息も絶え絶え~大学末期編~

期末ではなく、末期です。

途中で拒否反応を起こす方もいると思いますがその時は読むのを即刻止めて下さい。

2005-07-11 | ぶろぐ
今日はもう何というか「フライ、ダディ、フライ」の影響を早速モロに受けてですね、必要以上にトレーニングしました。
今晩は、管理人@「段階的に・・・」とか言った計画性は皆無 です。
凄い、走った。5kmぐらいの距離っていうのは、冗談とか妄想とかではなく、普通に自分との対話っていうのが生まれて(「もう無理」「いやまだイける」「もう無理」「腕振ってモモ上げろ」みたいな)走り切ると達成感が心地よいっす。

さて。
先日コミックバトンに答えた際、ひいるさんから「記事の端々からいろんなオーラが漂ってる」と評されたワタクシでございますが、めげずに、ちょっと前に勝手に鬱状態に入ってた事件について真相を話そうかと思います。コミックバトン関連でもう一つお話をするとよさ君を激しく追い詰めてしまった感が否めなくてごめんなさい。「浦安」は抜けてたー!ふ、ふたりえっt?

本題に戻ります。

先の記事からも容易に読み取れるように、事件に気付いてしまった僕は、本当にかなり落ち込んでいたんです。

その事件ていうのはまぁ既に匂わせてる通り、「とあるTV番組が気付かないうちにスタートし、そして終わっていた」という事です。

多分、「何だそれだけか」っていう、またあるいはそれに近い感想を今持った人が多いと思うんですけど、うん、まぁコレは別に万人の理解を得ようとは思っていません。

色々言ってても伝わりにくいと思うので、その番組とは何だったのか、発表に参りたいと思います。
































「勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING」







近年、「第二次スーパーロボット大戦α」から待望の参戦を果たしたので原作を知らずともガオガイガー自体を知っている人はいるかもしれない。しかし、恐らく知らない人の方が圧倒的多数を占めると思われるのでまずはコチラの公式ページをざっと見てどんなものなのかを把握して頂きたいと思います。






見ましたか?














ホントに見た?














もう、見たね?




















め、メチャクチャ格好いいですよねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!?



まずはどこから語りだせば良いのかわからないっ!
えーと、サンライズの「勇者シリーズ」はご存知でしょうか?

僕と彼らの出会いは、僕がまだ3歳にも満たない時点での第一弾「エクスカイザー」がファーストコンタクトでした。以降、「勇者王ガオガイガー」までの8作品、全てを観てきました。
ちょっとずつ触れてみますと、第3作の「ダ・ガーン」では「セブンチェンジャー」っていう名前のおもちゃを持ってました。7段変形!でも、実はストーリーとかはほとんど覚えてません。それこそその「セブンチェンジャー」というヤツは悪者の中でも孤高の戦士系だったんですけど、徐々に良いヤツになっていくっていう事ぐらいしか覚えてない。
しかしその次の「マイトガイン」からはもう、すっごい覚えてます。必殺技が何か特殊な空間を展開してそれから剣で「十文字斬りぃぃぃ!」って叫んで本当に十の字に斬るっていう事も覚えてます。これまた何かライバル的な存在のヤツが赤い戦闘機に乗って主人公達を苦しめるも結局共闘するようになっていく、というのも覚えてる。あと「レスキューダイバー」っていう、あまり戦わずに人命救助をやってるという地味な珍しいロボットを誕生日に買ってもらってました。
「ジェイデッカー」。これはもうツボでした。何故かってそれは、小さい頃の僕はパトカーに異常なほどの関心を示し、「パトカーに乗れるから」という理由で「ゼッタイ警察官になる」って思ってたもので。主人公機がパトカーからの変形モノとあれば、もう、口を半開きにして第2回目の合体シーンを見てた事を鮮明に記憶しています。これもまたロボットを持ってて、「ビルドタイガー」っていう工事現場系?の人たちが合体するヤツと、名前を忘れちゃったんですけどバイクに乗ってるヤツと、「デュークファイヤー」っていうスイスから来た救急車と消防車の合体するヤツが家にありました。
「ゴルドラン」。これも間違いなく観てたし、「特別な宝石みたいなヤツに触れるとロボットが出て来て、そのロボットは一番最初にその宝石に触れた人を主人として動き、みんなで黄金郷を目指す」っていうストーリーだったりして、宇宙とかにまで話が飛んだりした記憶もあるんですけど、この作品から誕生日にもクリスマスにもロボットをおねだりしなくなりました。
「ダグオン」。これはー、ロボットというよりか変身ヒーロー要素が強かったのであまり観てませんでした。(ザックリ)しかしまぁこれが長く続いてしまって「あーロボットの時代は終わったのだ・・・OTL」という風に思った事を覚えています。



その流れの中で現れたのが「ガオガイガー」ですよ!



「ロボットは終わった」・・・そう嘆いていた少年の目の前に現れたこの作品は、コテコテの合体ロボットものアニメでした!基地から出動する際の「射出」、合体時のお決まりの大河長官による「承認!」コールと命(ミコト)の「ファイナルフュージョン、プログラムドライブッ!」、そしてオーケストラのBGMと共に突入する合体シーンは飽きる事無く僕を興奮させました!
ガオガイガーの凄い所というのは、「今までのどの作品とも違う」ということ。

1.合体が違う。
普通、ロボットモノの合体、というと皆さん、右腕・左腕・右足・左足・メインのロボットが胴体を担当するというのを想像されると思いますし、実際にガオガイガー以前ではそれが主流でした。
しかし!ガオガイガーは違う!胴体部分をガオライナーという新幹線形態のサブマシンが貫通し両腕を形成、ステルスジェットタイプのマシンが背中にジョイントして推進装置になり、足はまぁ足担当のドリルタイプのマシンがいた訳なんですが。
そして特筆すべきはサブキャラである「超龍神」。このロボットは2体の同型機同士による合体によって形成されるのですが、作中では「シンメトリカルドッキング」と呼ばれる合体方法、一体が右半身を、一体が左半身を担当するという、かなり衝撃的かつ革新的な合体をぶちかます奴らがいました!
※それとあと、これはガオガイガーだけではなく全てのシリーズを通じて言えるのですが、「サンライズ」の合体シーンはどれもヤバイですよ!その、曖昧なままデカイロボットが形成されてる、っていうのではなくて、もう一つ一つのジョイントシーンにおけるメカニックの描写が尋常ではなく格好良いっす!

2.組織が違う
今までのはまぁ何か山中であったり人里離れた場所に秘密基地があってそこからゴォーっと発進していたりとしたのですが、ガオガイガーは違う。メインの基地はオービットベースと呼ばれる人工衛星で、ちゃんと人員も配備されてるんです。地上にも「射出」用のブースター基地があったり、海底にも発進基地があったり。
あと、全てがロボット任せになっていない、という事も違いとして挙げられると思います。強襲艇や偵察艇などが存在してます。この当然な存在達によって近未来感は高められたと思います。
先にちょっと出してしまいましたが、この作品では合体や武器のしように、本部の「承認」が必要になっています。ガオガイガーへと合体する際には必ず、本部へ「要請」を出し長官が「承認!」の合図を出してオペレーターのミコトさんが「プログラム、ドラァァァイブッ!」と制御装置のボタンを毎回ガラスを突き破って押さなければならない、という。

3.武器・技が違う
僕をトリコにするのはこの部分だと思います!
今までは剣や大型のビーム砲だったりしたのです。しかし!ガオガイガーの武器やユニットは奇抜なものが多い!
①ディバイディング・ドライバー
「分けるドライバー」そのままなんですが、射出されたユニットと空中で右手にドッキングして、地面に撃ち込むとまぁ何か空間が展開して町を傷つけないようにするという代物。すっげー格好良いのに対戦用じゃないんだ!とビックリしました。

②ブロークン・マグナム(ブロークン・ファントムに進化?)
回転を加えたロケットパンチです、とだけ言えば説明は終わりなのですが、凱(主人公)の渾身の「ブロゥクンッ、マグナァァァム!!」という撃ち込む、いや、撃ち抜くという気迫のこもった台詞と共に繰り出されるこの技は必殺技レベルの扱いを受けてもおかしくは無いと思ってます!

③ヘル・アンド・ヘブン
この技を紹介するにはもう少しガオガイガーのストーリーについて説明しなければならないのですが、この作品では敵を倒さないんですよ。いや大元のボスはやっつけたかと思いますけど、普段は、そのボスが作り出す悪意増幅生体みたいなのを人間に植え付けて、その人間が巨大化して化け物となって暴れる、というお話でして、つまり何かっていうと、その「ゾンダーメタル」と呼ばれる悪意のモトを化け物から取り除いて普通の人間に戻してやるというものなんです。
で、その際に、「両手をガッシリと組んで(この時の力を制御しながらゆっくりと組み合っていくシーンはヤバイ!)背中のブースターを全開にして突っ込み、「ゾンダーメタル」まで一気に到達、と同時に剥ぎ取って敵を崩壊させるというもの。前半部は主にこれが必殺技となってました。

④プライヤー・ディメンション
ロボットモノに付き物なのが、物語中盤に来ると現れる、こちらのパターンを読んで罠を仕掛けてくるちょっと賢い悪者の存在。今回そんなキャラが目をつけたのが、ディバイディング・ドライバーで展開させた空間が収縮して元に戻る際に空間内に異物を置くとどうやら空間の暴走が起こるらしいぞ、という事。まんまと敵の罠にはまり収縮する空間によって押し潰されそうになるガオガイガー、そして空間の暴走は想像を絶する爆発を引き起こすという。理屈なんて関係ないんです、ピンチ。
そんな中で驚異的なグッドタイミングで現れたのが、基本的にはメカニックの修理を担当する事になるドラム缶みたいなロボット3体で編成される「プライヤーズ」。他のロボットが暴走空間へは全く近づく事が出来なかったのにも関わらず彼らは事も無げに突入に成功、そしてすぐに「プライヤー・ディメンション」という巨大なペンチ状のユニットへと合体してガオガイガーの両手にジョイント、その巨大ペンチを用いて見事空間を引き裂く事に成功、晴れて「空間を制する者」としてガオガイガーは君臨する事が出来るようになったよ、という素敵な武器。

⑤ゴルディオン・ハンマー
③で紹介したヘル・アンド・ヘブンは主人公・凱に強い負荷が掛かっている事が散々その技を駆使した後の物語後半で判明。凱の身体が限界に達そうとしたその時、これまたドンピシャなタイミングで完成したのがこのゴルディオンハンマー。この武器はその名の通りピコピコハンマーのような形状で、そのハンマーが強力な重力場を展開、対象を光の粒へと変えてしまう恐ろしい武器。正確にはまず第一段階として「ハンマーヘル!」とか言いながら光の釘をゾンダーメタルに打ち込み、次に「ハンマーヘブン!」と釘と同時にメタルを引き抜き、そして最後に「光にぃ、なぁぁぁれぇぇぇぇっ!!」の叫び声とともにハンマーを振り下ろし、メタルは光へ・・・。この武器を使う際には右手グローブ用のロボットが存在して、右手のみに合体していたと思います。
この武器の使用にはファイナルフュージョンと同様に長官の承認が必要で、長官の「承認!」の合図が飛ぶと今度はミコトさんが「セーフティデバイス、リリィィィィブ!!」と叫びながら鍵をガチャリと回してロックを解除して初めて使用可能になります。



あぁ・・・。



「ガオガイガーFINAL」というのは元々DVDのみでの登場だったので、観れなかったんですよ。まぁこの「FINAL」の存在を知ったのがまた「ダイ・ガード」見てる途中のCMで、という強烈な経緯を持っているのですが。・・・え何もう「ダイガード」知らないとか言う人は自分で探してよっ。(ヲタクっぽい、自分の知識を常識として扱う感じで)
「FINAL」ではもう同型機・ガオファイガーとの対決もあるとか聞いた時点で大興奮してまして、「大人になったらお金を出して借りてみよう!」と強い決意をした事を覚えてます。もう、それぐらい観たかったんです!

ちくしょう、それなのに、それなのにいつの間にかその「FINAL」が深夜アニメとして放映されていたなんて・・・!しかもDVDより内容が増えているだなんて・・・・!!そんなの、全く、全く知らなかったぞぉぉ嗚呼ああああああ!!!(頭を抱えながら)


っていうか!っていうか!!っていうか!!!

コレ、CM観た人いますっ!?
ぼかぁ普段、「ナルト」「テニスの王子様」はじめテレ東のアニメは観ませんけど!でも、ザッピングっていうのは普通にしてるし、12チャンだったってその中に含まれてる訳ですよ!一回もCM観なかったぞ!!

っていうか!っていうか!!っていうか!!!

新聞のTV欄!あの、今思い起こすと、確かに深夜の時間帯に「勇者」っていう表記があったようにも思います!ただ「勇者」て!せめて「勇者王」にしてくれたら完全にガオガイガーであるという判断を下し何らかの行動に出た事は間違いないです!でも、「勇者」だけだと何か普通にエロい深夜番組かな?程度の認識しかしなかったじゃないか!

っていうか!っていうか!!っていうか!!!

・・・一話だけでもいいからあのナレーションと合体と歌とか見たかったようわぁーん!
もうね、かなり鬱になった、というのがコレで分かって頂けたのではないかと思います。マジで超悔しいですもん。



っていうか!っていうか!!っていうか!!!






気持ち悪いよ。>自分






もうコレを読んでしまった人にはごめんなさいの一言に尽きるということぐらいは自覚していますごめんなさい。
以前から「萌。」とか吐きながらヲタク臭を撒き散らしていた訳なんですが、正直、僕のヲタクベクトルはそっちにはあまり伸びておらず、こっちに伸びてるんですごめんなさい。世に言う「一番、絡みづらい、ついていけない」部類に伸びてるんですごめんなさい。いくら何だ、不特定多数に向けて一方的に情報を発信できるブログという形態を操っている身だからといって今日のは酷かったですマジでごめんなさい。




全てを曝け出したヨル・・・。それに対して読者は為す術の無い一方的な引きを見せ付ける。想像を絶するドン引きの空気に対抗する更なる策は果たしてヨルにあるのだろうか?次回「アクセス数はナイアガラの滝」次回もこのブログでファイナルフュージョン承認!(反省の色、皆無)


ではっ!


親しい人とカラオケに行くと「くうかぁん、わーんきょーく、ディバイディングッ、ドライバァー!!」と毎回叫んでますが何か?