膨らませるためにした活動の数々を紹介します。

(近いうちに、算数にかかわることで、子どもたちを夢中にしたものと興味を膨らませる活動を整理することにします)

 

<子どもたちを夢中にさせたもの>

 

ピタゴラ装置作り

 教室やユースホステルの部屋全体を使った大がかりなものから

ストローの中をビーズが滑っていくミニサイズのピタゴラ装置まで

さまざまなものを作りました。数えきれないほどしかけのアイデアが

試されています。


影絵劇、映画作り

 ブロックで作るミニシアターから、2mほどのスクリーンを使ったものまで

さまざまな影絵劇や映画を作りました。

 

工場作り ごみ処理場、ベルトコンベアーで移動させる算数の工場、

 

頭脳パズル

 

ハンバーガーショップ作り

ボードゲーム、カードゲーム

エレベーター作り クレーン作り

 

 

忍者

 

戦国武将 お城

 

ドールハウス作り

 

ガチャポン作り

 

 

レジ作り

 アルミホイルを貼ったお菓子の箱にレジのバーコードを読み取る機械をつけると

ピッと鳴ります。

 

 

パソコン作り 携帯電話作り

 

元素カード

海賊船 大型フェリー

 

ポップアップのしかけ

 

かばん作り

 

すごろく作り

 

歴史的建造物

 

深海魚

 

おばけ屋敷作り

宇宙

 

ポケモンゴーのゲーム作り(ブザーが鳴るマッチング式のゲーム作り)

 

わたがし機作り (モーターを使った工作)

 

 

 生きものの生態

電車の世界

 

スライム(動く砂鉄スライム、スーパーボール作り

 

電子工作

 

プログラミング

 

洋服屋さん

 レオナルド・ダウ¨ィンチ

 

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自閉症の子が活動にいいイメージを持てるようにする

2018-04-13 21:47:43 | 自閉症スペクトラム・学習が気がかりな子

虹色教室には自閉症の子たちも通ってくれています。

教室では、自閉症の子たちが、さまざまな活動にいいイメージを抱けるようフォローしています。

写真は2年生になったAくんが、はじめて実験に取り組んでいるところです。

Aくんは小学校に上がるまでほとんど言葉がなかった重い自閉症の男の子です。

多動もひどかったので、ほんの少しの間、ひとつの活動にかかわらせることも難しい子でした。

でも、親御さんたちがていねいに根気よくさまざまな活動に触れさせてきたおかげで、

絵本の読み聞かせ、ブロック作品作り、ボードゲーム、頭脳パズルなど

熱中して取り組めるものがたくさん増えてきました。

最近では、言葉がいっきに増えて、「どうして?」を連発し、さまざまな会話を楽しむようになりました。

 

実験をする前に、『ビーカーくんと放課後の理科室』という絵本を楽しみました。

読みながら、実際に教室にある実験器具で遊んでみて、興味を引き出しました。

絵本を読み終わると、Aくんが、「ビーカーくんのじっけん、これとこれとこれとこれ したいです」と

ビーカーくんが自分の得意な実験をするシーンを指さしました。

そこで、最初に風船の中の氷を取り出して、塩を振って傷をつける実験をしました。

スポイドを使うのを楽しんでいたので、試験管にクエン酸と重曹を入れて、化学反応を起こさせる実験をしました。

泡があふれるたびに、Aくんの笑顔がはじけていました。

Aくんの世界がひとつひとつ広がっていくといいな、と感じます。

 

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大好きなことばかり、ずっと続けてきた♪ (恐竜の解剖図)

2018-04-10 16:03:18 | それぞれの子の個性と才能に寄りそう

(過去記事です)

今日は、半年前に東京に引越していった小学2年生の◆くん、4歳の●くん

兄弟が教室に来てくれました。

お兄ちゃんの◆くんは、3歳の頃から引っ越す前月まで、毎月、虹色教室に来てくれていました。

弟の●くんも、生まれてまもない時期からお兄ちゃんといっしょに教室に来てくれていました。

ですから東京に行っても、ずっと「虹色教室に行きたい」と言い続けてくれていたそう‥‥‥。

 

お父さんの用事のついでに、

教室にも顔を出してくれることになりました。

 

「久しぶりに虹色で何をしたい?」とお母さんにたずねられた◆くんは、

「恐竜の解剖図が作りたい。前になおみ先生と作ったみたいなやつ」と言ったそうです。

 

そういえば2年ほど前、◆くんと図鑑を見ながら解剖図を作ったことがあったのです。

↑の左がかつての解剖図。

当時は◆くんが恐竜の絵を全て描いて、内蔵部分を作る時は、

わたしも少し手伝いました。

が、2年生になった◆くんは、材料だけ用意してあげると、

最初から最後まで

自分で作っていました。

 

 

 

↑◆くんが幼稚園の頃から作り続けている

恐竜の図鑑。

これまで何百枚、何千枚と絵を描いてきているので、

見本も見ずにさらさらと恐竜や世界地図を描いていきます。

◆くんは好きなことをずっと続けるうちに、

恐竜のことだけでなく、世界地図、体の内部の名前や仕組み、歴史、動物の生態など

それはさまざまなことを深く理解しています。

算数もとても得意です。

それに気持ちが優しく遊び上手なので、同年代の子からも、

年上の子や年下の子らからも好かれています。

 

こんな◆くんも、幼稚園時代は、「自分の好きなことはやりたいけど、好きじゃないことはしたくない」

と言い張って、「わがままな子にならないか」「お勉強ぎらいないならないか」

とお母さんをやきもきさせていた時期もありました。

 

◆くんのお母さんは、「大好きなことばかり、ずっと続けさせてきたけれど、それだけでいいんだなって

最近思うようになりました。好きなことを思う存分させることで、

他に何もしなくても何でもよくできるようになっています」

とうれしそうにおっしゃっていました。

↑今日は4歳になった●くんも恐竜の解剖図を作っていました。

下のイラストは●くんが描いた恐竜です。

 

今日のレッスンには、恐竜好きの5歳の男の子も参加してくれました。

 

3人でゲームをしたり、ストローでUFOキャッチャーのおもちゃを作ったりして

遊びました。

算数の学習にも3人とも集中してしっかり取り組むことができました。

 

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作文が一行も書けない想像力に困難を持つ子たちと

2018-04-06 22:00:17 | 国語

「作文が一行も書けないようです」と相談を受けていたもうすぐ2年生になるAくんとBくん。

どちらも想像力が極端に弱い凹凸のある子たちです。

「何を書けばいいのか、さっぱり思いつかない」という話でした。

 

そこで、A5サイズの小さな紙をたっぷり用意。

その日の活動(工作やゲーム)を通して、作文の練習をすることにしました。

作文練習の仕方はこんな具合です。

 

Aくんは、工作をしたがりました。牛乳パックを切ってライオンを作ろうとしています。

わたしは、A5の紙に赤で「したこと」と書きました。

「ここには、したことを書くのよ。今何してる?」とたずねると、

「牛乳パックで、ライオンを作ってる」と言いました。

「Aくん、それなら、したことの紙に、やったことを書いてね」と言うと、

「ぎゅうにゅうのはこで、らいおんをつくりました」と書いていました。

 

そして、Bくんに向かって、「Bくんは、今、何を見てる?」とたずねると、

「Aくんが、工作してるの見た」と答えたので、

別の紙に「見たこと」と赤で書いて、「自分の目で見たことがあったら書いてね」と言いました。

それから別の紙に「聞いたこと」と書きました。

Bくんは、自分の目で見たことを書いてから、「ぼくは工作したくないよ」と言いました。

そこで、別の紙に「思ったこと」と書いて、「ここに思ったことを書いてね。工作したくないって心で思ったら、

ここに書いたらいいよ」というと、いつもいろいろと不満の多いBくんが、

思ったことの紙をいくつも作って、書いていました。

「気持ち 感じたこと」も書きました。

そこで、「りゆう」と書いた紙も作って、「どうして、工作がしたくないの?理由を教えて。

別の遊びがしたいからとか、今日は工作をする気分じゃないからとか、理由はいろいろあるよね」と言うと、

「今日はね、おなかがすいているんだよ。だから、工作をする気分じゃない」と言いました。

「それなら、そう書いてね」と言うと、Bくんは、何枚も何枚も思ったことや理由を書いてから、

「ぼくは、もうこれから作文が簡単になっちゃった」と言いました。

すると、Aくんが、「ぼくBくんの弟のCくんのこと書いてもいいかな?」とたずねました。

「もちろんよ。どんな名前か。どんな子か。どんなことをするのか、書いてね」というと、

「ぼくも弟のこと書きたい」とBくんが言いました。

「真似しだ」とAくんが文句を言い、「ぼくの弟だから」とBくんが怒りました。

その後、AくんとBくんといっしょに「もしも」の作文を書きました。

上の写真は、「もしもタイムマシーンにのってうみのなかにもぐってさめのうえにのったら」と書こうとしている

Aくんの作文です。

 

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