息も絶え絶え~大学末期編~

期末ではなく、末期です。

富士山の中心でネタを放つ

2005-07-22 | ぶろぐ
ひだぁし、みぎぁし。(左よし、右よし)
今晩は、管理人@バスの運転手さんのモノマネをしてみた です。
もう一つの儀式と化していて、ちっとも確認してないと思うのですが。

さて!
富士山に、行ってきたんですよ。その話をちょっとしようかな、と思います。

一日目。
集合時間より遥かに早く新宿に着いてしまい、暇を持て余しました。で、あと、夜中から登り始めるというのにも関わらず、ライトを忘れるという失態をかましたので、ビックカメラにて300円ちょいの小さいライトを急遽購入。
わーわー言いながらバスに乗り、新宿から3時間ほどで富士山の5合目まで到着。降りて唖然としました。何あの観光地っぷりは。人はいまくるし、変なレストランが一杯あるし、馬までいて乗馬体験の勧誘してるオッサンが多数いるし。普通の3000m超級の山とは違う、何か、嫌な人工物の浸透を感じました。
その後もサクサクサクサクと綺麗な小屋をいくつか通過し、人工的に慣らされた道をサクサクサクサク進み、もう、約3時間程で7.5合目にある宿泊先である小屋に到着。長野とかあっちのアルプス系の山に比べるとアクビが出るほどに楽、なんですよ。もう道が出来ちゃってるから、岩場とかで苦戦する事も無く。

ただ、それが逆にアダとなったんです。

5合目の時点で既に標高は2000mでした。この地点まで一気にバスで登りますよね?
それで、普段であればほぼ1日近く掛けて登る高さを、一気に3時間とかで登ってしまった。えーと、泊まったところは2700mとかでした。とにかく、普段に比べると異常に早く高い所まで登ってしまった。

御来光を見る関係上、夜中の23:30に起床という予定だったので、もう夕方の17時頃には床に就きました。いくら楽だったとは言え、バスにも乗ったし距離はそれなりに歩いたしで、僕はもうすぐに寝始めたんです。

ところが。

もう、割れるような頭の痛さを感じて、昔に香取慎吾が主演でやっていた「透明人間」というドラマの変身シーンよろしく「あったまいってぇぇぇ・・・」と起きたのが、18:30。おいおい1時間半しか寝てないじゃないか、と愕然としました。しかも必死に目をつむっても、頭が痛すぎて眠れるドコロの騒ぎではない、しかも時間が経つにつれて、もう、吐き気とかしまくってました。そう、高山病、だったと思いますアレは。普段の合宿ならもっとゆっくりと高度に慣れて行くので掛かった事は無かったんですけど。布団の中で多分1時間くらい「トイレまで吐きに行こうか我慢しようか」を真剣に悩んでました。結局我慢しましたが。で、その後も少し寝ては頭痛で起きて、を繰り返して、23:30、起床の時間を迎えてしまいました。

2日目(今日)
ほとんど疲労は回復せず、そして徐々にその威力を見せ付けてくる頭痛にもがきながら、無理矢理朝ごはんを詰め込みました。どんなに食欲が無くても食べないと倒れますからね。
真夜中の0時頃から歩き始めたんですけど、もう、本当に頭痛がヤバカッタ。あと、寒気。明らかにマズイ事態に陥ってるのはわかってたんですけど、ココで自分のせいで皆を巻き込んで下山する訳には行かない、っていう事で、黙々と下を向いて歩き続けました。
あー、あと、月が凄い、ものっすごい綺麗でした。ほんの少しだけ青み掛かったような凄く明るい白い色で、超綺麗でした。あと、星もやっぱりかなり良く見えました。その点ではちょっと楽しみながら、歩いてました。
しかし、1時間ほど歩いていると、何とまさかの渋滞。人間の渋滞ですよ。慣らされた道のせいで逆に抜いて前に出る事が出来ず、凄いチンタラと歩いてました。逆に苦痛。ビックリするくらい人が居て、かなり萎えました。
で、この先、僕は何度も歩きながら眠ったり膝がガクッてなったり、本当に吐きそうになったり、途中通った小屋の人が「今年に入ってからも高山病で人が亡くなってますから」という話をしててかなり怯えたりだとか、があるんですが、まぁ、割愛します。道自体は驚異的な楽さ加減だったのですが、高山病にやられてました、っていうお話。

人間の渋滞によってまさかの御来光に遅刻!?とか思いながらも、ギリギリで間に合い、みんなはカメラを構え始め、僕はネタの準備を始めました。
あ、ちなみに頂上の気温は2℃ほどです。

雪とかも残ってました。




で。




コチラが撮った写真です。






半袖のTシャツ、デター!!


周りの100人以上の人たちが防寒具で完全防備の中、まさかの半袖。
むしろ着替えるときには一度、上半身裸に。
普通に、ザワメキを感じました。

そもそも何故半袖なのか。これを説明せねばなりませぬな。

上の画像をよくご覧頂ければわかると思うのですが、なにやら、字が見えませんか?まぁ、僕が出発前日に仕込んだんですが。


























































ザワめきは最高潮へ・・・!
そして身内から飛ぶ「死ね」「キモイから死ね」「終わってる」「ハートとか無いわマジで」の大ブーイング!※これは携帯のカメラで撮った画像なので逆光で写ってませんが、デジカメで撮ったものはバッチリと御来光をバックにTシャツも写ってます。

そして、奇跡は起こったのです・・・。

コチラに向かってにこやかに歩いてくる大学生っぽい感じの人が一人。
若者「あのー、写真、撮ってもらえますか?」
そう言ってデジカメを差し出してきたんです。僕の友人がそれを受け取り、じゃいきますよー、と構えると、僕の方を向いてこう言ったのです。

若者「よかったら一緒に撮ってくれませんか?」
ヨル「・・・えっ!えっ?あのー、こんなTシャツ着てるんですけど・・・。」
若者「あ、はい、だからこそ一緒に!

一同、大爆笑。

北海道に短パンで乗り込んだ時には物凄いドン引きムードを醸し出されたのですが、何と、今回に至っては僕のネタを全く知らない人が受け入れてくれた・・・!普通に、かなり嬉しかった!絡んでもらえたなんて!!
これにはもう、僕だけでなく、マジでみんな、興奮しました。僕に至ってはもう寒さとか感じなくなってましたから。超満面の笑みでその若者のデジカメに収まりました。普通に考えたら狂気の沙汰と捉えられても仕方の無いようなTシャツを着ている人間に「一緒に写ろう」だなんて、多分今頃、その人のブログとかサイトでネタになってると思います。

そんなネタをひとしきり終えた後は、富士山の火口を1時間ほど掛けて一周しましたが、すげぇキツかったですコレ。本当に空気が薄かった。5度くらいの傾斜でも息が上がりましたからね。
でもまぁ、今では活動を停止している観測所とか、深い火口とか、富士山の影とかが見れて、良い体験でした。

その後はもう一気に下山でした。登りでは5合目から頂上まで7時間ほど掛けた道を、3時間足らずで下りました。その際も頭痛が酷かったです。普通、下ってからはアイスとかそういうのに走るんですが、今回はあまりの辛さでジュース飲んで寝ました。

富士山全体の感想としては・・・2度と行きたくない山ですね。道が人工的すぎるし、人が異常に多い。トイレも200円くらいお金を払わないと使えません。あんな山に行くくらいなら、奥多摩とか丹沢の低い山を登った方がよっぽど自然を感じられます。ぶっちゃけ、御来光も、あの程度だったら北アルプスの山々を登った時にみた雲の上から見る日の入りの方が綺麗でした。
まぁ、日本一高い地点に行った、というネタが出来れば良し、って感じですね。



・・・で、夕方からテニス、行って来ました。行きのバスに乗っていた時点ではかなり吐きそうだったし頭痛もかなり酷かったんですが、受付のお姉さんに「富士山行ってきたよ」トークとかしたりしたら癒されて治りました。というのは嘘で、辛いなーって思いながら準備運動を終えて、球を打ち始めたら一気に治りました。テニス超楽しい。


昨日の朝6時からまともに寝てないって事ですか?(疑問系)


あー、何かいつにも増してまとまって無い感じではありますが、今日はとにかく画像でモたせるというコンセプトで行っておりますヨロシクお願いします。

では!



とにかく身内向けに放つネタに知らない人が反応してくれたという事がかなり嬉しいという事。




自己管理っていう特殊スキルがそろそろ欲しい。

2005-07-22 | ぶろぐ
帰って来たよ!
今日は、管理人@タフネス です。
今回はかなり特殊なネタをゲットしましたが、それは夜にパソコンから画像と共に。

えー、昨夜23:30から起きて1000m登り、その後一気に二時間足らずで1700m下り、そして今はテニスに向かうバスの中から更新です。狂ってるなぁという自覚はあるんですが、まぁ。超眠い。

何かようわからんグダグダした更新になっちゃいましたが、まぁとにかく詳しい事は夜に!

では!