フェラーリ365GTC4のご入庫です。1972年式ではありますが、
フルレストア&再塗装されており、内装・外装・機関共に美しいお車です。
この年代のお車としてはエアコン、熱線入りリアウィンドウ、パワーウィンドウが
標準装備という豪華仕様です。
スーパーカーとクラッシクカーの両面を併せ持つお車で、今回はとっても
興味深く施工させていただきました。
詳しい内容は下記画像にそれぞれコメントを掲載いたしますので、
ご覧下さいませ。
イタリアンレッドが美しいです。
パッと見はとても72年式とは思えない程きれいです。
パッと見はきれいですが、近くから見てみましょう。
高輝度照明下で見てみると、ボディ上には下記画像のような傷が多数ありました。
これらの小傷がボディ全体にあることで、イタリアンレッドが
ちょっと白くくすんだレッドになってしまいます。
クラシックモデルの定番ホイールといえば、イタリアの「ボラーニ」製
ワイヤーホイールです。
イタリアの職人が1本1本編みこんで作っていきます。
この編みこみは美しいの一言です。
美しいんですが、このワイヤー1本1本ホイールコーティングするのは
大変です(笑)
洗車後、マスキングです。古いお車ですので、マスキングは慎重に行います。
ボンネットやルーフなどのボディ上側の下地処理は天井設置の
高輝度特殊照明を使います。
ボディ側面は、壁に設置した側面用の高輝度特殊照明を使うことで、
ボディ全体の作業クオリティを上げることが出来ます。
お車は、オリジナルの塗装ではなく、再塗装されているとのことでしたので、
ボディの各パネルの塗装膜厚計測。
下記はルーフの測定です。「283μm」でした。一般的な新車時の塗装は
100~130μm程度ですので、明らかに再塗装されていることが分かります。
ボンネットの塗装膜厚はなんと「872μm」です。
たっぷりと再塗装されています。見た感じでもすぐ分かるほどです。
でも、これだけ膜厚があれば、古いお車でもしっかりと下地処理が
行えるので安心です。
といっても、際部分は塗装がのりにくいので、注意は必要です。
ドアパネルは「265μm」。こちらもしっかりと再塗装されています。
トランク部分を中央で分けて施工してみます。
施工前の塗装膜厚は「190μm」です。
同じように右パネルの光沢も計測。
施工前は光沢度は「71」です。
トランクの右パネルだけに下地処理を行いました。
どうでしょう。下地処理を行ったところは透き通ったイタリアンレッドに
なっています。未処理のパネルは傷によって、ボディカラーが白く
くすんでしまっています。
下地処理後の塗装膜厚を測定。
処理前「190μm」 → 処理後「184μm」
今回の下地処理で「6μm」磨いたことになります。
新車時の塗装でしたら、通常今回の作業工程では、だいたい「2~3μm」
磨くことになるのですが、再塗装されていることで、塗装は若干柔らかく、
多く磨けてしまいます。
トランク部分の下地処理後の光沢度を計測。
施工前「71」 → 施工後「88」 大幅アップです!
「艶が出た」、「ピカピカになった」という、視覚イメージだけでなく、
数値と言う形で検証することで、お客様にハッキリとクオリティアップを
お伝えすることが出来ます。
以降、施工完了後の画像です。
もちろん、マフラーもしっかり磨いてコーティングしました!
【カーコーティング業界で独立開業しませんか?】
【ラディアス川崎店】
【ラディアス湘南店】
【過去の主要コメント】
【コーティングの塗布方法について】
【当ショップの設備・機材について】
【短波式赤外線ヒーターによる焼付コーティング】
【板金塗装について】
【再塗装されたボディの塗装膜厚計測】
【バイクの塗装膜厚を計測】
【膜厚計ボディ状態計測&樹脂部分へのコーティング】
【膜厚計&光沢計での測定】
【新車以上のクオリティって?光沢計での計測】
【ガラスコーティングの水シミについて】
【コーティング剤と下地処理について】
【バイクコーティングについて】
【照明設備の重要性】
【ディーラーオプションのコーティングってどうなの?】
【黒のボディカラーを嫌がるコーティングショップって?】
【コーティングの保証ってどうなの?】
【コーティングのお店選びについてのうんちく】
【下地処理についてのうんちく】
【コーティングについてのうんちく】
【完全硬化型のガラスコーティング】
【安かろう・それなり?】
【水洗車だけでいいの?】
【新車の塗装のボケって?】
【日産のスクラッチシールドについて】
【たばこは吸いません】
【エンブレムだってきれいになります】
フルレストア&再塗装されており、内装・外装・機関共に美しいお車です。
この年代のお車としてはエアコン、熱線入りリアウィンドウ、パワーウィンドウが
標準装備という豪華仕様です。
スーパーカーとクラッシクカーの両面を併せ持つお車で、今回はとっても
興味深く施工させていただきました。
詳しい内容は下記画像にそれぞれコメントを掲載いたしますので、
ご覧下さいませ。
イタリアンレッドが美しいです。
パッと見はとても72年式とは思えない程きれいです。
パッと見はきれいですが、近くから見てみましょう。
高輝度照明下で見てみると、ボディ上には下記画像のような傷が多数ありました。
これらの小傷がボディ全体にあることで、イタリアンレッドが
ちょっと白くくすんだレッドになってしまいます。
クラシックモデルの定番ホイールといえば、イタリアの「ボラーニ」製
ワイヤーホイールです。
イタリアの職人が1本1本編みこんで作っていきます。
この編みこみは美しいの一言です。
美しいんですが、このワイヤー1本1本ホイールコーティングするのは
大変です(笑)
洗車後、マスキングです。古いお車ですので、マスキングは慎重に行います。
ボンネットやルーフなどのボディ上側の下地処理は天井設置の
高輝度特殊照明を使います。
ボディ側面は、壁に設置した側面用の高輝度特殊照明を使うことで、
ボディ全体の作業クオリティを上げることが出来ます。
お車は、オリジナルの塗装ではなく、再塗装されているとのことでしたので、
ボディの各パネルの塗装膜厚計測。
下記はルーフの測定です。「283μm」でした。一般的な新車時の塗装は
100~130μm程度ですので、明らかに再塗装されていることが分かります。
ボンネットの塗装膜厚はなんと「872μm」です。
たっぷりと再塗装されています。見た感じでもすぐ分かるほどです。
でも、これだけ膜厚があれば、古いお車でもしっかりと下地処理が
行えるので安心です。
といっても、際部分は塗装がのりにくいので、注意は必要です。
ドアパネルは「265μm」。こちらもしっかりと再塗装されています。
トランク部分を中央で分けて施工してみます。
施工前の塗装膜厚は「190μm」です。
同じように右パネルの光沢も計測。
施工前は光沢度は「71」です。
トランクの右パネルだけに下地処理を行いました。
どうでしょう。下地処理を行ったところは透き通ったイタリアンレッドに
なっています。未処理のパネルは傷によって、ボディカラーが白く
くすんでしまっています。
下地処理後の塗装膜厚を測定。
処理前「190μm」 → 処理後「184μm」
今回の下地処理で「6μm」磨いたことになります。
新車時の塗装でしたら、通常今回の作業工程では、だいたい「2~3μm」
磨くことになるのですが、再塗装されていることで、塗装は若干柔らかく、
多く磨けてしまいます。
トランク部分の下地処理後の光沢度を計測。
施工前「71」 → 施工後「88」 大幅アップです!
「艶が出た」、「ピカピカになった」という、視覚イメージだけでなく、
数値と言う形で検証することで、お客様にハッキリとクオリティアップを
お伝えすることが出来ます。
以降、施工完了後の画像です。
もちろん、マフラーもしっかり磨いてコーティングしました!
【カーコーティング業界で独立開業しませんか?】
【ラディアス川崎店】
【ラディアス湘南店】
【過去の主要コメント】
【コーティングの塗布方法について】
【当ショップの設備・機材について】
【短波式赤外線ヒーターによる焼付コーティング】
【板金塗装について】
【再塗装されたボディの塗装膜厚計測】
【バイクの塗装膜厚を計測】
【膜厚計ボディ状態計測&樹脂部分へのコーティング】
【膜厚計&光沢計での測定】
【新車以上のクオリティって?光沢計での計測】
【ガラスコーティングの水シミについて】
【コーティング剤と下地処理について】
【バイクコーティングについて】
【照明設備の重要性】
【ディーラーオプションのコーティングってどうなの?】
【黒のボディカラーを嫌がるコーティングショップって?】
【コーティングの保証ってどうなの?】
【コーティングのお店選びについてのうんちく】
【下地処理についてのうんちく】
【コーティングについてのうんちく】
【完全硬化型のガラスコーティング】
【安かろう・それなり?】
【水洗車だけでいいの?】
【新車の塗装のボケって?】
【日産のスクラッチシールドについて】
【たばこは吸いません】
【エンブレムだってきれいになります】