
門松とは正月に歳神を迎える依代(よりしろ)として
門口に立てる松飾りのことです
森林保護の観点からは廃止を言われ
飾る家も減っています
注連縄(しめなわ)には歳神を迎える依代と
災いが入り込むのを防ぐといういう意味があります
注連飾りは小型の注連縄で 装飾が付いています
一般家庭では注連縄の代用とされることもあります
その制作は農家の方から地域の老人会へと移りつつあります
若者が都会に出て伝承が困難になったからです
稲を機械で刈るので長さが短くなった為か
ビニール製の注連縄も現れているそうです
門松と 神棚以外の注連縄や注連飾りは
年末から松の内のあいだ飾ります
お寺などでは従来の方法を守っていますが
会社や家庭では簡略化されたり省略されることもあります
門松のポスターでも無いよりましなのか
それとも無いのと同じなのか
日本の伝統文化が
蒸発しつつあるのかもしれません