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肉体コミュニケーション/mogg 全作品レビュー

2014-06-22 01:26:34 | 漫画(成年)
mogg「肉体コミュニケーション」読了。
とらのあなで購入するとお風呂ポスターと8ページの小冊子が付いてきます(限定版のみ)。
個人的に心待ちにしていた単行本だったのでどうしても限定版が欲しかった。











いや~思ってた以上に素晴らしい内容でした
最近のmoggさんの武器である「思春期」を中心にそれ以前のリビドー全開モードの作品、
そして背徳感を煽る作品やオーソドックスな作品まで実にバラエティにバランスに富んだ内容で
新人の一冊目としては申し分のない出来栄えに仕上がってるんじゃないですかね
思わずこそばゆくなるような作品から一気にロマンを刺激されるような作品まで魅力全開の作品集ですね
ストーリーものもちゃんと楽しめる上に官能中心の漫画も押さえてある抜け目のなさが実に良いです。

この方の描く女の子は掲載誌である快楽天でも取り分け無添加な方だと思います
誇張が少ないというかあからさまにグラマラスな女の子は「ほぼ」登場しないんですが
その分写実的な良さがあるというか、良い意味で身近な感じがするのが魅力の一つだなあ、と
それでいて肉感的な描写や艶っぽさも忘れてないので益々魅力十分というか
素朴でナチュラルなのに官能的・・・というのが読んでて素晴らしいと感じますね
基本的に無添加であいらしいのにきちっとお世話になれる感覚があるのがお気に入りです
(ちなみに誇張を否定している訳ではないです。むしろそれもそれで必要)。

読んでて気付いたんですが「ほじくる」という言い回しが多いな、と
それはそれで結構ドキドキしますね(笑 というか「いじくる」以上にキますね
モノローグを使って展開される構成等中々独自性があるのも評価ポイントです
そんな珠玉の一冊目を全作品レビューしたいと思います。
既にドハマリ中!











◆サヨナラの少し前

色気のないシャツが逆に艶っぽく感じるのはいいですねえ
こういう写実的なエロスを表現出来るのは素晴らしいと思います
内容も主人公の葛藤がありつつも、でもシンディの健気な気持ちが胸を打つ感じで
きちんとちょい感動要素ありのストーリーものに仕上がってるのがイイですね
あの水着姿は誘惑の一環だったんでしょうねえ(めっちゃ可愛い)。
そしてオチがまた素敵。



◆小麦パンが焼けるまで

小麦って見た目はそこまで美少女然とはしていない
むしろ地味目なんですけど、そういう子を官能的に仕上げるのが上手いねこの方は
いじりながらFするシーンとかナチュラルな艶っぽさ満載で良かったです
外と中の2バージョン用意という構成もまた光ってました
小麦は確かに不思議ちゃんだけど憎めないいじらしい可愛さがあって実に素敵ですね
ちょっと短めのエプロンがまたほんのり官能的でイイですねえ・・・。

でもイジけてる小麦ちゃんも可愛いです(笑



◆いじめてあげる

これはこの作品集の中で一番好きですね
物凄く極まった思春期感に溢れていて読んでてグッと来ます
冒頭の怒濤の小悪魔的エロス展開も実に最高なら(柊理奈ちゃん官能的過ぎる!)
後半のそんな彼女の内に秘めた想いが溢れだす青春パートも同じくらい大好きです
わざといじわるしてたんじゃなくて
自分の事を思い出して欲しかった
忘れないで欲しかった・・・と考えると小悪魔から一気に純情な乙女っぽくなるのが実にイイです
本当は彼の事が好きで好きでたまらないんですよね 冒頭が大はしゃぎだった分涙がとても効果的でした
それにしても肉感的な作画に関しても随分極まった感じがしてこれからがかなり楽しみですよ
最後の理奈ちゃんの表情とポーズがまた凄く爽やかであいらしくて読み終えた後恋がしたくなりますね
個人的に何もかもが好みのヒロインですわ。あっかんべーとか、似合う上に可愛いっていう。

ちなみにmoggに完全にハマったのがこの作品からでした。
それまでも「いいな」とは思ってたけど、この作品でもう一段階化けた感覚があります。



◆Lonely Cat

おじさんの家に居候している姉妹が競って求めあう、という内容
姉の栞がされてる時に妹の香奈が「ムカツク・・・」と思いっきり嫉妬するのが好きですね
ただ単にからかってやろうと思ってたんでしょうけど上手くハマってしまった、という。
お互いいがみあいつつもライバルのような関係でもあるのが素敵(?)です
そして珍しく姉の栞は極端なグラマーキャラ。



◆目隠し★ロック

目隠しは興奮のため・・・かと思いきや
紅潮した顔を見られたくなかっただけなんですね
でも「可愛い」と言われた事でちょっと平気になった、と
これまた愛を感じる作品でしたねえ
普段はロッカーなのにベッドの上では甘え上手、っていうかキャラが変わるのも良かったです

しかし帽子似合うなあ。



◆ネムリヒメ

ラブレター貰った後の姫草さんの反応が可愛すぎますね(笑
オチも超ストレートな純愛模様でこれも凄く最近のmoggさんらしい秀作です
正直かなりニヤニヤしました。
態度だけ見ればすごくぶっきらぼうだけど、中身は本当に素直な良い娘で大好きです。



◆肉体コミュニケーション部

「部」を除いて本のタイトルにされてるのは
「肉体コミュニケーション」という言葉がピッタリだったからなんでしょうね
実際ピッタリだと思います。肉体を通した愛情の確認。

で、今作は本当に単純な行為にのみ焦点を絞ったリビドーしかないような作品です
最近の作品のような深みがない分目的が一つに定まっててこれはこれでバランス的にアリ
しかしまあこの先輩もちょっと小悪魔的でグッと来ますねえ。



◆危ないおんぶ

これはこの作品集の中で2番目に好きです
少女とおじさんという組み合わせですけど、少女の木之下さんが無邪気におじさんを好いてて
その不用意な発言がおじさんのタガを外して勘違いさせ情事に踏み込ませてしまう・・・という
実に独創的な内容になってますが段々おじさんの行為に疑問を感じて喧嘩しながら情事を行いつつも
でも最終的には感じてる風~という背徳感が素晴らしいと思います

また体操の衣装がやたらエロい上におしりとか肉感的な部分の作画が冴えてて凄く覚醒した感があります
木之下さんの可愛さも尋常ではなく子供っぽいのに身体つきはいやらしいというギャップにドキドキしますね

セリフ選びのセンスの良さも通常以上に決まってて
「ほじっちゃ・・・やだぁ!! 」とか 
「全身準備できてる・・・やらしい子だ!」とか
「体はそうは言ってないだろっ!!」とか
「うれションして!」とか、とにかく冴えまくってます
うれションって言葉はこの漫画で初めて聴きましたね(笑)。
木之下さんは顔と言動は幼いのにおしりも胸も局部も何もかもが官能的過ぎます!
おもらしのシーンもあるしではっきり言って「傑作」としか言いようのない完璧な出来栄えですね
行為のシーンもおじさんのテクニシャンっぷりが要所要所で発揮されててスムーズにお世話になれます
でもなんかこの二人の関係にニヤニヤ出来る節もあったりしてその辺は流石mogg流って感じです
日本に生まれて良かったです(笑顔)。
最高の作品。



◆トイレ☆パーティ

この作品集の中で最淫力を放つ作品ですね
早い話本当にリビドーだけの内容でトイレで乱交してるだけです
しかもそれが凄い官能的な見せ方で男根で遊んだり精子で的当てゲームをしたりと
とんでもなく破廉恥な内容になっているのがけしからん、ではなくもっとやれ、と(笑
際限なくヌキヌキしたりクリオナしたりもう快楽主義ド真ん中でこれはこれで振り切れた作品ですね
単体で観ても素晴らしい上に良い具合にバランスメーカーとしても機能してるのが尚良い。
揃って色々やってるのが益々興奮を煽ってくれてます。これも超好き。



◆はみコス

昔の作品なので局部の描き方、胸の描き方が今と比べると凄くシンプルです
これはこれでポップでパロディもあって中々悪くないですね
進化の度合いをはかる意味でも必要な作品。



◆溜まり妻

moggさんに人妻もののイメージはないですねえ・・・
かなりの実験作で過渡期の作品という印象
でもこの奥さん普通に可愛くもある(笑



◆Sの小部屋

快楽天初期の作品ではこれが一番好き
露出狂対自慰魔人って感じで順当に興奮出来ます
こういう「いけないこと」をやる楽しさってアプローチも収録されてるのがまたこの本の良い部分です
最終的には二人とも露出狂になっちゃう顛末含めて今作らしさを貫けてて良かった

しかしこの頃から「ほじる」って表現使ってたんですね。すげえ。
そして下着見られて興奮するシーンはマジモンっぽくて好きだ(笑)。



◆僕のリカちゃん先生

作中で「チ○ポ」って言葉が何回出てるか数えたら31回ありました
ここまでその言葉を連呼しまくる漫画も早々あるまい
更にここでもまた「ほじる」って言葉を使ってます
moggさんのオリジネーションをつくづく感じざるを得ない作品でした
しかしちびっこメガネ先生って結構良いですね 年齢的には全然上だけど。

名セリフ「あ・・・あたまの中・・・チ○ポになってる・・・」 
でも別に男根狂いではなく一応純愛です。



☆その他描き下ろし

カバーの折り返しに2点カラーイラスト
巻頭にカラーイラスト2枚、
表紙と裏表紙も勿論描き下ろしでカバー裏には全キャラの描き下ろしイラストが載ってます
どのヒロインも大好きなのでこれは嬉しかったなあ カバー裏でも木之下さんはもらしてます(笑

とらのあなの特典漫画は「サヨナラの少し後」、
「サヨナラの少し前」の続編で、まあ基本的にはやっぱりラブラブ模様中心です
ちゃんと有言実行してくれたんだなあ、と思うと感慨深いですね。
ファンならお風呂ポスターと一緒に出来れば是非。

















総じて、思春期と背徳とリビドーが上手い具合に混ぜ合わさった渾身の単行本に仕上がってます
ストーリーものもリビドーものも両方味わいたいような人におススメかも
ちなみにLOに載った作品は未収録なので注意。
個人的には「いじめてあげる」「危ないおんぶ」推しですね。
長く付き合える一冊です。




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