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2013年の個人的ベストアルバム

2013-12-31 20:34:44 | 音楽総括



















今年最後の更新です。2013年も当ブログをご愛顧のほどありがとうございました。
最後はアルバムトップ10という事で・・・聴いた絶対数が去年より少なくなってたので、
必然的に去年より数を絞りました
それと楽曲編も絶対数が少ない、という事はかなりアルバム編とミュージシャンが被る事を避けられないので
今年はなしにしました。その分気合を込めて選出したので宜しければ今年の終わりに、どうぞ。























1位(年間ベスト)eureka/きのこ帝国

この一年通してずっとこのアルバムの事が頭にあったような気がしますし
一曲一曲のクオリティの高さ、洗練された哀愁の表現をじっくりと味わえるアルバムでした。
気にしいだったり、昔の嫌な思い出を忘れられずにずっと覚えているような人だったり
そういう痛みや傷が癒えにくい人であれば人であるほど響くような音楽だと思う。

また、この作品は最後の曲が「明日にはすべてが終わるとして」という
物凄くメロウで温か味のある曲で終わるんですが
この曲で終わる、っていうのが何よりの素晴らしいポイントだと個人的には思います
それまで散々ダークでペーソスに満ちた楽曲ばかりだった分最後の最後で優しくなれる塩梅が絶妙。
個人的には日本オルタナロックに於ける新しい名盤の一つかなあ、って勝手に感じてます。
ライブで聴いたら本気で感動したのも良い思い出。




2位zeitgeist/THE NOVEMBERS

音楽には聴き手を勇気付けたり背中を押す効能があると思いますが
このアルバムは直に希望を示すわけでもなく「頑張れ」「負けるな」言うわけでもなく
それとはまた違った方法論で聴き手に檄を飛ばし結果的に背中を押されたような気分になれる、という
若干ストレート過ぎる表現が苦手な人間に対する最大級の「応援」アルバムになっているのが良いですね

勿論本人らに「応援」なんて気はないと思いますが
多分このアルバム全編に満ちている「能動」への強い意志を聴けば、聴き込めば
結果的に背中を押されて、より自由を選択する事に躊躇がなくなる、とても意義のあるアルバムでした。
ある意味聴き手の心の支えの一つになってくれるような、頼もしいアルバムでもあります。





3位youth(青春)/bloodthirsty butchers

今年は私の敬愛する吉村秀樹が亡くなってしまった年でした
個人的にブッチャーズの音楽に別の付加価値が発生するのが嫌で嫌で仕方がなかった
一部の人の中で「伝説」になっていってしまうのがとても寂しく辛かった
だけど、このアルバムを聴けば最後まで「進行形」だったバンドの凄まじさがありありと伝わって来ます。
亡くなった後のアルバム、というフィルターを通すまでもなく純然たる傑作ロック・アルバムですね。
タイトル通り青春の淡い情景がじんわりと伝わってくる趣もたまらないです。






4位未来スコープ/marble

ロック色の強かった前作と比べて再びメジャーデビューの時のようなナチュラルなポップに回帰
その上で小気味良いバンドサウンドの妙は健在と経験も上手く活きていた印象でした
何よりも過去作と比べて凄くオシャレで粋な感じが漂ってくるのが堪らない
出所に比べてより多くの場所へ人へ響いて行ける素養を十二分に感じる渾身のポップ・アルバム
今回もまた堂々たる傑作でした。






5位LIFE IS WONDER/LOST IN TIME

以前のペーソスやメッセージを懸命に叩き付ける感じとは違って
色々と見極め諦めてきたからこそ見える景色や明日への期待を高らかに歌った真に等身大のアルバム
変に励ますでもなく、変に絶望するわけでもなく、後ろ向きなまま前を向いて進む、という
ここ数年のロストのテーマが結実したような豊かな作品ですね
これを聴けば少しは「明日」というものへの意識が変わると思うし、変わって欲しいと思う。

それと「五月の桜」は今年リリースされた中でもトップクラスに好きな曲です。
伝えたいのは理屈や自意識じゃなく、ただ「君が好き」「それが好き」、それだけ。それだけでいい。
迷った時にはよく支えてもらった曲です。個人的には「撥条」も同じくらい大好きですが(笑
こっちはダークさの極みですね。







6位Shout to the Walls!/NICO Touches the Walls

どんなジャンルでもハイクオリティに仕上げる、というのがここ数年のNICOらしさだったと思いますが
このアルバムでは割とダイナミックなロックンロールに振り切れていて聴いててとにかく痛快ですね
バッキバキのサウンドに勢いのあるビートと自然に踊れちゃう力強さが実に素敵です
そんな中で繊細かつオルタナティブロックを追及した「夢1号」という名曲があったり
ルサンチマンを爽やかに吐き出す独白ソング「Mr.ECHO」が印象的に響いたり緩急も勿論健在。
上手い具合にそれまでのNICOらしさとニューモードが混ざり合った理想的な傑作。





7位LOSTAGE AT SHIBUYA CLUB QUATTRO/LOSTAGE

LOSTAGEファンなら一生ものであろう最高のライブがフルでパッケージ化
ただ単に「臨場感が~」「迫力が~」というだけではなく曲によってライブならではのアレンジ
ライブならではのコーラスワーク、観客の熱狂っぷりがダイレクトに反映されてたりと
割とライブ盤はそんなに・・・って人にも薦められる内容になってたと思います
特にバラッド勢と終わり際の狂気すら感じる楽曲群は是非聴いてみて欲しいですね。
個人的には当初これを1位にしようかな?と考えたこともあるくらいにお気に入りのアイテムです。






8位THE WORLD/おとぎ話

おとぎ話のポップでノスタルジックな部分が思いっきり炸裂しているアルバム
青春時代を思い起こさせる楽曲から今の時代に響くべき楽曲までバラエティにも富んでいて、
でも一番良かったのはどの曲もメロディが練り込まれているように感じる「丁寧さ」ですかね
同時にこのアルバムもまた「楽観」以上に「能動」を推しているアルバムでもあって
やっぱりロックバンドには「能動」をしっかり歌って欲しいよな、
なんてこのアルバムを聴いて思ったりもしたのでした。時には天国を蹴飛ばす決断も必要だ。




9位望郷/cinema staff

初期は勢い・若さに任せている部分が多く見られましたが
いつの間にか素直に「良い曲」をポンポン作るポップ・メイカーとしての素質が開花した気がします
楽曲の幅も確実に広がってますしボーカルの歌もまたそれにつられて純粋に上手くなりつつある
今や○○のフォロワーなんて言葉に頼らずとも聴き手を納得させられるバンドに育ったかな、と
新機軸もたくさんあって長年のリスナー的にも楽しかったです。





10位×と○と罰と/RADWIMPS

RADWIMPSも「若さ」がトレードマークだったバンドなんですが
このアルバムでは一つ上の目線を感じられるような楽曲が多くて
それでも今まで通りの不敵さも同時に存在していて・・・と割と理想的な進化を見せたアルバムじゃないかと
「君と僕」の世界観から先の世代を想うような歌までより自由に気負い無く鳴らされている印象
特に「アイアンバイブル」みたいな恋愛ネタでも批評ネタでもない曲が
今のRADWIMPSを象徴してるように思います。壮大かつ聴きやすさもある名盤。





次点Made From Nothing/LEO今井

実験的な要素は高めですが相変わらずの「LEO節」は健在
慣れてくるとその実験的な部分すら楽しめるようになってくるのがまた良かった。
後半のディープな流れは特に聴いていて凄みを感じられますね。ストイックで格好良いアルバムです。












来年は絶対数を増やしつつ、もっと純粋に聴いていきたいですね。
そして旧譜に関しても出来るだけ取り上げていければ・・・なんて思います。
それとシングルに対して無頓着過ぎたのでそこもまた反省ポイント。

それでは、2014年も宜しくお願いします!



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2 コメント

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Unknown (YUMA)
2013-12-31 22:11:56
こんばんは~。
今年もコメントやトラバでお世話になりました。
来年もよろしくお願いします!

>>アルバムトップ10
私のブログとは全く違う結果になりましたね~。
チェックしてない作品が多いので、来年以降の参考にさせていただきます! 自分のは好みが反映されている感じなので(^^;

>>来年は絶対数を増やしつつ、もっと純粋に聴いていきたいですね。
そうですね~。
もっといろんな音楽を聞いていけたらいいですが(^^;

あと、いつも拍手をありがとうございました!
アルバムBEST20の記事にもトラバついでにしていただければ。
どうもです! (西京BOY)
2014-01-01 08:25:41
YUMAさん、コメントありがとうございます。
旧年中も色々とお付き合い頂き感謝です。


そうですね、あんまり被ってないですけど(笑
でもそれもまたお互いの個性なんだと思います
私も聴けてない作品多いので聴きたくなったら迷わず聴こうかな、と。

去年は割といつも好んで聴いてる方々を引き続き追っかけてた印象なので
今年はまた新しい人たちにも目を向けられたらいいかなって思ってます。


今年もお互い頑張って更新していきましょう♪

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