tenkla「ヨメイロちょいす」4巻読了。
さあ、また人には超絶薦めにくいこの漫画の季節がやってまいりました。
というか何気に楽しみにしている自分がアレですな(笑)。
でも、好きなものは好きなんだもの、って事で。
結構ね、意外と素直に良い感じのエピソード、っていうかシーンなんかもあったりして
そこら辺のサジ加減は、3巻で復活したまま保ってるという印象。
特に芽吹主役の話は毎回何かイイ!
具体的にどこかどうこう、って話じゃなく、何かいいな~って思う感じ。
具体的にどうこう云々はきっかけがアレなのもあるけれど(笑)。
でもまあ、基本バカに徹するのがこの漫画だと思うんで
読み手も頭空っぽにして潔く読みましょ、って事で。
と、いいつつ前述のようなシーンにも反応しつつ、ね。それがあって、って気もするから。
ブログでは全話レビューで参ります。
褒めておいてなんですが、表現に於いて自分は寛容である!って人だけが読めばいい、とは思います。
だって明らかにマニア向けだもの(笑)。
■第21話 「疾風怒濤!恐怖の金髪!」
第4の嫁候補襲来!
今度は花凛たちとは違って、ちょっと特殊な感じのお方。
退魔師って肩書きですが
自身が魔、って感じもしなくもない。
恒例ですが、一方的にサクに取って掛かろうとする訳です。
それを阻止する元来の嫁候補たち。
けど、このローゼマリーという人、いちいちやってる事が変すぎますね。
というか超うさんくさい。
何故わざわざ脱がす!?と思いつつも
そこにツッコミ入れたら負けなんでしょう。
んで、3巻のあの子が娘だった!って事で結果的になのかは分かりませんが一応複線だったのかな?
って事で意外と計画性も感じたり?
泣き顔が可愛いのう。
あと・・・メンは、正直言ってナシでしょう(笑)。とかいいつつ笑っちゃったけどさあ。悔しいっ。
■第22話 「とろとろショコラでトレビアン」
花凛、チョコ化!
・・・チョコ化?もはや何でもアリだな、と思いつつ
この漫画らしい、といえばこの漫画らしい、か。
しかし、いやはや、これは何と書けばいいのか、
しっかり書いたら相当アレなブログになってしまう(笑)。
取り合えず強引だけどオチは笑いました。
後は、もう兎に角下品で俗的!
いつものこと?
いつものことなのになんでこんなにうわ、って思うんでしょ。これもtenklaマジックなのか。
■第23話 「夫婦ごっこにするつもり?」
紅蘭とサクが夫婦になりきる話。
まず、納豆のアレが非常に気持ち悪い(笑)。
そして紅蘭の母親は、またもフリーダムな感じで
この世界の親はこんなんばっか、なのかと。なんというか、その場のテンションだけというか。
オチもある意味酷いな(笑)。
や、めでたいのか?これ。
この回、やたらサクのサービス顔?があるんだけど、誰向けなんだろう。
■第24話「あなたのお子さんを抱きしめてあげて下さい」
セルリァ構いすぎで、他の娘の認識が薄くなる、という話。
なんですけど、実際はもぇぎだけが主に、って感じの流れで
この子何気に冷遇されてね?、って話でもあったり。
冒頭の話でも一人だけ「バカ」って書かれてたり・・・不人気なのか?
個人的には娘の中じゃ一番好きなんだけれども。
キモい、って言われたり本当散々だなあ。
そんな中、ツンデレっぽい?部分を見せたのは良しとすべき、なのか。
ところでセルリァだけ、非常に丁重に扱われている気がする(特にお色気シーン)のは
作者補正ですか?
こういうキャラがいた方が面白い、とは思うけど。
ローゼさんは何気に良キャラなので、たまにはこうやって出番求む。
■第25話 「睡眠学習にご用心!」
「私にとって失敗した一日でも みんなは頑張って生きた一日なんだから」
まさか土居・・もといtenklaの作品でこんなセリフ読めるなんて。
これだけである程度感動したぞ。
この回は前半はいつも通りのアレだったけど
後半の展開はサクが格好良かったり
しんみりとしたムードになったりして、いつもとの違いを感じれてとても良かった。
というか芽吹のエピソードは基本良いものが多いなあ。
この巻で一番好きな話です。
ギャグも正直笑った。空気読まない茂部さん最高。
■第26話 「南の島でハメハメハ」
展開がめちゃくちゃ強引だ(笑)。
まあ・・・ギャグ漫画と考えればアリ、なのか?
面白いからいいか。
それにしてもオチの適当さが凄い!
後は、花凛の母親は本当に頭ヤられちゃってるんじゃないだろうか?
絶対にアニメには出せないタイプのお人だ・・・。
というかそもそもこの作品自体が、か。
個人的におっ、って思ったのは未来の花凛の姿。
思ったよりここから成長するんだなあ。
ということは芽吹も・・・?
彼女は彼女でまんまかもしれないけど。でも見てみたいな。
獣と化したサク、
こっちのが格好良いかも(笑)。
意外性が多々あって、これもかなり好きな話だね。
■第27話 キャット人生てやんでえ
みんなが猫化!
何故か作画がいつもよりキレイな気もする。気のせい?
割とベタな題材かな、とは思いつつも
一つ一つの描写が賑やかで楽しく
「また出版禁止スレスレじゃないの!」ってぶっちゃけも聞けて思ったより満足(笑)。
にしても本当オマージュに関しては遠慮なく仕掛けてくるね。
この自由度の高さが勿論魅力だと思うんだけど。
みんな本当に好き放題!
ひぃろのミルク発言は正直笑った。意表突かれた感じで。オチも何気に秀逸、かも?
書いてて気づいたんですけど
これ細かく拾っていくと
本当にブログ自体、酷いものになってしまうな(笑)。
危ないコミックスだのう。
でも、こういうはっちゃけた表現も自分は好きで
やっぱりトコトンまでやっている
迷いの感じられなさ、が読んでて気持ち良い部分ではあります。
加えて、ギャグも相変わらずの威力を保っていて
それどころか上昇してるんじゃない、って思える部分もあって
その意味では更なる進化(?)を感じられて、読み薦めるのがとても楽しかったです。
特に、何度か言ってますけど、芽吹の話は本当シンプルに面白くて良いです。
何度も読み返しちゃうくらい。
っていうか芽吹、って可愛い。改めて。