虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

夏のプログラミング レッスン 1

2016-08-12 09:25:10 | 工作 ワークショップ

夏のプログラミング講座の様子です。

最初にマイクを使って、声でパソコン内の人形と会話を楽しむために

プログラミングをしました。

小2のAくん、Bくん、小4のCくん、の3人。

まず、簡単な『状態遷移図』を作成。

 

Aくんがプログラミングした会話。

 

・こちら「スポーツのこと話そう」

→パソコン内の人形(人工知能)「やきゅうは好きですか?」

 

・こちら「すきです」

→パソコン「なんでですか?」

 

・こちら「きらいです」

→パソコン「そうですか」

 

Aくん、パソコン内の人形とやりとりが成功したのがうれしくて、

次に打ち込みたい会話をどんどん紙に書いていました。

 

Bくんがプログラムした会話。

 

・こちら「ごりらのこと話そう」

→パソコン「ごりらの特徴は、ムキムキ?強い?」

 

・こちら「ムキムキ」→

→パソコン「ごりらのきんにくは10トン」

 

・こちら「強い」→

→パソコン「人間をぶんなぐる」

 

Bくんのプログラムは、うまく作動しなくて、

マイクで話しかけても返事をしませんでした。

そこで、「ムキムキ」ということばを、発音をつけて登録したところ、

うまく作動するようになりました。

 

 

Cくんがプログラムした会話

 

・こちら「サッカーのこと、はなそう」

→パソコン「サッカーはすきですか?」

 

・こちら「すき」→

→パソコン「わたしはみるのがすきです」

 

・こちら「きらい」→

→パソコン「いちどやってみたらどうですか」

 

次はゲームを作るプログラミングにチャレンジ。

プロセッシング(ビジュアルデザインのためのプログラミング言語)を使って、

円を描いで、色をつけたり、動かしたりする方法を学びました。

座標で位置を決めることや、数字で色やサイズを変えることに

みんな興味しんしん。

 

プロセッシングを使ってプログラムをしていく学習は、

午後に来た小学5年生以上の子たちに大人気でした。

高学年以上の子たちは、変数を使うことで、作った図を動かせるところが

一番面白かったようです。