小学2年生のAちゃん、小学3年生のBちゃん、Cちゃん、Dちゃんのレッスンの様子です。
Bちゃんが家族で出かけた天の橋立の絵を描いてきてくれました。
国立民族学博物館に行った後で、目て感動したものをイラストにして、
そのイラストをもとに教室で作品を作る、という体験をして以来、
家族でお出かけすると、そこで見たものを絵にしてきてくれます。
そして、教室でそれを立体作品にするのを楽しみにしています。
わたしは教室で、こちらで用意しているすばらしいレッスンを提供するのではなくて、
子どもが自分の中から生まれてきたものを外に表現してみようとする時に
それがまだ形にならないようなあいまいな段階でも、子どもが自分の生み出したものと出会えるように
付き合っていきたい、と思っています。
それがどんなささやかなものでも、子どもにとって自分の思いつきほどすばらしいものはありませんから。
えんぴつ削りが作りたかったAちゃん。
回転する部分を一生懸命作っていました。
こうした作品を見ると、「上手に作れているか」という部分ばかり目がいきがちですが、
それも大事だけど、でも、一番大事なことではないな、と感じています。
Aちゃんは、身近な何かに着目して、独創的な「なぜ?どうして?」を発信する子です。
また、「こういうものが作りたい」と
ひらめいて、実行に移すプロセスで、自分の疑問への答えを探る子です。
そうしたAちゃんにとって一番大事なのは、そうした自分が作りだした世界との付き合い方、関わり方を
影で支えてあげることだと感じています。
Dちゃん作のランドセル
Cちゃんが人形用の綿入り布団を作っていたのですが写真を撮りそびれてしまいました。
(Cちゃんへ。ごめんね。次回はちゃんと写真に撮っておくようにするね。)
算数の時間には、少し難しい割り算の応用問題をいくつか解きました。
算数が苦手と言っていた子も、いつの間にか、しっかりした実力がついてきている
のを感じました。