虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

かけがえのない思い出 (ユースホステルのレッスンに行ってきました♪)

2015-08-19 19:45:21 | 初めてお越しの方

8月に入って2回、ユースホステルのお泊りのレッスンに行ってきました。

どちらもワクワクドキドキするような初めての体験の連続。

1回目のユースでは、団体で泊りに来ていたオーストラリアの方々と親しくなり、

子どもたち一人ひとりに小さいコアラのぬいぐるみとカラフルなペンを

いただきました。帰り際も、握手したりいっしょに写真を撮ったり……。

 

2回目のユースは、お父さんの参加が多かったため、家族で2段ベッドのある

部屋を使っていただき、お母さんと子どもでの参加た子どもだけの参加の場合、

和室で過ごしてもらう予定でした。

でも、いざ部屋割りという段になって、

子どもたちのほとんどが2段ベッドで寝たがり、和室を嫌がりました。

 

そこで、無茶な解決案!

 

親御さんたちの許可を取ってから、子どもたちに「どうしても2段ベッドで寝たい子は、

今日だけどこかの家族の子どもにしてもらうこと。

自分で、今日だけ、このお家の子にしてください、と頼んでみてね」と告げました。

 

すると、

「2段ベッド!」と騒いでいた子はみんな一日養子縁組交渉に励んでいました。

少ししてからそれぞれの部屋を覗きに行くと、子どもたちの適応力にびっくり!

初めて会った子同士でも、本当の兄弟姉妹みたいに親密な仲になっていました。

 

朝食時、こんなことがありました。

写真のような自由に飲み物が選べる機械が使えるようになっているのですが、

遊び半分におかわりしたらいけないので、「それぞれお家の人に

何杯まで飲んでもいいか聞いてから飲みなさいね」と注意をうながしていました。

すると子どもだけでユースに参加していた3年生のAちゃんが、

「先生、わたしはどうすればいい?」とたずねてきました。

「今日はどの家の子だった?」とたずね返すと、「そうだった!」と手を打ち、

目をきらきらさせて満面の笑顔を浮かべながら、

「お父さん~!」と言いながら、その日までのお父さんのところに

許可を求めに行っていました。

 

子どもって高いところが好きですね♪ 押入れでも2段ベッドでも笑いっぱなし。

 

3年生のAちゃんとBちゃんが作った「将来うらない」。

紙コップに入った占いの紙が、機内食でも配っているような雰囲気で配られています。

感心したのは、普段はなかなかの毒舌家でもある現代っ子のふたりが、

どの占いも、引いた人が思わずうれしくてバンザイしたくなるような内容を

綴っていたことです。

 

「これを引いた人は、将来、科学者になってノーベル賞を取るでしょう」

「これを引いた人は、将来、サッカーの日本代表になって、優勝するでしょう」

「これを引いた人は、将来、美人になるでしょう。

男の子ならハンサムになるでしょう」などなど……。

 

↑ 2段ベッドで占いを引いています♪

 

 

水でっぽうを作りました。

 

工作とゲーム三昧。

 

夜空に大きなサイズの飛行機が……。

 

ユースホステルの窓から新幹線をながめられます。

 

 

 

 

 



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