1年生の子たちのグループレッスンで、太めのストローに発泡スチロールの玉を詰めて
卵パック作りをしました。
1ダース入りではなく10個入りパックです。
10個入りのパックを10ケース乗せるトレイ。
子どもたちはみんな10個入りのパックを10ケース乗せるトレイが10枚で、
1000になることは、よく理解していました。
でも、「あと2つで300になる数はいくつでしょう?」という問いには、
「208?」「308?」といった珍解答をする子たちもいました。
そこで、水玉の折り紙の玉を10ずつ囲って、
100のシートを何枚か作って、答えを確認することに……。
こんな時、大人が「こんな風にしなさい」と指示して見本を見せるから、
その通りにする……というだけでは、たとえ手で作業をして目で確認しても
本当の理解に至らないのです。
変なやり方でも失敗してもいいからあれこれやってみて、
自分の理解に役立つように作業をしたり、
数を数えてみたりすることができるように、適度にサポートしながら見守っています。