虹色の花

ヘミシンク日記始めます。
ヘミシンクの感想、ガイドとの交流を書いてます。

このブログは・・・。

基本的にヘミシンクを聴いた感想を書いています。ゲートウェイ6巻セットは2011年1月に購入しました。初心者なため、妄想全開な内容の記事等あるかもしれませんが、記録の為に一応書いてます。

魔法使いの物語2

2012-12-27 00:41:09 | 日記
魔法使いの物語2

これの続きです。
魔法使いの物語



墓標の前に佇み、魔法使いは静かに懐から小さなケースを取り出した。

「覚えていますか?…貴女のリクエストは突拍子もなく、無理難題で…いつも私を困らせていた事を」


魔法使いはそう言いながら、ケースからペンダントを取り出した。
ダイヤモンドを使ったシンプルな形をしたペンダント。 

「私は今でも、覚えていますよ。貴女は、いつも…いつも…そんな困った表情をした私を見て、笑っていた事を」


今は亡き、王女の墓標でひとり。
魔法使いは独り言のようにつぶやいた。

思い出はいつも、とめどなく溢れ。
未だに何一つ、消えてくれそうになかった。
それ程に大切な思いを抱えて、
王女を自ら手放した罪悪感に苛まれ、それでも最後に託された言葉に従ってきた。


「今日は、あの時のリクエストの品を届けに参りました。……我が愛しの…王女よ…」


王宮に仕えていた時のように、魔法使いはうやうやしく頭を下げた。


………


「雪の結晶をアクセサリーにしたら、素敵だと思いません?」


王女のリクエストはいつも、無理難題だった。それはいくら王宮仕えの宮廷魔導師だったとしても、希望を叶えるのは非常に骨が折れる事ばかり。

一瞬、表情が固まり、苦虫を噛み潰したような顔をする魔法使いを見て、王女はいつも、ふふっと笑っていた。

その王女の表情は、まるで魔法使いを困らせる事を楽しんでいるようだった。



最初こそ、王女の命令だからという事で研究し業務のように応えていた魔法使いだったが、いつしか王女のリクエストは、命令でも業務でもなく。
この上もない難易度の高いゲームのように、魔法使いの心を捉えはじめていた。


いかにして王女の無理難題なリクエストに応えるのか。


それは、魔法使いにとって、最高に楽しいゲームになりはじめていた。

そのリクエストに完璧に応え、さらに王女の意表を突く。
その時王女の表情は、驚きと、喜びにあふれ、その姿を見る事は魔法使いにとっての一つのステージのクリアだ。

それは…えもいわれぬ満足感だった。


他者との関わりを避けてきた魔法使いにとっては、こんな関わりしかできなかったのだ。
孤独だった魔法使いは、他者との関わりには何一つ踏み込まず、また踏み込ませることもなかったのだが。

この王女との関わりだけはほんの少しだけ…今までとは違っていた。



そんな楽しいゲームの最中。


夕暮れ時の、雨上がりの虹が出ている庭に。王女が急ぎ魔法使いを呼びつけ、連れ出された時の事だった。

「あれ!あれを見てご覧なさい。あの虹を閉じ込めたペンダントなんて、素敵だと思わない?」

いつもの王女の無理難題なリクエスト。

これもまた、気が遠くなるような、そんなリクエストだった。

「そうですね…作れたとしたら美しいでしょう」

今回ばかりは…簡単には応えられそうにない無理難題だった。

「残念ながら魔導とは、そのような言葉一つで叶えられるほどには、単純なものではないのです」

いつものように、苦虫を噛み潰したような表情をしていたのだろう。
それを見て、王女はまた、ふふっと笑った。


「貴方は、きっと叶えて下さいますわ。私はそう、信じてるもの」

いつも王女の目は、真っ直ぐだった。疑いようもないほどに信じているとでも言いたげな。
いつもその目に射抜かれ、魔法使いの心は何故か叶えなければと駆り立てられる。  

だがしかし。

「魔導とは、軍事の為、上層階級の便利な生活の為、研究されてきた、今ではただの技術です。誰かの願いを叶える魔法などでは…ないのですよ」

一言、哀しげに魔法使いがそう漏らした。
おとぎ話のような魔法など、今はもうほとんど存在しない。魔導師とは、魔導とは、所詮はただの戦争の道具であり技術だ。

それはもし王宮の誰かに聞かれれば、左遷されようが、追放されようが、何一つ文句は言えないような、そんな言葉だった。

暫しの沈黙。
魔法使いのその言葉に少なからず驚いたのだろうか。

王女は、空の虹を見つめながらこう言った。

「ただの技術なら、これほど心震わせる事も無かったのでしょう。貴方の作るものは、私にとっては、あの空の虹と同じ。青い空と、雨と、太陽の光が織りなす奇跡のようなもの。
いつか…作ってくださいませんか?あの虹を閉じ込めたペンダントを」

王女は最大級の微笑みで、振り返ってそう魔法使いに向かってお願いした。


魔法使いが、ただ一言漏らした苦言でさえも、それすらも、笑顔で却下と言わんばかりに。
宮廷魔導師ではなく、誰かの、王女の願いを叶える魔法使いになれと、そう言われたような気がしていた。


「…お望みとあらば」


魔法使いはうやうやしく頭を下げた。
涙が滲むのを必死で隠しながら。

思えばこの時に気づいたのだ。
私はこの方を慕っていると。

………


魔法使いはダイヤモンドのペンダントを、空にかざした。

雲一つない晴天。晴れやかな空。

途端に、ダイヤモンドのペンダントにクッキリと虹が浮かぶ。

「随分と時間がかかってしまいました」


虹が浮かんだダイヤモンドのペンダント。
それをかざした空にも、一つ虹がかかっていた。

雨雲も何もない晴天の空に咲く虹。本来ならばあり得ない事だ。

あれから何十年も研究してできた一つの成果。
ペンダントをかざした空に特殊な虹がかかる魔法をつけて。
それは、軍事にも、上層階級の便利な生活にも、何一つ役に立ちそうに無かった。


一つ、二つ、三つ…

だんだんと空にはあり得ない程の数の虹がかかり、虹が空を埋め尽くしていく。
魔法使いがこの日の為に、同じ効果のペンダントを大量に作り、お店のお得意様全てに贈っていたのだった。

このペンダントを今日の空にかざして下さい。きっと、素敵な奇跡が起こりますよ。

そんな手紙を添えて。

「魔導師ではなく、貴女の魔法使いからの、最後のプレゼントです。出来れば貴女が生きてるうちに、これを作り渡したかった…」

墓標にそっと、ペンダントを置いて魔法使いはきびすを返した。
あの頃の王女であったなら、きっと、喜びに目を輝かせていただろう。
どれほど驚かす事ができただろう。

罪悪感は消えない。
思い出も消えない。

だけど空は虹色で…それはまるで空に花をばら撒いたかのように美しかった。

…………。


という事でなぜか浮かんだ魔法使いの第二話。

相変わらずご都合主義です。
ていうかイメージだけ先にくるのでそれをつなぐ様に言葉を入れてるので、小説ってよりも物語なんでしょうなー。

この辺も過去生とか事実とかじゃなく、色々と比喩なんでしょうが。

魔法使いはきっとペンダントばらまく為に、今までのお店の蓄え全部使っちゃって、さーてどーしょっかなー。
とかこのあと考えてたみたいです。←

なんじゃそりゃぁぉぁwww

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冬至だから聞いてみた

2012-12-21 22:43:15 | F21
今日は冬至だったので、ひさびさにF21でも聴いてみるかー。

と、F21の探索(?)をしてみることに。

ちまたではアセンションとか言ってるけども、みんな何してんだろうーなー(魔法使いとか)

なんて思いながら、準備のプロセスを終えてミカエルが登場。

ミカエル「今日は急ぐぞ」

なんていいながら、どうもどこかへ連れて行きたい様子。

F12のガイド部屋へ到着すると、なんだがガヤガヤしとる・・・クリスマスモードみたいです。

部屋にツリー置いて、飾りつけして、パーティ準備か?w

ミリアさんに挨拶して、セプティムもなんか早々と三角の帽子みたいなもんかぶってはしゃいでます。

この前は高校生ぐらいに成長したのかとおもいきや・・・。ちょっと年齢退行してね?(;´Д`)

でも中学生くらいかなぁ?見た目は。弓矢をバンバン打ちながら、光が花火のように拡散してすごく綺麗です。
クラッカー代わりなのか?

そんな感じで騒がしかったですが、ウリエルさんにもご挨拶。

私「ウリエルさーん。ほんとまじで、来年は私ワイヤーが仕事になりそうな感じめちゃめちゃするんだけど・・・大丈夫なのかな^^;」

ウリエルさん「貴方なら大丈夫ですよ。何より、楽しんで下さいね。それが一番です」


そんな感じで励まされた。

その後、なぜかパーティ準備中だから、ひさしぶりに老師が出てきた。

私「老師・・あんた楽しそうな時だけ出てくるな・・どうせご馳走待ちなんでしょ?(;´∀`)」

老師「ほっほっほ、お前さんも、なかなかがんばっとるようじゃのう」

私「すっと話すり替えたな・・・。ところでさーなんか最近尾てい骨が痛いんですけどなんでだろうか?^^;;」

老師「太極拳を続けているんじゃ、気の流れが徐々に変化しているのかのー。あとは力が入りすぎじゃ。リラックスじゃよ」

って感じのコト言ってました←


ほんで、ガイダンスが始まったので集中すると魔法使いが現れる・・・が・・・黒い?

黒いマント、黒いふちの片側だけの丸メガネ・・・うん?魔法使いだよね?衣替えしたのか??

「やぁ」

話し方はいつもだが・・・雰囲気が違う・・・ような?

「誰・・・?」


そう言ったとたんに、黒の魔法使いはニヤリと笑った。



「あまり脅かさないで欲しいな」


後ろから声が聞こえる。(あくまでイメージで)

魔法使いが背後に立っていた。いつもの茶色い服。いつもの魔法使い?じゃあ。この黒い魔法使いは誰?


「サリエルだよ」


バレてしまったか。と笑いながら黒い魔法使いはそういった。どうやら前にトビラをあけて会ったサリエルだったらしい。
脅かすなよ!!(爆


どうやら、今日は行くところがあるようで、三人で行く必要があるそうだ。

そんな話をしながら、カフェ虹色の花へ。


バーテンさんからレモンサイダーを頂き、いつものように、どこでもドアみたいなステンドグラスのドアへ。


扉を開けて、1歩・・・・???

落ちてる。暗闇の中、どんどん落ちてる。下へ下へ。

ミカエルとサリエルは羽を広げて下降する。魔法使いはそのまま落ちてる。わたしも。



そして・・・一番下に降りた。


青い氷のような地面。洞窟みたいに暗いのに、地面だけはわかる。


魔法使い「ここが、扉だよ。前に鍵を渡しただろう?」


金色の鍵を貰った事を思い出す。鍵穴はどこだ?

と探したら、魔法使いが地面を指差した。

氷のような地面に開いた、鍵穴の形をした穴。


そっと鍵を差し込んでねじる。  ガチャ。


ピシ・・・パキパキパキ・・・。


鍵穴から音を立てて、地面がひび割れる。氷が割れるように、それは大きなヒビになり、光が差し込む。

地面がどんどん光る。

ミカエルと、サリエルと、魔法使いが私を中心に3方向に位置し、魔法使いが呪文を唱えてる。

ミカエルは白い翼を広げ、サリエルは黒い翼を広げ、魔法使いは呪文を唱え(?)魔方陣が出現する。


光がさらに増して・・・・どこかへ移動した。


・・・森(?)が見えた。

子供達が駆け回り、平和な草原のような。そんなところ。


ここはどこだろうと歩き出す。


「作品で作ったでしょう?エデンですよ」


サリエルがそう言った。


そう、最近エデンの園というタイトルの作品を作ったばかりだった。そのイメージがこびりついてたのか。なんなのか。

歩くと、おじさんがリンゴと巨大なブルーベリーの実をくれた。

「食べても、追い出されませんから安心してください」


甘酸っぱい味が広がる。美味しい。これが知恵の実だったりしてww

そんな事を思いながら、周りを見渡して歩く。

ミカエルがふいに、先導する。

「こっちだ・・・」


その通りについていくと、泉の中に剣が突き刺さっていた。

これを抜けと指示される。なんで?ここに剣があって私が抜くの?


ミカエル「この剣はある種の封印だ。お前が抜く事で、それが解ける」


まぁこんなことを言われて、とりあえず抜いてみるかと剣の柄に手をかけぬく。

意外とあっさり抜けた・・・と思ったとたんに光があふれる。

気づいたら、さっきのトビラがひび割れ、魔方陣が光っている所へ出た。


ミカエル「これで、ここと、あの庭が繋がったな」

どうやら、それが目的だったらしい。よくわかんないけど。

意図したとたんに、またエデンという庭へ戻った。


爽やかな風が吹きぬける。


ミカエル「サリエルがしばらくここを管理するそうだ」

私「いいけど・・・大丈夫なの?^^;」

サリエル「私が黒い羽なのが不安ですか?では、この姿では?」

そういうと、また銀色の白い羽の姿に変身した。

サリエル「姿を変化させる事、見た目を変化させることなどたやすい事です。私の見た目が恐いから、不安なのですか?」

そう問われて、信頼できないのか?と言われた気がした。
うーんどうなんだろうか。

私「いや・・・。うーん」

魔法使い「大丈夫だよ。悪いようにはならないさ」


そんなフォローを魔法使いがいれてました^^;

「ここはどこなの?」

そう聞いたら、


ミカエル「お前が封印していた場所だよ。エネルギーの源だった場所の一つ。そのつながりを、閉ざしてたんだよ」


そんな感じの説明をされたっぽい。けどよくわかんない。

なんか、ワイヤーを仕事になってきたし、これでもしかしたら、体調的にもサポート(?)してくれる感じなのかなぁ。
そういう場所と繋がった(?)かまたは、封印していたものを解除して戻した。


っていうのに近い感じがした。


しばらくその平和な庭にいて・・・。そして戻った。












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師走です。

2012-12-14 21:33:43 | 日記


・・・・い、忙しいぞコノヤロー!!!www(;´Д`)


ってくらいに今月初っ端から非常に忙しかったです。w


本当にもう12月中旬なんですね。



・・・信じられねぇww



ヘミシンクは聞いているものの、なかなか感想ブログまで追いつかないというダメっぷりを発揮してますが、
ま、いいや。ここは個人的なブログだから←

最近聞いたF21での出来事で、

魔法使いが金色の鍵を渡して、しかもちょっと嬉しそうだったんですよねぇー。

それが何の意味があるのかまだわからないけど。

なんとなく・・・金色の鍵は、冬至の扉の鍵のようなそんな気がしています。



この1年。振り返ってみれば本当に色々あったなぁ。

そして今も、色々と起こっている途中です。www


だけど、こんなに充実した1年もありませんでした。

とにかく、退屈しなかった!

不安もあったし、色々問題もあったし、いい事ずくめだったわけじゃありませんが、

本当に、楽しい1年だった!!!


魔法使いと、ウリエルさんと、ガイドさんと、作品を作る事は、何よりも嬉しくてわくわくして楽しかった!

それが、自分だけの喜びではなく、誰かの喜びでもあるなら、なおさら。



来年はもうちょっと、ブログの感想増やすのが目標です。w

ヘミシンク、またメタミュージックか、ゴーイングホームとか買っちゃおうかなぁー(*´∀`)






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