ニヒル牛 石川あるの紹介日誌

『ニヒル牛』の店番石川あるの、作品紹介を中心にした日誌です。レンタルボックスと言われる事も多い昨今です。

不思議な・・・

2008年08月13日 | Weblog
今回はたまたま、ニヒル牛の作家さんがそろいました。
hiratakozueさんの人形は、懐かしい漫画チックでありながら、どこか猥褻。
顔の造形に比べて、なげやりにさえ感じる体のアンバランスとか、ずっとずっと、気になっておりました。

きたるりさんは、異形の者をパステルな色合いで創ります。
可愛いのに、幻想的なホラー映画に出て来そうに、どこか不気味だったりもして。そのくせ、絶対にユーモラスです。

雲野さんは、モダンにおしゃれです。茶色のモノトーンだけで創られた布人形やマトリョーシカ。
色んな国で、その数倍の値が付けられた、おしゃれ風人形を見てきましたが、断然、この子達の方が魅力的です。

神奈川綾子さんは、パンクにロックにおしゃれです。無口な彼女がひょうひょうと創る、かっこいい人形や小物。
私はいつも、ぐっとさせられていました。アリクイの作家として、強く印象に残っているお客さんも多いかもしれません。

さて、この4人の作家さんによる展示がニヒル牛2ギャラリーで始まります。
『不思議な人形展、不思議な雑貨店』
どなたも、唯一無二の世界観を持った、おそるべきお嬢さん方です。
よってらっしゃいみてらっしゃい。
8/15(金)からです。
コメント
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