赤ちゃんと上手にコミュニケーションをとる方法 ♪ 1歳１ヶ月☆ちゃんのレッスンから

１歳１ヶ月の☆くんのレッスン中のことです。

木製のたこやきのおもちゃで遊んでいた☆くんが
くるりと振り返って　
ロックンロールプラスというボールを転がすおもちゃの方に
何度も目をやりました。
そういえば１ヶ月前のレッスンで
☆くんとロックンロールプラスで遊んだのです。
そのボールが　重さといい　サイズといい
木のたこやきに似ているのです。

そこでロックンロールプラスの一部を出してきて
たこやきを転がしてみると
とてもうれしそうに笑いながら　しばらく遊んでから
今度は反対側を振り返って
何かを必死で見ています。

視線の先にあったのは…
☆くんが１ヶ月前とても気に入っていた
飾り物の栗のいが！
プラスチックのちくちくした感触が
好きらしいのです。

１ヶ月前に遊んだものをきちんと覚えているようなのです。
赤ちゃんの記憶力には
いつも驚かされます
おまけに　この人は自分の気持ちが伝わりそうだ
と感じると　自分からどんどん働きかけて
こちらから反応を引き出そうとするのですから
赤ちゃんの力はあなどれませんね。

以前遊んだおもちゃをいろいろ取ってもらったあとで
☆くんは　床をパンパンたたきました。
私がまねしてパンパンたたくと
うれしそうに声をあげて　こちらの顔を覗き込みながら
さらにパンパンたたきました。
こうしてちゃんと会話をしているんです

星や四角　三角のプラスチックのパズルを出してくると
☆くんはそれをふたつ手に取って
カチカチ打ち合わせました。
そこで私もカチカチ打ち合わせました。それからそのひとつを
パズルの入れ物に入れました。
すると　☆くんは自分の右手に持っていたのを下に置いて
入れ物の中の新しい形を取って　再びカチカチ打ち合わせたのです。

さらに新しい形を入れ物に入れると
今度もひとつを手放して　新しい形を取ってカチカチ。
これを何度も繰り返すのです。時々左手に持っている方を
下に置いたりして　工夫しています。

☆くんにとって　この遊びは大発見です。
真剣な表情で　私の行動をうかがいながら
自分のためしたいことを決めています。

１歳前後の赤ちゃんは　ただでたらめに遊んでいるようにも
見えるけれど　いろんなことを考え　覚え　試し　働きかけているんですね。
そうした赤ちゃんの思いに　耳を傾けてみませんか？
いっしょにコミュニケーションを取ってみると
とても楽しいですよ。



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