超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

ヨメイロちょいす 4巻/tenkla 全話レビュー

2010-08-20 22:03:24 | 漫画(新作)



tenkla「ヨメイロちょいす」4巻読了。


さあ、また人には超絶薦めにくいこの漫画の季節がやってまいりました。
というか何気に楽しみにしている自分がアレですな(笑)。
でも、好きなものは好きなんだもの、って事で。
結構ね、意外と素直に良い感じのエピソード、っていうかシーンなんかもあったりして
そこら辺のサジ加減は、3巻で復活したまま保ってるという印象。
特に芽吹主役の話は毎回何かイイ!
具体的にどこかどうこう、って話じゃなく、何かいいな~って思う感じ。
具体的にどうこう云々はきっかけがアレなのもあるけれど(笑)。
でもまあ、基本バカに徹するのがこの漫画だと思うんで
読み手も頭空っぽにして潔く読みましょ、って事で。

と、いいつつ前述のようなシーンにも反応しつつ、ね。それがあって、って気もするから。


ブログでは全話レビューで参ります。
褒めておいてなんですが、表現に於いて自分は寛容である!って人だけが読めばいい、とは思います。
だって明らかにマニア向けだもの(笑)。




■第21話 「疾風怒濤!恐怖の金髪!」

第4の嫁候補襲来!
今度は花凛たちとは違って、ちょっと特殊な感じのお方。
退魔師って肩書きですが
自身が魔、って感じもしなくもない。
恒例ですが、一方的にサクに取って掛かろうとする訳です。
それを阻止する元来の嫁候補たち。

けど、このローゼマリーという人、いちいちやってる事が変すぎますね。
というか超うさんくさい。
何故わざわざ脱がす!?と思いつつも
そこにツッコミ入れたら負けなんでしょう。
んで、3巻のあの子が娘だった!って事で結果的になのかは分かりませんが一応複線だったのかな?
って事で意外と計画性も感じたり?
泣き顔が可愛いのう。

あと・・・メンは、正直言ってナシでしょう(笑)。とかいいつつ笑っちゃったけどさあ。悔しいっ。


■第22話 「とろとろショコラでトレビアン」

花凛、チョコ化!
・・・チョコ化?もはや何でもアリだな、と思いつつ
この漫画らしい、といえばこの漫画らしい、か。

しかし、いやはや、これは何と書けばいいのか、
しっかり書いたら相当アレなブログになってしまう(笑)。
取り合えず強引だけどオチは笑いました。
後は、もう兎に角下品で俗的!
いつものこと?
いつものことなのになんでこんなにうわ、って思うんでしょ。これもtenklaマジックなのか。


■第23話 「夫婦ごっこにするつもり?」

紅蘭とサクが夫婦になりきる話。
まず、納豆のアレが非常に気持ち悪い(笑)。
そして紅蘭の母親は、またもフリーダムな感じで
この世界の親はこんなんばっか、なのかと。なんというか、その場のテンションだけというか。
オチもある意味酷いな(笑)。
や、めでたいのか?これ。

この回、やたらサクのサービス顔?があるんだけど、誰向けなんだろう。



■第24話「あなたのお子さんを抱きしめてあげて下さい」

セルリァ構いすぎで、他の娘の認識が薄くなる、という話。
なんですけど、実際はもぇぎだけが主に、って感じの流れで
この子何気に冷遇されてね?、って話でもあったり。
冒頭の話でも一人だけ「バカ」って書かれてたり・・・不人気なのか?
個人的には娘の中じゃ一番好きなんだけれども。
キモい、って言われたり本当散々だなあ。
そんな中、ツンデレっぽい?部分を見せたのは良しとすべき、なのか。

ところでセルリァだけ、非常に丁重に扱われている気がする(特にお色気シーン)のは
作者補正ですか?
こういうキャラがいた方が面白い、とは思うけど。
ローゼさんは何気に良キャラなので、たまにはこうやって出番求む。



■第25話 「睡眠学習にご用心!」

「私にとって失敗した一日でも みんなは頑張って生きた一日なんだから」


まさか土居・・もといtenklaの作品でこんなセリフ読めるなんて。
これだけである程度感動したぞ。
この回は前半はいつも通りのアレだったけど
後半の展開はサクが格好良かったり
しんみりとしたムードになったりして、いつもとの違いを感じれてとても良かった。
というか芽吹のエピソードは基本良いものが多いなあ。
 この巻で一番好きな話です。
ギャグも正直笑った。空気読まない茂部さん最高。



■第26話 「南の島でハメハメハ」

展開がめちゃくちゃ強引だ(笑)。
まあ・・・ギャグ漫画と考えればアリ、なのか?
面白いからいいか。
それにしてもオチの適当さが凄い!
後は、花凛の母親は本当に頭ヤられちゃってるんじゃないだろうか?
絶対にアニメには出せないタイプのお人だ・・・。
というかそもそもこの作品自体が、か。

個人的におっ、って思ったのは未来の花凛の姿。
思ったよりここから成長するんだなあ。
ということは芽吹も・・・?
彼女は彼女でまんまかもしれないけど。でも見てみたいな。
獣と化したサク、
こっちのが格好良いかも(笑)。
意外性が多々あって、これもかなり好きな話だね。



■第27話 キャット人生てやんでえ

みんなが猫化!
何故か作画がいつもよりキレイな気もする。気のせい?

割とベタな題材かな、とは思いつつも
一つ一つの描写が賑やかで楽しく
「また出版禁止スレスレじゃないの!」ってぶっちゃけも聞けて思ったより満足(笑)。
にしても本当オマージュに関しては遠慮なく仕掛けてくるね。
この自由度の高さが勿論魅力だと思うんだけど。
みんな本当に好き放題!
ひぃろのミルク発言は正直笑った。意表突かれた感じで。オチも何気に秀逸、かも?




書いてて気づいたんですけど
これ細かく拾っていくと
本当にブログ自体、酷いものになってしまうな(笑)。
危ないコミックスだのう。
でも、こういうはっちゃけた表現も自分は好きで
やっぱりトコトンまでやっている
迷いの感じられなさ、が読んでて気持ち良い部分ではあります。
加えて、ギャグも相変わらずの威力を保っていて
それどころか上昇してるんじゃない、って思える部分もあって
その意味では更なる進化(?)を感じられて、読み薦めるのがとても楽しかったです。
 
特に、何度か言ってますけど、芽吹の話は本当シンプルに面白くて良いです。
何度も読み返しちゃうくらい。
っていうか芽吹、って可愛い。改めて。



ストライクウィッチーズ2 第7話「モゾモゾするの」 感想

2010-08-20 03:10:00 | アニメ


ペリーヌケツ丸出し。 今週のスト魔女の感想。



ある意味めでたい回ではあったんですけど・・・
めでたい、とも言えないような(笑)。
恒例のおバカ回、ではありつつも
今回は今回でまた違った面白さだったような。
まあ、端的に言って、超面白かった!って事ですね。




みんなが寝ているところから。
その前にサーニャの股間がUPで何事!?、とは思いましたけど。
早朝からルッキーニが虫採り。
なんかこう・・・いかにも子供っぽくて可愛いなあ。
声の出し方がいいよね。むしー!って感じの。よく伝わらんか(笑)。

そんな虫たちの中に、一匹だけやたら怪しいヤツが混在。
こいつが今回の話の中心になります。


話は変わって、新しいお風呂が完成した、と。
坂本さんは大して興味が無いみたい?でしたが
他の面々は興味津々。
でも、その前に特訓で汗を流せ、と。嫌々ながらも走らされる面々。
 一方で、ミーナはミーナで上との色々や書類云々で疲れているらしく
私も入りたいわ、と。
それで、あと1機追撃したら200機達成らしく、それに関しての思いも強いらしい。
それがまさか、あんな・・・。

シャーリーが機械をいじってる最中に、前述の虫のせいで停電?現象。
それとは関係なしに
ようやくお風呂に入れた面々。
ま・・・恒例の体いじりはありつつ(笑)。
エイラさん、何気におっさんですな。
ルッキーニはいつもの事だけど。おいしいシーン頂きました。

風呂から上がった時に、何かがおかしいぞ、と。
異変はリーネちゃんから。
ズボンを履いたら、モゾモゾするの!と苦しげ、いや恥ずかしげな様子。
正体は、
またしても前述の虫だった。
どうやらズボン(ってかパンツ)の中に入る習性があるみたい?
エイラやペリーヌの中にも入って
いっきにわいせつモードに。ペリーヌは坂本さんにその様子を見られてちょっと可哀相だな。
ってか2期に入ってからこんな役回りばかり・・・(笑)。


虫騒動は続く。
バルクホルンのズボンの中にも入っちゃって、でも誇り高い彼女は必死に我慢
けど、ハルトマンがズボンずらして
お尻をパチン!
結局逃げられて、バルクホルンのお尻には手の跡が・・・叩かれ損(笑)。

その後、その虫には停電させる力もあると発覚
それを聞いて駆けつけるシャーリー。
丁寧に虫についての考察を述べるも、一番肝心な疑問、なぜズボン(パンツ)の中に入るのか?については-

「それは知りません」
「あ、そうですか」

このやりとり、なんだかシュールで笑ってしまった(笑)。


また、芳佳のにも入って悲鳴上げたり
サーニャのお尻の中に入った?とエイラが推測して、彼女のズボンを下ろしたら
その時にサーニャ目覚めてゲンコツ食らったり(笑)。
あれっすか
引き続きエイラ×サーニャ強化ですか。
これ間違いなくエイラが男側だよな、って今週もつくづく。

そんな彼女の功績もあって?
その虫は、虫ではなくネウロイだ!って事が判明。
電気を吸い取った後に、本体が巨大化、って描写もあったので
電気を食って成長する、って感じですかね。
単なる迷惑虫じゃなく
ネウロイって判明した後はみんな、より真剣に対応!
・・・でも流石にバルクホルンとハルトマンのアレは、正直なんといいますか。
ごちそうさま、って言いたいけど
微妙に言えないです(笑)。

この回では大体一人一回か、又は無かったんですが(入る事が)
ペリーヌだけは何故か2回も出番が・・・
しかも、電気系のネウロイ、って事で
シャーリーとルッキーニがホースの水で応戦
ペリーヌ半ケツ状態のままふっとばされて、かつ仕留められずに放置される。
・・・先週といい今週といい散々な扱いだなあ(笑)。
2期はずっとこんな扱いなの?
や、思いっきり笑ったけどサ。

一向に破壊できずに居る、小型虫タイプのネウロイ。
みんなのあそこをモゾモゾさせ、
基地を停電にしまくったきゃつの末路は一体-

と、思ってたら
止めを刺したのは、なんとミーナ。
止めを刺したというか、なんというか。
彼女のズボンにも虫が入って、それをみんなの前でズリ下ろされて
キャッ、って思いっきりズボン上げた瞬間にプチっ、と。
いやはや、これは酷い(笑)。
だってこれで200機達成な訳でしょ?
それ考えるとある意味罰ゲームだよな。

まあでも・・・結果的にはめでたし、めでたし、なのかな。
みんな今週はお疲れ様だったね。
勲章も恥ずかしい(笑)。




割と1期に対するオマージュが多いなあ、って思ってたんですけど
今週はそれの最たるものでした。
単体で見ても面白いと思うんですけど
多分この2期は1期を踏まえてみた方が全然面白い。
 で、今回の騒動は、1期とは違って完全にルッキーニのせい、だったのかな?
まあ、ある意味おびき寄せた、とも言えるかもしれないけど。
何か今週はルッキーニに関しても、可愛さを強く感じましたね。
カブトムシとかが好きって、それ何気に可愛さポイントかも(笑)。
バランス的にこういう回もあるよ、って事で。


次週、またシリアス回っぽいですね。そろそろ核心を突く展開、複線も出てくるだろうか?
もう次で8話だもんね。
期待します。