blog-cafe

マダムnihaoのフレッシュ搾りたてブログ。お気軽にお立ち寄りください。

認知機能検査

2009-06-09 09:00:00 | Weblog
 今月から道交法改正に伴い、75歳以上のドライバーを対象に認知機能検査が導入された。
最近高齢ドライバーによる事故が多発している。
安全確認をせずに飛び出してくる高齢ドライバーに遭遇してひやっとさせられることが度々あるし、高速道路を逆走行したり、アクセルとブレーキを踏み間違えたりする事故もよく耳にする。

 認知機能検査には
★年月日、曜日や時間などを尋ねるもの
★何枚かのイラストを憶え、一定時間後にその記憶を問うもの
★時計の文字盤に指定した時刻の針を描き入れるもの
などの項目があり、それらの記憶力・判断力の検査から運転の適性を判定し、免許取り消しになるケースもあるという。

 (75)-(私の年齢)= ???
まだまだ先のことだと胸をなで下ろしている場合ではない!
はたして、私には運転の適性があるだろうか?

 年月日や曜日はうろ覚え、記憶力にも自信がない。
ほとんどの道路標識に関しては、無関心かつ理解出来ていない。
右折、左折は、とっさの判断が出来なくていつも同乗者に怒鳴られる。
長年乗っている車なのに、ラジオとカセットデッキとCDデッキの使用法を識別しているとは言い難い。
突然の雨に慌てて、ワイパーの使い方をど忘れしたことがある。
通い慣れた道ですら、夜になると何者かに化かされて迷うし......。

 先日私の愛車、三菱ミニカnihao号のエアコンがついに壊れた。
あちこちいじくり回してもいたずらに熱風が出てくるばかり。
夏に向けてこの故障は痛い。しかし夫は
北国の夏は短い。この際冷房は我慢しろ!
とまともに取り合ってはくれないのだ。
そこで暑い日を選んで、夫をミニカに同乗させ同情を買おうと試みた。

私「ほらっ!こんな車内環境では暑くて運転に集中出来ないわよ!」
夫「う~ん、それもそうだな。あれっ?おい、馬鹿たれ!
  エアコンのスイッチが入っていないぞ!
  
 .......エアコンは正常に機能した。
スイッチの切り替えなど全く念頭になかった私。
季節が変われば自動的に切り替わるのだと思い込んでしまったのは......いったいいつからなのだろう。

 ホッ、認知機能検査が75歳からの実施でよかった!
アラ還からなら絶対に免許取り上げだ......って、喜んでいる場合だろうか?
75歳からというこの数字、はたして適切な措置であろうか?