『鮎舟』
奥州市江刺区の菓子処『菊正堂』で買い求めた和菓子です。
マシュマロ製の鮎です。
手持ちのガラス皿の上にアレンジしたら清涼感が生まれました。
毎日うだるような暑さが続いております。
夜になっても一向に涼しくなりません。
どちらのお宅でも朝まで窓を全開にして寝ていらっしゃることでしょう。
三日間のお盆休みを戴いてご機嫌なMr.Oも、リラックスして大好きな夜更かしをしておりました。
お盆中は終戦特集の戦争映画や、彼の愛して止まないド演歌・懐メロ番組が目白押しです。
日中は夫人に振り回されお盆行事の消化に忙しいMr.Oですが、夜は自室に籠もり録画していた番組の鑑賞に余念がありませんでした。
ビューン! バキューン! バンバンバン!!
太平洋戦争の火ぶたを切った真珠湾奇襲作戦を描いた大型戦争映画『トラ・トラ・トラ』を観ています。
もう何度も観ているのに、その都度新鮮で興奮するそうです。
昔の映画なので飛んでいるゼロ戦も爆破シーンも全て実物、CG慣れしている現代人の目には驚愕のリアルさです。
深夜1時半にも拘わらず音量を上げ画面に釘付けのMr.O。
突然、窓外から誰かが彼に呼びかける...
「スミマセ~ン!眠れないのでテレビの音を小さくしてくれませんか!!」
...後ろの家に住むMr.新人類です。
Mr.OとMr.新人類は、まだ一度も顔を合わせたことがありません。
都会では騒音トラブルによる殺人事件などの発生もままあります。
Mr.新人類にとっても、かなり悩んだ末の行為だったのではないでしょうか。
しかしMr.Oは素直にゴメンナサイと謝って、慌ててテレビの電源を消しました。
そして申し訳ないことをしたと、ひとり、もの凄く反省いたしました。
都会暮らしなら生活音や騒音をたてないように注意して暮らすのが常識ですが、このところそのような気遣いを完全に失念していたMr.O(しかも自分は良識人だと思っている)にとって、これはかなりショックな出来事でした。
数年前までMr.O宅の後ろは広いりんご畑と田んぼでした。
しかしいつの間にか風景が一変。賑やかな住宅地となり新住民がどんどん越して来ました。
都会のように密集した状態の住宅地ではないので、生活音や騒音をあまり気にする必要はありませんが、それではいけない場面もあるのです。
この寝苦しい熱帯夜に、全開した窓から「ビューン!バキューン!バンバンバン!!」とやかましい爆撃音が聞こえてきたらたまりません。
誰であってもよそ様の深夜の平安をかき乱すようなことはしてはいけないのです。
あれ以来Mr.Oの部屋は大変静かです。
彼は音量に関しては最大の注意を払うようになりました。
夫人は、Mr.新人類の勇気ある行為に感心し、なおかつ夫であるMr.Oの素直に反省する態度を見直しました。
そして日中は、お馬鹿なテレビ番組を大口開けて笑って見ていたり、近所のマダムたちと大声でお喋りして騒音をまき散らしている自分のことを深く反省いたしました。
「トラトラトラ」や「ニイタカヤマノボレ」など戦争ものは
MrO同様にその都度新鮮で興奮します。毎年夏になると、その類のDVDを
借りてきて何本も見ています。嫁と家族はnihaoさん同様に呆れております(^^)
「硫黄島からの手紙」など戦記ものは何回見ても感動するし
泣けて泣けて、本当に涙が出ちゃいます
戦争の中身は肯定し難いものではあることはわかっていますが
資源もない、ちっぽけな島国ニッポンが世界を相手に戦いを
挑んだという史実を夏になると毎年思い出し、血が熱くなるのでありま~す!
ふだん、ふにゃっとしていても、それが日本男児の証ですから大目にみてやってください(^^)
てか、一方で、冷静に考えると、日本が第二次世界大戦に勝利していたら
現在の我々は今頃どうなっていたかなあと思うと、とんでもないことになって
いたであろうと断言もできます。結果的に敗戦でよかったのであります
「行くぞ~!日の丸ぅ~!日本の船だぁ~!」
うーんやっぱりいいなあ(^^)
女子にはちょっと理解しがたいことです。
>「行くぞ~!日の丸ぅ~!日本の船だぁ~!」
ああ、風さん、反戦というよりは好戦としか思えませんが...
とは言え私も、血なまぐさいことは嫌いなのに、ホラーや連続殺人ミステリーが三度のご飯より好き...あらっ、傾向としては全く同じ?
戦争という史実は風化させてはいけないので、お盆の頃には、家族で戦争映画を観ることは家庭教育として大事かもしれないですね。
その時の映画はやっぱり...
『シンドラーのリスト』とか『ライフ イズ ビューティフル』とか『火垂るの墓』とかでしょうね。
しかもそれが年下とか部下とか、そういう「助言」や「注意」などを心理的に受け容れ難い立場や身分の人からのものであればなおさら。
今回はただ、マジメに、「感心いたしました」というコメントです。
自分が悪いと思っても
「あいつだって・・・」と相手の悪いところを指摘する人の多い事。
Mr.Oのような人ばかりであれば、どんなに住みやすいかと思います。
世の中で自分が一番偉いと思って生きていますから結構たちが悪い(^_^)
しかし今回、素直に自分の非を認め反省していたのには驚きました。
最近ではテレビを見る時は、暑いのを我慢して窓を閉めたりしています。、
私からの忠告や意見に対しても、これくらいの気遣いを見せてほしいものです。
でもあの日、もしMr.新人類がけんか腰でやってきたのなら...おそらく大変なことになっていたのではないかと思います。
やはりここはMr.新人類のお手柄ではないかと....
ましてや深夜のテレビの音、かなり不快な思いをさせてしまいました。
でももし自分が被害者だったら...きっと我慢してしまうと思います。
なかなか注意は出来ません。
以前記事にしたことがありますが、スーパーへの近道に『立ち入り禁止』の札をかけたのがこちらのMr.新人類です。
『http://blog.goo.ne.jp/nihaonana008/e/a6ad764c92978782f7f6cc88f2fa58cd?st=1』
あの時私は悔しくて悔しくて2・3日眠れませんでした(^_^)
もし私が注意されたのなら何か言い返したかもしれません。
そして大きなトラブルが発生....ああ、私でなくてよかったです。
新人類さんは、意外に冷静に対応しているんですね。
きっと我が家の主人なら、対抗して大きな音をたてて、怒っているなぁなんて、思っちゃいました・・・。(更年期の主人です)
しかし、大きなトラブルにならなくて本当に良かったですね。
Mr.O氏の反省、私も見習わなくちゃなぁ。
最近、ごり押しおばさんで、なかなか自分の非を認められなくなってきているので・・・トホホ。
もう3年経っているのですが、結構私の傷は深いのよ。
あの時私は、ゆっかりんさんの
「nihaoさんも関係者に含まれるのでは?」
の聡明なる助言に目から鱗、百万の味方を得た思いがしました。
確かに私は関係者...そう確信してからは、近道をしても良心が咎められなくなりました(^_^)
でも新住民のお家がどんどん建って、今ではもう近道は出来なくなりました
早くこだわりを捨てて、Mr.新人類とも仲良くしていかなくてはと思っています。
どんな人種かわかるまで、こっそり生活してますよ(笑)
みんながみんな同じ気持ちじゃないですから仕方ないですね。
でもご主人、悔しかったでしょうに、立派です。
悪意を持っている人って結構いるものです。
頻繁に借金(少額の)を申し込んでくる人とか、子どもの泣き声がうるさいと電話をかけてきた人もいました。
>どんな人種かわかるまで、こっそり生活
このすずめさんの方法が一番聡明であります(^_^)
オットーの場合は、完全に自分に非があるので致し方ありません。
私は、今後のことも考えて注意して貰ってよかったと感謝しています。