超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

NICO Touches the Walls@横浜BLITZ 10.6.12

2010-06-13 22:05:23 | ライブレポ


という訳で昨日の夜はNICO Touches the Walls TOUR2010 ミチナキミチに参加してきました。
武道館レポートでも触れましたが
今までワンマンライブをやったことのない土地のみを回る、というツアーですね。
最終日は私の出身地でもある横浜でした。
 昼に新宿でライブを観た後に、急いでそこから横浜に移動してみなとみらい線で新高島駅へ。
昼のライブ終わりが4時半で、開場が5時半という1時間しか移動時間がなかったんですけど
それでも普通に間に合ってしまったのが素晴らしいですね。
やはり横浜に来ると無条件に子供の時の事を思い出してしまいます。


今回、そこそこ番号が良かったので、安定して観られる位置を早めに確保
最前でもみくちゃにされるのも選べたと言えば選べたんですけど
3日間連続でライブ参加してたので、そんな体力もなく。
 とはいえ、最初の方あんまり空調効いてなくて、蒸し風呂みたいな状態になっていた為
きっちりと体力は削られましたが(笑)。
んでも怒涛のロックンロール週間の締めとしては、非常にふさわしいライブだったと思います。
更に貫禄ついた?
NICOのメンバーと演奏。


一曲目は「芽」で堂々のスタート。
そこから「N極とN極」で勢いをつけ、光村の「ヨコハマー!!」という叫びで会場の熱気も加速します。
それは、次の「B.C.G」で更に顕著に。
落ち着いて観られる位置、とはいえ周りの観客のテンションは凄まじくヒートアップしていて
後ろから人が突っ込んできたりと非常にハイパー、
メンバーの演奏も、激しいんだけど、どこか余裕みたいなものも感じられてそれもまた格好良かったです。

「横浜の人は、ミディアムも好きですか?」
ってことで「夏の雪」。この曲ライブで初めて聴いた。
「シャラルララ~」ってフレーズが印象的で、今でも耳に残ってますね。
そこから「Broken Youth」で一気にカッとばし
対馬くんがえらいニコニコ顔で叩いてたのがやたら気になりました。その他のメンバーも非常に楽しそう。


「横浜は、一回企画ライブをやる予定だったんですけど、その時坂倉が入院しちゃってて」
「だから今日の坂倉はめっちゃ気合が入ってます!」
ベースを鳴らしまくる坂倉くん
「あっ、もうその辺でいいから 笑」

っていう光村龍哉のMCもありつつ、ここからじっくり聴かせるモードへ突入
4人だけで演奏された「かけら」、初めて聴きましたがこれはこれで重厚感があって良いですね。
次の「エトランジェ」もそうですけど、スクリーンの演出と上手くハマっていてその意味でも最高でした。
「エトランジェ」はNICOのバラードの中でも一番ってくらい好きだから
個人的に演奏してくれて嬉しかった。毎回やって欲しいくらい。
古村くんのギターも相当極まってましたね。

その流れのまま、新曲「YOU」。
これが凄いポップな曲だったんですけど、その分メロディーの良さがクリアに伝わってくる感じで
私的にはえらい良かったですね。
「ダメな男のブールス~」って感じの歌詞が印象に残りました。哀愁的というか。


ここからちょっとだけアッパーモード、
「錆びてきた」でしんみりした会場のムードを少しだけ温めて
そのまま「武家諸法度」で再び以前のような熱気まで戻します。
そんなところでこのツアー恒例という、ノープランのMCコーナーへ。

「横浜は・・・意外と近いんでそんなに話すこともないんだよなあ~」
まあ新宿から1時間足らずで行けますからね(笑)。
千葉からも直通の電車通ってるし。
「・・・中華街?そういえばこのツアーで3大中華街制覇したんですよ」
って流れからメンバーに向けての質問コーナーへ。
古村くんは、3大中華街は?って訊かれて「横浜、長崎、山形」って言ってました。
って今回のツアー山形ねえじゃん。
ってメンバーからも突っ込まれてたし!
 他は、3大映画祭は?って質問に対馬くんが「カンヌと・・・」ってずっと熟考してたら
光村「じゃあ今思いつくの言ってみ?」
対馬「いや、さっきからアイヌって単語が頭から離れなくて」って言ってたりしたんですが
光村「実は俺も出てこねぇんだよ」
光村「カンヌと、べネチアと・・・後もう一つなんだったっけ?」
お客さん「ベルリンー!」
光村「あっ、そうだった、ベルリンだったわ」
ってやりとりが今思い出せるところですかね。というか途中から横浜関係ねえ(笑)。

ランドマークタワーの名前を出したところで本格的にグダグダになるムード、
それに気付いたのか持ち直してニュー・シングルの話題に移行するメンバー
「タイトル曲発表の前に、もう少しロックやっていいですか?」とコールし
そのまま再びロック・モードに移行。
うーん、誤魔化されましたが、何気に臨機応変な対応(笑)。


そんなノープランなMCを払拭するかのように
どんどん濃度を増していく会場の雰囲気
「バニーガールとダニーボーイ」では恒例のレスポンスも挟んで
見事なロック・スターっぷりを発揮してました。
「THE BUNGY」では途中光村vs古村のギター対決があったのが個人的にツボでしたね。
多分、この曲の最中だったと思いますが・・・ちょっとうろ覚え(汗)。
 新曲「サドンデスゲーム」も披露、何気に定番だったらしいですね。
この曲は、アレンジが非常にロックンロール的で
ライブで聴いた限りだとNICOの硬派な一面が目立っているような曲でした。
んで、後々にこの曲がシングルで切られることも判明、
久々にこの系統の曲がシングル、って事で何気に楽しみですね。


ツアーがすごく楽しかったって事と、
またこのツアーの続編をやりたいって事
また横浜に帰ってきたいって事を告げて、
「Aurora」のフルバージョンと、「ホログラム」を演奏して本遍終了。
「ホログラム」終わりって、何気に新鮮だなー、とか思いつつ。
実に良いライブだったと思います。

しかしまだまだライブは終わらない、アンコールも敢行です!
「ダイバー」っていうシリアス目の新曲を披露した後
「GANIMATA GIRL」で一気に祝祭ムード、
でも締めは「トマト」でどっしりと、圧巻のラストって感じで
音源よりも長く長く演奏してたのが印象的で、そのバンドグルーヴの高まりっぷりも素晴らしかった。
今までの「トマト」の中でも随一の出来だったかと。
 2時間半のライブだったんですけど、実際はそれ以上の時間に感じたくらい濃厚なライブだったと私は思いました。
それでいて、どことなく貫禄みたいなものを全編を通して感じたのも印象的でした。
 また一回り大きくなった、みたいな。
って言うとちょっと偉そうなんですけど。
でも、勢いだけじゃないぜ、って部分をいっぱい感じれたのは収穫だったと思います。
これからのリリース等が更に楽しみになった感もありつつ。


それで、秋には旧渋谷公会堂でワンマンライブ、って事で。
今年はえらい精力的に動いてますね。
話題にこと欠かないというか。これもまた行ければ行きたいと思ってます。コンセプト的なものになるらしいし。



最後にセットリスト
1.芽
2.N極とN極
3.B.C.G
4.夏の雪
5.Broken Youth
6.かけら
7.エトランジェ
8.YOU(新曲)
9.錆びてきた
10.武家諸法度
11.風人
12.バニーガールとダニーボーイ
13.THE BUNGY
14.サドンデスゲーム(新曲)
15.そのTAXI、160km/h
16.Aurora
17.ホログラム
encore
18.ダイバー(新曲)
19.GANIMATA GIRL
20.トマト



こうして昨日のある意味ハードなスケジュールは無事に遂行する事が出来ました。
一日2回はやっぱキつかったけど、
誠意のあるライブはやっぱり観てて気持ちが良い。
元ハマっ子としても、数ヶ月ぶりに横浜の空気を感じれて気分良かったです。

という訳で、これで怒涛のライブ週間も終わりですね。
毎度の如く、最後まで読んでくれた方本当にありがとう。




marble@新宿タワーレコードF7イベントスペース 10.6.12

2010-06-13 02:15:23 | ライブレポ



今日は昼と夜、2回ライブを観てきました。
昼はmarbleの新宿タワレコインストア、
夜はNICO Touches the Wallsの横浜公演です。

という訳でまず昼のライブから。


気がつけば、今年に入ってから10回以上行ってるような気がする新宿。
それも、ほぼインストアかその為のCD購入が目的で。
何気に、marbleの二人だけじゃなくて個人的にもお世話になってるレコード店になっていました。
コーナーも充実してるしね。
ガルデモとか気合入れすぎだと思う。でも、そこが好き。



セトリ
1.新しい世界
2.私だけの道~無限story2~
3.水玉の空
4.幸せは星の上
5.さくらさくら咲く~あの日君を待つ 空と同じで~

一応、初披露だったのは「私だけの道」のみ、ですね。
んで、これがえらい良かったんですよ。
音源よりも更に柔らかくなってる感じで。より牧歌的になったといいますか。
ぶっちゃけ、他に盛り上がる曲結構入ってるのに敢えてコレ、ってのが逆に最高です。
渋い。
個人的に一番聴き心地良かったかも。

「水玉の空」は打ち込み形式で演奏、ですがギターの音がバリンバリン響いていて
その意味じゃロック的な気持ち良さもあって、それもまた面白かったです。
アレンジの妙というか。

「幸せは星の上」は、歌も良かったんですが何より間奏のギターの音色が、
とにかくジーン・・・と来る音色になっていてそれが私的に堪らなかった。
この曲だけじゃないんですが
この日を以って当分はインストアも最後、って事でいつも以上に丁寧に奏でられていた気がする。
で、それがより色濃く出てたのがこの間奏のパートだったんじゃないかと。
時間帯も時間帯だったので、それも含めて非常に浸れるアクトだったと思います。

最後は、鉄板の「さくらさくら咲く~」で盛り上がって締め
菊池さんも立ってギターを弾き、何となくツアーでの光景を彷彿とさせる演奏だったんじゃないかな、と。
特に大阪。

ちなみに一曲目の「新しい世界」は、元々しっとりバージョン、手拍子なしでやるつもりだったんですけど
miccoさんがそれを普通に忘れてて、普通に手拍子ありのバージョンになってました。
それもまた面白いですね(笑)。ある意味。
でも、個人的に一曲目という事を考えると、それもまた良かったんじゃないかと思います。
歌もいつも以上にじっくり歌われてる感じで、大変に至福でありました。
 こんだけ充実した5曲も、そうそうないですよね。


MCも色々話してたんですけど
まずは新担当になってから1ヶ月くらい?経ったまーくんこと松本君が
真っ当にいじられキャラとして成長してたのに笑いました。
GRANRODEOのTシャツを彼が着てたので、その上から紙テープを貼って更にmarbleって書いて
無理矢理marbleTシャツにされてたのには思わず吹いてしまった。
ていうかヤンキーの発想・・・(笑)。

もう一つ、大きく笑ったのが
「このアルバムの中で好きな曲は?」って質問に
お客さんがこぞって「me*you~」って答えていたこと。
や、気持ちは分かるけども!(笑)。
ちょっとは自重しましょうよ。
最後はmiccoさん自らそう言うように仕向けてたし。ヤケクソ?(笑)
「私この後泣いちゃいますよ!?」って発言には大いにウケました。
 それを受けて菊池さん「じゃあ次はmiccoが校長先生に向けたラブソングを歌えばいい」
miccoさん「チョーチョーチョーLOVEとか? 笑」ってMCにも何気に笑わせてもらいました。

ちなみに、個人的に選ぶとしたら「happy♪eating♪fight!!」ですね。電車の中でずっとリピートしてました。



この後、直ぐに横浜に移動しなくてはいけなかったので
サイン会の後、長居する暇もなくさっさと新宿を後に
でも個人的には退場する時に拍手したかったなあ・・・。いつもはやってたので。
お礼の気持ちも込めて。
なので、サイン貰う時にいつもより深々とおじぎをしました。
心なしか、本遍でも記述してるようにいつもより丁寧、じっくりとやってる印象だったので
聴き手のこっちもじっくりとお礼。
こうやってサインを貰うのも、これで4回目。
でも全然慣れるという事はなく、普通に毎回緊張しますね。
何か逆に至れり尽くせりで申し訳なかったり(笑)。
 本当に4回もこんな素敵なイベントを開いてくれてmarble側も新宿タワレコ側も本当に感謝です。
それぞれの公演に、それぞれの思い出がありますね。
そして、受ける印象も微妙に違ってた。
内2回はツアー中のインストアだったんで、良い息抜きにもなってたのではないかな。
 とにかく、本当にお疲れ様&ありがとうございました、って今は言いたいですね。
で、また機会があったらインストアやって欲しいです。
正直お昼にmarbleって凄い合うと思うので。
単純に気持ち良くもあるし。


ちなみに10階には「Angel Beats!」の絵コンテが展示されてました。
ゆりっぺのポップやガルデモのコーナーの充実、原作者のサインとそっち関係でも中々楽しませてくれますね。

そして、この後は横浜でNICOのライブ参加。こちらもまた素晴らしい公演でした。
こっちは明日UPする予定です。
という訳で、今回のレポートはこの辺で。〆。