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マダムnihaoのフレッシュ搾りたてブログ。お気軽にお立ち寄りください。

ホットサンドウィッチ

2008-03-19 10:40:03 | グルメ
 ホットサンドウィッチです。
隣のマーケットのポイントを集めて、ホットサンドウィッチメーカー(以下HSMと名付ける)と交換しました。
2枚の食パンの間にハムや卵やチーズなどを挟んで4・5分焼くと、ホッカホカの美味しいサンドウィッチが出来上がります。

 春の日差しを浴びた食卓に、カフェ風の朝食を用意したら
「おい、これは朝飯ではない!おやつだ!」
とは、なんとも無粋な夫の台詞。
物珍しさも手伝い食パンに挟む具を工夫して、3日連続朝食に出しましたが、さすがに「もう飽きた!」と言われてしまいました。

 自分では買い求めるきっかけのない商品を手にして、とても得をした気持ちになっていたのですが、この『HSM』、ネットで調べてみたところ千円程度で買える商品だと知りました。
ポイントを換算してみたところ、私はこの『HSM』を手に入れるまでに、隣のマーケットで40万円の買い物をしていたことになります。
浮き浮き気分が途端に萎えてしまいました。

 我が家の押し入れの奥には、21年前に発売されたナショナルのホームベーカリー第1号(自動パン焼き器、以下HBと名付ける)が眠っています。
これは機械の中に、分量通りの強力粉・砂糖・塩・バター・ドライイーストなどの材料を無造作に放り込んでおくだけで、4時間後には食パンになるという画期的な商品です。

 時間と労力がかかる難しいパン作りが、指1本触れずに自動的に出来上がるという、まるで錬金術(錬パン術?)のような魔法の機械には感動しました。
しかも風味豊かで大変美味しいパンが出来上がるのです。
発酵終了の段階で取り出してピザ生地にしたり、オリジナルのおやつパンやおかずパンを作ることも可能です。
ご近所の方々が羨ましがるので、順番で1週間ずつ貸し出しをしたこともありました。
バブル最盛期、昭和の終わりの頃のお話です。
 
 この『HB』、現在も改良を重ねて販売されておりますが、一部の主婦を除いては人気薄というのが現状です。
利点があるにも関わらず、時間がかかる・コストがかかる・置き場所に困る等の欠点の方が際立っているからだと思います。
子どもたちが家を出てからというものは、私もほとんど利用しておりません。
昨年一度だけ使ってみたら、まだまだ健在で美味しいパンが焼き上がったので、なんとも丈夫な機械だと驚きました。

 輸入原材料や価格高騰への不安が深刻化している折り、自然食嗜好のブームに乗って『HB』の存在が見直されるかもしれません。
私も押し入れから出してこなくっちゃ!