新沼健 日々独言

自由が丘大人の音楽教室とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相などなどを書いています

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ネタバレ注意! 松本清張「砂の器」

2019年03月18日 14時52分59秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 上巻 462ページ

自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

▲ 下巻 498ページ


松本清張「砂の器」を読了しました。

上巻462ページ、下巻498ページ、合計960ページという大作ミステリーでした。

原作を読むまで全く知りませんでしたが、私にとってとても馴染み深い街である「祖師ヶ谷大蔵」が「砂の器」に登場していて、こちらは相当に興味深かったです。

そもそも当原作を読むきっかけとなった、橋本忍による脚本「砂の器」ですが、その脚本で製作された松竹映画「砂の器」は今まで3回ほど見ており筋書きは覚えていて、原作を読了してはじめて、原作とかなりの違いがある(原作をかなり改変している)ことがわかりました。

一番が「超音波殺人機械」です。
橋本忍版ではそれを割愛していて、それがとても良い改変で、そのためストーリーを無理なく消化することができたように思えますし、映画の大ヒットと複数回に及ぶ映像化に繋がったのだろうと思います。

家人に付き合わされて視聴した、後年の中居くん主演のドラマDVD「砂の器」でも、映画版の展開(筋書き)を採用していて、原作の「超音波殺人機械」というのをカットしています。

wikiで調べたところ、映像化された作品全てで「超音波殺人機械」のくだりを採用していないとのことなので、橋本忍の脚本がいかに優れていたかの傍証になるのではないでしょうか?

家人も小説「砂の器」をもう少しで読み終えるとのことなので、近いうちに松竹映画版DVD「砂の器」を鑑賞できるようで、実に楽しみです。

▲ 今月末放映!スペシャルドラマ版「砂の器」


また、今月末にスペシャルドラマ版「砂の器」がフジTVで放映されるとのことです。

今西刑事を東山紀之、吉村刑事を野村周平、和賀 英良を家人のお気に入りジャニタレ中島健人(ケントなら山崎の方が良いのに....)、田所 佐知子を桜井日奈子が演じるそうです。

ドラマは現代に翻案されるということなので、今なら、「超音波殺人機械」もリアリティを持って登場できるかもしれません。

が、橋本忍版「砂の器」が本筋(原作)と思っていそうな、ちょっと前の私と同じような視聴者に、原作をぶち壊すな、無駄な改変するな、とかの批判を受けそうですが、果たして舞台を現代に移したフジTV版「砂の器」はどうなるのでしょうか? 

予告編を見る限り、橋本忍を下敷きにしてそうですが、これはこれで楽しみです。