息も絶え絶え~大学末期編~

期末ではなく、末期です。

Selamat salam!!

2005-07-31 | ぶろぐ
インドネシア語で今晩は!>タイトル
今晩は、管理人@ただいま帰りました です。
嘘。2時くらいには家に着いてました。寝ました。

という訳で、インドネシアから帰りましたっ!早速ですが、旅行と言えば恒例の(?)連続更新、行きますよぉ!画像を結構多めに使って押し切ろう(?)と思います!

初日(7月27日)
5時:起床・・・の予定が5時20分起床。結構焦りながら朝ごはんを食べて、パスポートとか発表に使うOHPとかのチェックとかをしました。
で、僕が旅行に出掛ける時は最寄り駅から一つ先の駅まで車で乗っけて行ってもらうんですが、この間がいつもマズイんです。「忘れ物ないかなぁ?」という極度な不安と朝ごはんを食べ終えてから丁度良い時間が経ってしまって、大腸への刺激はMAX。ものすごいウンコしたくなるんですよね毎回。
横浜まではまぁ何とかモッたものの、成田エクスプレスに乗り込んで席に落ち着いてしまうと(※携帯からの更新にありますが、3人家族に囲まれるという恐ろしい包囲網に捕まりました)キました。と言う訳で、トイレがあるのかどうかは知らなかったのですが、まぁあるだろう、という希望を胸に抱きながら、死んだ魚の目をしたまま既に漏れた人のような歩き方をしながら数多の車両を彷徨い、見事に桃源郷・トイレを発見。事なきを得たわけですよ!(なんかもう色々汚い)

8時:空港第2ビル着。先生と相棒との集合時間は8時半だったので、ボーッとしてました。その間に成田空港の案内図を見てたんですが、滑走路のある埋立地の名前が「サテライト」っていうのは格好良いなぁと思いました。

9時半頃:日本の高校勢の中で、ウチの先生と東工大付属の先生とが仲良いらしく、連絡を取り合って合流。生徒ともお互い自己紹介をするも、イキナリ過ぎてちょっと気まずい感じに。

11時:離陸。何という事か、高校に入ってからは4度目の飛行機利用という事だったのですが、アレですね、離陸の瞬間の加速度にはまだまだちっとも飽きません。

機内では「Son of the Mask」という多分「マスク」の続編、あるいはパロディっぽい映画をやってたのですが、「マスク」との違いをあまり感じられなかったので、卒論用のチャーチルの本をガンガン読みました。

16時半(インドネシア時刻):デンパサール空港着。アジアンテイストな感じで綺麗な空港でした。というかインドネシアは南半球という事で現在、乾季。赤道が近いので暑い事には暑いのですが、湿度が凄い低くて日本より大分涼しく感じました。

荷物を受け取るトコで待ってると、他の学校の先生たちが続々と現れて色々と挨拶を済ませました。「そ、そういや女子校のトコもあったよなぁ」と鼻の下を伸ばし切って、その高校の先生に向かってウチの先生が「生徒さんは・・・?」と聞くところを凝視していると、そちらの高校の先生が指をさした先には、たまに渋谷近辺で見かけるような黒いフリフリの超キューティ☆な上下の洋服・靴下・靴で小脇には日傘と思しきモノを抱えてる人が見えたけど、何も見なかった事にしました。

っていうかコイツらは後で思う存分ぶった斬ろうと思います。

脳内で9割がた完成していた「女子校の人たちとの照れ臭いながらも甘酸っぱい関係」がダイナマイトで一気に破壊されていき、嫌な汗をどっぷりとかいた後で、一旦、東工大の人たちとはお別れしてホテル送迎のバンに乗り込む。「アナさん」という現地のガイドの人が日本語で色々教えてくれました。で、ふと目を窓の外に向けると・・・






時速70kmで走る自動車の横を圧倒的なスピード差で追い抜いていく我らが日本のHONDA・スーパーカブ(二人乗り)


「どうでしょう」のベトナム編では見ていたものの、やはり東南アジア圏における原付の勢力は凄かったです。車とかに負けない。むしろ正面にガバッと割り込んできたり、死にてぇのか!、と叫びたくなるようなシーンがわずか15分程度の移動の中で数え切れないほどありました。


で、ホテル着。





すげーな。

バリ島で一番、凄いホテルだそうです。恐ろしく綺麗。



お決まりのベッドへのダイビングシーン。
あと、部屋には果物がどっちゃり置いてあったり、ベランダが付いてたり、海が見えたり、ドエライ事になってました。

で、あらかた驚き終わった辺りで、いくつかの高校で集まって晩御飯を食べる事に。
レストランに向かうと、やっぱり、黒いフリフリの服を着て顔が南海キャンディーズのしずちゃんに激似の人がいて、その人の周りには、あややがPVで着てるような襟がものっすごい立ってる白いシャツを着た人と、「多分あだ名はガメラなんじゃないかな?」という人がいて、ちょっとその集団をもうなるべく見ないようにした。
で、先生は先生でまとまりたい(飲みたい)、って事で、僕と相棒は東工大のコンビと一緒のテーブルに。最初はかなり気まずい空気が流れてたんですが、耐えかねた僕が「部活とか何かやってらっしゃいますか?」というお見合いみたいな質問をしたところ、3年生の人の方がテニス部だったという事で盛り上がり、かなり早く打ち解けあいました。僕らのコンビはお互い3年だったんですが、東工大チームは3年と1年というデコボコチームでした。もう彼らとはすげー仲良くなった、と僕は思ってますが、彼らの良さは後で徐々に書いていきます。1年生君は人見知り屋さんなのか、それとも2つ歳が違うからなのか、伏目がちでしたが積極的に話し掛けると徐々に、会話が成り立つようになりました。

9時近くになり、食べ終わって、酔っ払いども先生方を置いて先に店を出ると、すぐ横には巨大なプールがありました。で、ライトアップされてて、かなり綺麗。しかも空を見上げると、壮絶な星空が展開されていました。そこは天文屋さんのタマゴっ子である僕ら、星座などはお互いちっとも知らずにそれはそれで安心しあったものの、「星が好き」という点では更に意気投合、「すげー綺麗だねー!」とか盛り上がってると、東工大3年のE君が、「プール、入らない!?」とかハシャギ始めて。おいおいもう9時過ぎるぜっていうか別に俺らはさぁ遊びに来たんじゃ無い訳よ初日から無理して身体壊したらどうすんねんとか思っていたらいつの間にか海パン履いてゴーグル着けてる僕が居た。(どーん)っていうか僕はホラ、悪魔の実を食べたじゃないですか?だからその、何だ、泳げないんですよ。っていう事を早々とカミングアウトして、黙々とクロールや平泳ぎの練習をしたりしてました。各々軽く泳ぎ疲れると、プールサイドでまた星を見たりして。あと、泳げない僕のプールでの得意技・土佐衛門ごっこを渾身の力を込めてやったらウケました。※土佐衛門ごっこ・・・プールサイドからフラッと倒れるようにして水中にダイブ、以後脱力しきって水死体を演じ切るというもの。まるで小学生みたいだよね!

10時を過ぎると寒くなってきて、「やべー!身体を温めないと風邪を引いちゃう!!」という事で、僕とE君はプールサイドにあった卓球台で卓球を開始しました(バカ)僕が「寒い!寒い!!」を連呼していると出発2日前まで寝込んでいた為プール脇で眺めてた1年のN君が「本当に風邪は引かないで下さいね。」と弱々しく笑いながら言って来てくれたので嬉しくなって「うん!」と頷いて、より激しく卓球で盛り上がった(アホ)

そんなこんなで10時半くらいにはお開きにして部屋に戻りました。スクワット300回やらなきゃならなかったんですが(過去記事参照)、「プールでトレーニングしたからいいべ!」と100回で妥協。ぐっすりと眠りました。


初日はですね、移動時間が大半を占めて、夜になって初めて友達が出来たのであまりネタは無いので、こんな感じで終わりです。でも冷静に考えて、出会ってこんなにすぐに「ネタ」になるような程ハシャイだ人っていうのはかなり珍しいと思います。東工大チームの紹介をして、初日は終わり!

E君(3年)・・・イケメン(どーん)見ると7割超は楽しそうに笑っているような人で、僕らも楽しい雰囲気に巻き込まれました。短い旅行でしたがこの人とは、ホント、色々な事を話しました。東工大コンビの間では良いお兄さん役をやってました。
N君(1年)・・・おとなしく、控えめで、クソ真面目。ただ彼の場合は嫌味のある、ちょっと敬遠してしまうような真面目さでは無くって、本当に誠実。僕は物凄い気に入ってしまってたくさん話を振り続けたら、次第に彼の方からも話しかけてきてくれるようになりました。


第2夜に続く



結論から言うと、かけがえの無い経験になりましたインドネシア。