超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

Steins;Gate 第22話「存在了解のメルト」 感想

2011-08-31 10:30:23 | アニメ





う~ん今週は圧巻でした! なのに、長時間メンテナンスでリアルタイム更新が出来なかったというオチが。





始めから選択は不可能・・・といってもそれはあくまでオカリンの視点での話。
正直ここでどっちかを選択するようだったら
その時点で主人公の株は下がってたかもしれない。
でもね、それを選ぶ事の出来る人間もいる。
それは、当事者本人、つまりまゆりか牧瀬さんのどっちか。が、強く望めば
いくらオカリンでも本人の意思を尊重せざるを得ない。
ということはつまり・・・
そういうことでございます。
選んだのは牧瀬さん、それもオカリンの、愛する人の役に立ちたい。
その一心で彼女自身が選んだ結末がそれだった。
これに関してはどうしようもない、それを拒否する権利もないし、拒否出来る程生半可な意志でもない。
オカリンもオカリンで正直躊躇っただろうけど
これは選ばざるをえなかった。
だから選んだ。
その代わりに、オカリン自身も愛する助手に向かって、最後の抱擁を・・・って
ここからイチャラブシーンに突入するのかい!いやいや、確かにそういう流れだったけども!
空気感とは間逆にその甘々なキスシーンの連発に
まず自分の心が砕けそうでした。絶対に良いシーンなんだけど、ついついニヤけてしまうよね。
その後が切ないのにね。

早朝の秋葉原駅で、最後の挨拶を交わす二人。
このシーンもまた何とも言えぬ寂しさを醸し出していて・・・
彼女の最大限の決意をオカリンしか知らない、知りえないって事が
誰も居ない駅前にかこつけて示唆されていたような感覚。
先週も思ったけど情景描写は何気に群を抜いて上手い気がします。
だからこそ別れもまた引き立つ。
別れに更に別れを重ねて、
結局後悔が残ったまま正真正銘のお別れ・・・って先の演出は褒めたけど、これは流石にツラい・・・!
こんなんトラウマものだろ、って思いつつ駆けつけてしまった牧瀬さんの気持ちも分かる。
分かるだけに余計に辛いよ。
しかも牧瀬さんが死んでしまったであろう世界線に戻ったまま、そのまま終わりなんて
まるでバッドエンドか何かみたいだな。
あのまま終わってたら本当の意味での鬱回でした。だってもう二度と無理って事だしね。
でも、そこで終わらないのが視聴者に希望を与える部分です。
なんと鈴羽がその世界線に存在していた!?って訳でまたも超絶的な引きテクニックで来週へ続く。
これは何かしらの希望も望めそう・・・なんですかね。
とにかく観ないと始まらない、って事で次週にも期待大です。




後半からジェットコースターとは言われてましたけど
ここまで加速度的に面白くなるとは予想外でした。なんかもう毎週凄すぎるぞシュタインズゲート。
おまけに今週は助手の最強デレも入って悶えればいいんだか
素直に鬱になればいいんだか。
でも、間違いなく面白かった。

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