新沼健 日々独言

自由が丘大人の音楽教室とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相などなどを書いています

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元祖火サス(2サス)!? 松本清張「ゼロの焦点」

2019年03月09日 12時15分34秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 元祖火サス(2サス)!? 松本清張「ゼロの焦点」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

邦画の巨人脚本家、橋本忍つながりで、DVD「ゼロの焦点」を購入したのですが、商品到着前に原作の松本清張「ゼロの焦点」を読了することが出来ました。

非常に有名な作品でしたが、内容が、暗そうで長そうという理由で今まで手にとることもなく、実際に読むのは初めてでした。

実際、ページ数もあり結構な大著でしたが、文体自体は非常に読みやすく、二晩で読み切ることが出来ました。

あらすじ

板根禎子は26歳。広告代理店に勤める鵜原憲一と見合い結婚した。
紅葉が盛りを迎えている信州から木曾を巡る新婚旅行を終えた10日後、憲一は、仕事の引継ぎをしてくると言って金沢へ旅立つ。

しかし、予定を過ぎても帰京しない憲一。
禎子のもとにもたらされたのは、憲一が北陸で行方不明になったという、勤務先からの知らせであった。
急遽金沢へ向かう禎子。
憲一の後任である本多の協力を得つつ、憲一の行方を追うが、その過程で彼女は、夫の隠された過去を知ることになる。
(ウィキペディアより)


正統派の推理小説と異なり、探偵役の「本多」は割と早めに殺されてしまい、これと行った物証に基づく推理は無く、禎子の「こうであるに違いない」という思いが、作品的な謎解きとされ、物語は終わります。

あまりに時代背景が古すぎて、登場人物たちを追体験することは出来ませんし、主人公の禎子にも大した思い入れもわきませんでした。
とても有名な作品ですが、わざわざ読むこともなかったかな、というのが正直な感想です。

当作品を原作として映画化された、1961年製作の映画、「ゼロの焦点」のクライマックスが「崖の上」ということで、元祖火サス(2サス)といわれており、DVD鑑賞が楽しみです。