オリジナル「107ソングブック」  Original  natarsher seven

全く、個人的趣味の音楽の一つ。高石ともやとナターシャセブン。
「107ソングブック」の曲をオリジナルの歌詞で

おめでん あん いなかんふりやしっ (GREEN GREEN GRASS OF HOME)

2015-04-25 | 鹿児島弁

おかじょかい おりっみたゃ こまんかえっで    

でむかゆっくるっ おやっどんかかさぁ      

手をふぃながら おらったあ          おごじょさあ 姿じゃっど

おめでん あん いなかんふりやしっ   

けっきたおいどな でむかゆっくるったあ   おめでん あん いなかんふりやしっ   

 

むかいと ひとっこ おいげんやしっ        

にわいうったっちょった かしんきよ       

子ドンこぃに のびっちょった          枝もそんままよ

おめでん あん いなかんふりやしっ   

 

せんねか 夢みっせい 泣いちょったおいは   

ひとっどん まっで まぐるれっちょった      

生まれんさといに もどいみちぃ          夢がさみいったとよ

おめでん あん いなかんふりやしっ   

だいもかいもわれかぶっ でむかゆっくるったあ  

おめでん あん いなかんふりやしっ

 

そもそも鹿児島弁の歌詞を作ろうと思い立ったのが「カントリー」。

(ひょっとして大部分の?)カントリー愛好者たちは「カントリーは英語で歌うべき」と強硬に主張する。

けれどもカントリー音楽は歌詞を聞かせる曲だったはず。

そういう意味で日本のブルーグラスバンドのボーカル軽視の姿勢が大嫌いだ。

 

京都にいた時代とても有名な「もろぐち邸」というライブハウスがあった。

もちろんハウスバンドはセミプロだ。たしかナッシュビルにも行って演奏していたはず。

某NHKがそこを取材していてたまたま?聞きにきていたアメリカ人にインタビューしていた。

その彼らの回答がある意味ショックだった。

「言葉が通じないけど、変な発音で面白い。」

たかが日本人がそれ風に歌ったところで“アメリカ人に通じないアメリカ語で歌うしかないのだ”と改めて認識させられた。

だったら、日本人が日本人相手に日本で歌うのであれば「日本語で歌うべき」だ。

その代表がナターシャセブンだったのだろう。

そういうことをある「カントリー評論家」に話をしたところ「言っていることはとても解る。けれども絶対無理だ。なぜならばカントリーを日本語で歌った場合それはナターシャセブンのモノマネだし、何しろ高石ともやと言えば“フォーク歌手”だ。だから特に関東のカントリーファンは絶対に受け入れることはないだろう。」ということだった。

でも、何とかしたい。

だって、「想い出のグリーングラス」「知りたくないの」などなどあるじゃないか。

最近は「カントリーロード」だってあるじゃないか。

(ちなみに「故郷へ帰りたい」はフォーク歌手!!のジョンデンバーの歌なので、“彼らの”理論でいけばあれは断じてカントリーの曲ではなくフォークソング!!)

何とかしたい!!!

で思いついたのがアメリカでのカントリーは基本的に「南部なまり」のはず。

だったら日本語でも南部なまりつまり「鹿児島弁」で訳すべきだ。

そういう思いで「一番最初に鹿児島弁変換をした」曲がこれ。

まだあまり鹿児島弁に堪能ではない頃のものなので、多少どころかもっといい鹿児島弁になりそうな気がしている。

 

 

 


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