虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

小学校受験問題 らくらくマスターそのわけは?

2007-09-15 08:50:48 | IQ 小学校受験
4歳のTくんが
小学校受験問題にチャレンジしています。

問題の中でも
難問に入る図柄の回転問題。
すんなり理解して 解いていました。
(1問だけ ミスしましたが…。)

この問題を解くには
大人も???となる3点を
マスターしなくてはなりません。

まず 「さいころの数」と「こんな矢印」を見て
図を「さいころの数だけ回転させる」という
作業を頭の中で行わなくては なりません。

斜めの線が多い柄を
正確に読み取らなくてはなりません。

目先のことに だまされず
回転前回転後という変化を
きちんと理解していなくてはなりません。

Tくんの学習は 遊びと工作を中心にすすめているので
こうした形の問いは はじめてのチャレンジです。

でも 何のとまどいもなく
正解を指差していました。

Tくんがの3点を
すんなり理解できたのは
わけがあります。

ちょうど1年前
Tくんの学習計画を
「いろいろなタイプのゲームに親しむ」と決めて
簡単なすごろくに始まって
「おばけすごろく」「ラーメン屋さんのゲーム」「人生ゲーム」などなど
いろいろなゲームのルールに
親しんできたからです。

その中で
「さいころの目」と「移動」の関係を
さまざまなパターンで
学ぶ機会があったんです。

そんなTくん
こっちは難しいかな?と思えた
「植木用裁ちばさみ」「のこぎり」「カッター」などの切る道具と 
「花」「板」「段ボール」といった切られる素材を結ぶ問題。

見たことのない道具があったにもかかわらず
全部クリアーできました
工作の達人
Tくんならでは!!

こうした難しい問題は
先生に教わったり
プリントをこなすだけでは
なかなかできるようになりません。

たっぷり遊ぶこと
手で作る作業に親しむことが
一番の近道です。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ニコ)
2007-09-15 09:40:23
え、え、「すごろく」ゲームに親しむ事で、こんなに難しい問題が解けるようになるんですか??(ていうか、大人の私でもちょっと見わからないですよ~、難しそうですね。。)

>「植木用裁ちばさみ」「のこぎり」「カッター」などの切る道具と 「花」「板」「段ボール」といった切られる素材を結ぶ問題

は、実際に自分で工作などをしてわかっていくのでしょうか?あれ、でも「見たことのない道具」が出てきてるのに正解なんですよね~~。う~~んすごいですね。。感覚でわかるようになるのでしょうか。。
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ニコさんへ (なおみ)
2007-09-15 11:48:34
ゲームによって 「さいころの数だけ単純に進む」のでなく「さいころの目によって指示されたスペースに飛ぶ」ルールや 「さいころの目次第で ラーメン屋さんの順番待ちに加わることができる…」などルールはいろいろなんです。そうした 新しいルールにすんなりなじめるようになると 受験で問われるいろんな「質問」のパターンがすぐに理解できるようになるんです。ゲームは楽しいのが1番なんで 簡単なものを繰り返し楽しむことからスタートするといいです。Tくんは よく 木製のものをはさみで切るようお母さんに言ってごねてたので 思い通りにならない素材があることをよく知っています。また お家ではさみをよく使うので 外で大人が使っている工具もていねいに観察しているんだと思います。ゆっくりのんびり遊ぶ日々は 幼児をとても賢くしてくれます。
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T君すごいね! (なのたんぱぱ)
2007-09-15 12:20:09
T君すごいなぁ~
みたこともない道具の使い方も推測できちゃうんですね!
実体験の素晴らしさと重要性が改めて分かりました。

ぼくもなのたんとすごろくで遊ぶことにします^^
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なのたんぱぱさんへ (なおみ)
2007-09-16 10:38:23
なのたんぱぱさんは きっとなのたんの能力を最大限に伸ばしてあげる教育が出来ると思いますよ。教える側の感性…とても大切なので。
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