2月11日には毎年、奈義町において、日本原基地撤去を求める集会が開かれ参加をしています。今年は暖かな日よりの集会でした。写真でマイクをにぎっているのは日本原農民・酪農家の内藤秀之さん。
演習場内には、耕作地、農業用ため池、水源涵養保安林、神社があり、そこへの町道もあります。演習場と農業は成り立たないと、粘り強く基地に反対をしてきた農民たちと出会い、私は多くのことを学んできました。
日本原基地を抱える奈義町議会は、岩国市庁舎補助打ち切り撤回を求める意見書を可決しています。残念ながら、集会前日の10日に行われた岩国市長選挙で、応援をしてきた前岩国市長の井原さんは僅差で負けてしまいました。でも、けして住民が艦載機移転を望んでいるわけではないのです。住民自治を国がお金で脅かすことがあってはいけません。これからが懸念されますが、どの地においてもしっかりと住民自治を育みたいものです。