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虹色の花

ヘミシンク日記始めます。
ヘミシンクの感想、ガイドとの交流を書いてます。

このブログは・・・。

基本的にヘミシンクを聴いた感想を書いています。ゲートウェイ6巻セットは2011年1月に購入しました。初心者なため、妄想全開な内容の記事等あるかもしれませんが、記録の為に一応書いてます。

その後

2023-10-24 22:45:00 | 日記
たみえさんが亡くなってから3週間が過ぎた。

お葬式に供花も送ったし、その後にご自宅にも、カサブランカの造花でお供用の品物があったので、どちらももりっと母さんにどれがいいか相談してご迷惑にならないようなものを考えて、送らせてもらった。

たみえさんとは今までお会いした事なかったのだけれど、娘さんから、LINEのメッセージと、遺影と一緒にカサブランカの造花が飾られた写真を頂いて。
その時にはじめて、たみえさんの顔をちゃんと見た。

13年も友達で、一度も顔見た事がないてのも変なのかな…笑

でも、たみえさんの顔は、不思議なくらい知ってる感覚で。初めて見た感じじゃなかった。

実は何度かチラ見せ笑みたいな感じで、すごいボケた写真を見た事があったからかもしれない。w 

それが、私の中ですごく現実味を帯びて。

ああ、やっぱりたみえさん、亡くなっちゃったんだね。

と、実は2度目のショックを受けた。

私の中できっと、その時に、しっかりとした区切りがついたのだと思います。

とはいえ、まだまだ心は揺れて、寂しい気持ちになる事は多々あります。
しゃーねーよ。そんなに人間できてないもーん。

そして、まあ相変わらず、王女とアルバートはラブラブっぽいのが継続中。


そして、それら全てが影響しているのか、何なのかはわからんけれど。

突然のオーダーの依頼が2件立て続けに入り。

あとイベントも、もりっと母さんやる気なので12月か、または来年にはできそうな感じです。

たみえさん亡くなって、正直な話、ガチで精神的なダウンが激し過ぎて、イベントもオーダーもなかったら、制作全くしなくなってただろうな。て思ったりもしてた。

でもその反面、妙なことにここ数週間があまりも辛くて。その辛さを紛らわせようとするかのように、制作することしか考えてなかったりもしていて。(現実逃避みたいなもん)

自分でもなにそれ?と訳がわからない状態でいた。ただひたすら、作ることに打ち込みたい。そんな感覚だけが強くて。
でも身体と心ははまだ、ついていかない。

こんな状態でも
作れるんだろうか?

そう思ってたぐらいだったのに、
やっぱり、少しずつ落ち着いてきたのを見計らって作ってしまう。

イベント作品でまずリハビリ感覚で少しずつペースを調整しつつ。

オーダーの最初の品を今日作れた。

これは、ある意味プレゼントとというか。
特殊な作品で、本番はあと2つほどあるんだけれど。

今日作った作品が、明らかにイベント作品とは違って、作り方が明確にわかって…この感覚も久しぶりで。すごく嬉しかった。

イベント作品と、オーダーの作品は、やっぱり感覚が違うな〜。

と改めて思った。






newお花ちゃん

2023-10-12 00:06:00 | 日記
前回の日記で、newお花ちゃんの

new

ってなんだろう?
これからnewになるんだろうか?

とブログで問いかけして終えたところ。

ガイドから…もとい。
びっくりするような方向から、答えがきました←

まあ詳しく書くのは控えますが、お友達といいますか。ここ数年仲良くさせてもらってる方とのメールのやり取りの中で。

冥王星

というキーワードがたまたま、出ましてね。
今、冥王星は今年の3月から、水瓶座に移行中だそうです。

私はね、ぜんっっぜん、そんな事興味なかったんですけどね。

実はブログには書いてないけど。

ここ数日、ff14のエメトセルクのフィルターがガイドとしてイメージで出てくるわけです。
やーもう私はエメトセルクとにかく大好きになっちゃってww
敵ながら大好き!まじで!!
ここ数年のRPGでもかなり好きな敵キャラ!!
と熱を上げておりましたが。

なんか、ガイドとしてふわっとイメージで現れましてね。ほんで、まあ何か意味があるんかなと思ってテキトーに会話してたんですけど。

あれ?そういえばエメトセルクの本名は
ハーデス。
冥界の王。
冥王…。

あれ?
そういえばここ1ヶ月ほど、旦那もFF14の同じシナリオにたどり着き、ハーデスが出る戦闘シーンのムービーを完コピして私に何度も披露していた。

あれ???
そういえば思い返せば、他にもハーデスっていうのがあれやこれや…。

そして、今回のお友達からのメールの

冥王星の時期の事。


まてよ!!???

インスタで、たみえさん。
今年の3月に冥王星の絵、描いてたよな。
しかも、冥王星の水瓶座移動についても、書いてたよな!!!!

と見返してみたら。

ちょうど、今年の3月に冥王星の事について書いてまして。
まあ内容は端折りますが。
今まで冥王星は15年山羊座にいて、その移動の時期などには色々と大変なことや変化も多くありましたという←(めちゃくちゃざっくり)

そして。
私の誕生日は4月13日という。


ちょうど、冥王星水瓶座移動が起こったばかりの時期だったんですよね。


それをね、私はインスタ普段滅多に見てなかったので。めちゃくちゃスルーしてた訳で。

まっったく気づかず。

本当にここ数日、インスタを見返していて気づいたんですね。

えっ??冥王星って15年も滞在してたの?

みたいな。

え?しかも今年それが移動してたの??

みたいな。

えっ?じゃあ…3月に冥王星移動してる上に、しかも冥王星移動の時は変容を促される事もたみえさんは過去に経験があったってことは。

たみえさんが言ったnewてのは、

冥王星が山羊座から、
水瓶座に突入した

NEW 

てことなの???( ゚д゚)

バチっとパズルのピースがハマる。

たみえさんの意図はもう、尋ねる事はできないけれど。
この解釈は、かなり近いんじゃないだろうか。

3月に冥王星水瓶座に移動が始まり。
そしてこれから21年間。
新しく、そして長い。
変容と変革が起こる。


その出来事を私が乗り越え、前に進んでいけるために。

それを見越して、たみえさんが私に描いてくれた絵だったんじゃないの?


冥王星は、破壊と再生を司る。

皮肉な事に、私にとっての冥王星のテーマ。
乗り越えるべきものが。
たみえさんが亡くなるという、1番想像もできない喪失感を伴うものだったとは。
想像すらできなかったけれど。

それがなければ、多分このNEWの意味を探したりはしなかっただろう。。

というより、探さなかったかもしれない。気付けなかったかもしれない。
たみえさんも、言わなかったかもしれない。自分で見つけてほしいって思うタイプだから。

パズルのピースがパチっとはまって。

ああ。。。それでも
私が全く気づかなかったから。

エメトセルクがガイドとして出てきたんだ。。。きっと、ガイドか天使か、私に気づいて欲しかったのだ。

ああ、あの絵は私にとっては

魔法使いの魔法の虹と。

そして、これからの冥王星水瓶座の新しい時代を、自身の変容と変革を。
乗り越えていくこと。
それを後押しする絵だったのだ。

NEWお花ちゃん

そういう意味だったの?
今頃になって気づいてごめん。

今度こそちゃんと本当の意味で
この絵を受け取れたのかな?










ボクも変わらなければならない

2023-10-08 16:20:00 | 日記
魔法使いの物語。

10年も前に最初に出てきた私の中のこの物語は、本当かどうかは置いておいて。自分の過去生が感じた感情を物語にするのならこんな感じ。
という、変えられない過去を描いた物語でした。

そして今回のマルチバースの物語は。
途中から過去改変が始まり。
物語の結末は、全く違う形になりました。

外側の出来事は何一つ変えられなかったけれど、唯一。アルバートの行動と思いだけは変える事ができた。

この物語は、本当に過去生を改変したのではなく。
ありえたかもしれない、べつの世界線を見せてくれたようなものだと思います。

何故なら、最初からマルチバースの改変された物語に行く為には、最初の物語を通る必要があったからです。

その上で、アルバートがこの人生で幸せを感じる為には、あの時に何が必要だったのか。

それをイメージして感情が動くほどにその物語を体感することで、私の中のアルバートというカケラのような、
ブロックになっていた存在が、理解し、癒され、解放されたんじゃないかと…は思ってます。

ボクも、変わらなければならない。

これは、最初に魔法使いの物語を描いた後に、
ガイドの魔法使いが言った言葉だったと思うのだけど。

この意味は、こういう事なのかなと。

ボクが、ではなく。ボクも。

それは、私とアルバート。
両方が、変わる必要があったという事。

10年をかけて、私は、
アルバートが納得するであろう結末に導いて。その心に寄り添って、彼が幸せになるにはどうしたら良かったのかを。
それを10年の私の生き方で問われていたようなものだったのでしょう。

だから、10年前の私には、過去生の物語を書くことはできても、彼を本当の意味で救える答えは出せなかった。
でも、10年前は今の旦那とも遠距離恋愛で、色々苦しんでましたから、アルバートか人生に共感するものは、めちゃくちゃあった訳です。

魔法使いの物語は、そういう意味では。

こうはなるなよ。

という、戒めのような物語でもあり。
これからを示唆する物語でもあったんでしょう。

私の中の、大きなテーマだった。

アルバートを幸せにするということは。
自分を、幸せにするということ。

9月30日の夜だったか。
29日だったか。
その2日は、何故か眠れない日でした。

その眠れない中で、私が愛情を感じるのは、私に関心を向けてくれてるか否かによるなぁと気づいた夜があったんですね。
このあたりの細かい気づきは、また後日書くかもしれないけれど。

その関心が、私にとっての愛情を感じるバロメーターのひとつならば。

周りの人達から、私に向けてくれる関心が足りないなぁ思う事が多い、と私が感じるということは。
私には誰かに関心を向ける才能(厳密には得意とかそういう意味で)があるという事で。

それを愛情と思って、私は周りに関心を向けるように常にしていた訳だけれど。
驚くほどに、周りは実は、それほど関心がないんだね。と思う事が多くて。

それでも、ずっと私は関心を向けていたのだけれど。
違うんじゃね?と。
周りに向けた関心と同じくらい。
自分にちゃんと向けてるか?

と思ったら、周りへの関心の方が圧倒的に多かったわ。と気がついて。
よしこれからはめっちゃ自分に関心を持ってやるぜ(つまり自分で自分を満たしてあげるって意味で)
え思ったばかりでした。


そして、ありがたい事に。
旦那や、旦那の両親、たみえさんや、SNSで交流してくれている人は。
あ、私にちゃんと関心を向けてくれてたんだ。ていうエピソードがちゃんとある事にも気づいたんですね。

だから、側にいる事しか、愛情を示せない訳じゃないって事も気づいていたから、魔法使いの物語を改変できたのかなと思います。

例えばだけど、王女と2人で駆け落ちして逃げおおせたたしても、それで共に暮らして果たして幸せだったのだろうかと。

離れていても。2度と会えなかったとしても。お互いちゃんと幸せを祈れる関係で、気持ちを向けていれたならば。
関心を向けていられたのなら。

そんな気づきもあったのかなと。

そして。

たみえさんから今年の誕生日に貰った絵は二つありました。
ひとつは、牡羊座とくまえるの絵。
そしてもうひとつは、
newお花ちゃんという絵。

たみえさんは絵についての細かい説明はいつもしません。だから受け手が解釈してこその絵なのかもしれません。

その絵を見て、今年は何故か、泣きそうになったことを覚えています。
何故なら,たみえさんにはこれは言わなかったけれど。

魔法使いが、王女の墓前に供えた
魔法の虹の絵にも、見えていたからです。

オーロラのような。
柔らかい彩雲のような。
虹を束ねた花束のようで。

遠くの世界から届いた魔法のように。


だから、改変された物語に浮かぶ虹は。
たった一つの空にかかる虹にしました。

ああ、後悔がもしあるとするなら。
これをたみえさんにせめて。
報告したかったな。
という気持ちも湧くけれど。

でも、たみえさんはやっぱり、細かく色々と言う人ではないとおもうから。

お花ちゃんがそう感じるのだとしたら。
その感情だけはいつも、本物だと思ってる。

昔に、過去生の受け取り方についてそう教えてくれた、その言葉が浮かぶわけで。
そういう感じに言ってくれたかもしれませんし、ただ聞いてくれたのかもしれません。

そして、誕生日にたみえさんからふたつの絵が届く事って、ほぼ無かったと記憶しているので。

newお花ちゃんの絵は、来年の私の誕生日用の絵だったのかもしれないな。
なんて…都合よく考えちゃうね。

newお花ちゃんの、何がnewになるか。
これから、わかるんだろうと思います。





マルチバースの世界線

2023-10-07 13:54:00 | 日記

30分くらいだったろうか。
アルバートと共に。
マルチバースの違う世界線の
あの物語が生成されていった。

変えられるのは、アルバートの行動と気持ちだけ。

王女の死も、戦争も。
何一つ、アルバートの力では止めることができない中で。
それでも、彼が幸せになる為にはどうしたら良かったのか。

どうすれば、彼を幸せにできたのか。
自然と浮かんでくるイメージと物語も
終わり。

私も泣いていた。

もう一度、最初にいたアルバートの店へと2人で戻ってくる。

かけらの後悔を宿した彼は、最初はしょぼくれていたのだが。
今はなんだか光り輝いていて。
パァーッと、その姿や印象が変わり。
今の魔法使いととても姿が近くなった。

最初にリトリーバルした時に、殆ど、癒しは終わってるものだと思っていた。
でもずっと理解できなかった、アルバートの後悔の気持ち。

私も10年お店をやってみて。
たみえさんと出会ってさよならをするこれまでの経験で、ようやく理解することができたのかな。

最初の頃ならばイメージはできても。やっぱり実感はできなかったし、何度物語を書き直しても。王女とのハッピーエンドにはならなかったろう。

王女の側にいること、この焦がれた気持ちをどうにかする事や、罪悪感。切なさ。自分ばかり見ていて苦しんでいたアルバートが。

マルチバースの物語では、
愛しているから。
そう伝えられたからこそ、
自分はこう行動する。

そういう風に変わっていたのは、私も不思議だった。

その時
カランコロンと音が鳴って。

王女が現れた。

アルバートは、王女を見るなり。
ぎゅっと抱きしめて。

愛しています。

前のしょぼくれた感じじゃなく。
少し自信たっぷりに、まるで、少女漫画か?てなくらいに、芝居がかっていて。

それを聞いた王女は、

今まで見たことがないくらいに。
顔を真っ赤にして、めちゃくちゃ照れていた。
いやまじ私のイメージでも、ずっと威厳のある姿しか見たことなかったのに。
え、珍しくない?この展開。



アルバートっ!?
あなたそんな事、言う人じゃなかったのに…。(照)

ええ。ですから、これからは。
お望みとあらば飽きるくらいに、
言わせてもらいますよ。

貴女の魔法使いですから。

耳元で囁くような優しい声で。
王女をぎゅっと抱きしめた後に、
ふわっとお姫様抱っこをする。
顔が近い。顔が。

なんだか、王女はアルバートの変わりようにずっとずっと、可愛いくらいに照れている。もじもじしてる。
あれ、こんな乙女さんだったの?笑


アルバートはそのまま。
私の方にチラッと視線を向けて笑った。

ありがとう。

と一言だけ。

そして。

王女を抱きしめてお姫様抱っこをしたまま。

全て吹っ切れたように。
全てを理解したように。

アルバートは、そのままお店を出て行った。

まあ多分ラブラブしているんだろうし。
なんか遠くの随分と前に作った(?)あの城?で結婚式でも挙げているのかもしれない。
なんだか、胸がただただ、熱かった。


ガイドの魔法使いが、ふわっと現れて。

ようやく、繋がったろう?

と、私に向かって言った。

自信満々の魔法使いが、なぜ、私のガイドとして現れたのか。
アルバートと、魔法使いはなぜ、別々でありながら同じ存在なのか。

FF14の漆黒編に、全てのヒントがあった。

まあネタバレなのでわかる人にしかわからないと思うけれど。

水晶公みたいなもんか。
彼の人生は一度、主人公を助ける為に未来から過去へ飛び。流れを変えて、第一世界で一度肉体は終わり。

しかし原初世界で再び。
自分の記憶を全て所持して、原初世界の魂と肉体が融合し、蘇った。

水晶公は、未来から過去へ。
そして、改変された現在から
世界を飛び越え。
全て記憶を所持したまま。
新しく選択された
未来を生きようとする存在。


そして、FF14のアルバートは

その魂ごと、ピンチの主人公に自分の思いと存在を託して統合するのだ。


そう。だからいずれ。
君の中で、欠片として別だったあのアルバートとキミは、ゆっくりとこれから統合されていくだろう。

あれはキミとアルバートとの、共通の課題であり、魂の繋がりだったのさ。

ボクは今まで通り、ガイドとして側にいるけどね。

キミは、この長い間も。
誰にも強制される事なく。

これからも自ら、

作り続けることを
愛することを
選んだのだから。


うん。まーでも、それでも誰にも求めてくれなくなったら辞めるかもー?
承認欲求とも違って、だって、なんだかそれが1番孤独で、寂しい気がしたんだ。

そうだね。

もし、キミが誰にも求められず作らなくなる事があるのなら。その時は、また違った新しい世界が開けていくことだろうさ。
心配しなくていい。

ただ、この愛する気持ちを、
忘れないで。


胸があったかくなった。
涙がこぼれて。
この物語は、ただ自分を慰めるためだけのストーリーなのかもしれない。

だけど、アルバートは確かにこれで。
ようやく。

王女の魔法使いとなったのだ。


そうさ。
そしてボクは、キミの魔法使いだからね。


そうだね。
いつもそう言ってくれて
ありがとう。魔法使い。


ラスト

2023-10-07 12:53:00 | 日記
あれから、どれほどの時が経ったのだろうか。

私に残されていたものは。

まだまだ沢山希望が書かれていた、王女のリクエストのリストだけ。


ええ。もちろん。
わかっておりますよ。


1番綺麗で目立つ棚に、ひとつだけ置かれた非売品の赤いルビーのペンダント。

その隣に。

ひとつ、またひとつ。

歳を重ねる事に、非売品のアクセサリーが増えていった。

もう貴女に、届く事はなくとも。


あれから、王女が眠る国は、どうやら風の噂では。
戦争が始まり、酷い有様になってしまったらしい。

王女の故郷の国との戦争とは。なんと痛ましい事だろうか。
きっと、王女はそれを止める為。あの国へと嫁ぎ、ずっと尽力していたのだろう。

そのニュースを人伝に聞いては心が痛み。
やがて、戦争が終わり復興が始まったと聞いては、ほっと胸を撫で下ろしていた。

あの時から、一度も。
王女が眠るあの国に、
訪れる事はなかった。

どのように終結したのかもわからない。

私も、故郷の国に残っていたら。
魔導技術をもって、その戦争に加担していただろう。
王女の国に残っていたとしても。
何もできずにただ、巻き込まれていただけだったろう。

復興が始まったと聞いて、せめて何かの助けになればと。

王女の為に作ったアクセサリーのレプリカを、国に送り献上していた。

やってる事は、あの頃と何一つ、
変わってはいなかった。

赤いルビーの指輪も。
変わらず魔法使いの右手で、光っていた。

----------

カランコロン

「やあ!じいさん!」

明るく元気な男性の声が、店に響き渡る。

なんじゃ、またおまえさんかね。
飽きずに何度も何度も…
そんなに何度も来たところで、ワシも歳なんじゃ。すぐには新しい商品は並ばんぞ。

そういうなってー。
じいさん聞いてくれよ。俺ようやく、彼女にプロポーズしようって思ったんだよ。
だからさ、評判のこの店で、彼女に1番喜んでもらえるもの、選びたいだろ?
付き合ってくれよー。

こんな独身じじいに、
相談しても知らんぞ。

いいや、指輪の良し悪しはわからねーけど。俺にはわかるね。

チラッと、男性はおじいさんが身につけている赤いルビーの指輪を見て。


じいさんはいい人だって。

……。
アルバートは少し照れたように、
話を逸らすように。


ほれ、これなんぞいいんじゃないか?
なかなか良い、美しい石を使ってるんじゃ。込められた魔法もな……昔随分と研究を重ねてようやくできた代物でな…。


おう!そりゃすげえ。
ありがとうな!じいさん。
プロポーズに成功したら、今度はオーダーの結婚指輪を2人で買いにくるからな〜!


ああ…成功を祈っとるよ。


長い年月が過ぎ。

王女の笑顔も、その声も。
やがてゆっくりと薄れていき。
消えてしまいそうになった事は
何度もありました。

だけど不思議な事に。

いつしか、お店を訪れるお客の笑顔を見ると。
なぜだか、王女の姿に重なって見えるのです。

わしも…歳をとったという事ですかな。

ひとつだった非売品の棚には
赤いルビーのペンダントともに。
ずらりと沢山のアクセサリーが並んでいました。

もう、あのリストも全て、作り終えてしまった。


カランコロン


おじーちゃーん!!
ちょっとまじ聞いてよ!!


なんじゃ、唐突に!
お茶を入れてくるから落ち着くんじゃ…。


カランコロン

おじいさん、今度はこういうもの、欲しいんですけど…


カランコロン。

今日も綺麗ねー!毎回ただ見るだけでごめんなさいね。でも素敵でどうしても来たくなっちゃって。


馴染みのお客さんにはお茶を入れて。
お店を閉めるまで。

ここはまるで喫茶店やカフェのようだと、アルバートは苦笑します。

いやはや、歳には堪えるものです。

まるで王女に心の中で語りかけるように。


ですがやはり。

ああ、そうだ。
幸せな事だね。

なぜかここに集まってくるお客さんに。
王女の面影を、いつも重ねて。

どうか、貴女が幸せでありますよう。

自然と祈りの気持ちが湧いてくる。

アルバートは、お店にたった1人でしたが。
彼はもう孤独ではなく。

毎日ベットで眠りにつく時の気持ちも
とっても穏やかで。
本当に。
毎日が、幸せでした。


----

カランコロン。

おや、今日は休みにしとるのに。
随分と早くベルがなるもんじゃ。

すみませんの、今日はお休みで…

そう言ったアルバートの目の前に。
記憶も薄れかかっていた彼の目の前に。

あの頃と変わらない美しい王女が
笑顔で目の前におりました。


ずっと、待っておりましたのよ。


美しい王女が突然、目の前に現れて。
少し呆気にとられたアルバートは。

わしも随分と、
じじいになってしまいました。
貴方にはもう、相応しくないかもしれない。

なんだか照れたように、頭を触ります。
しかしよくよく自分を見ると、いつのまにか姿は若々しく。身体は軽くなっていました。

そんな事ありませんわ。
今度こそ、
あの時の約束を果たして頂けますか?

王女の笑顔は、やっぱり変わらず
アルバートには眩しかった。

ええ。もちろんです。
どうか、私と。

結婚してくださいーー


アルバートはとても幸せな気持ちで。
長い眠りにつきました。

王女と共に。
新しい空へと旅立つ為に。

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