やたら運が悪い日でした(ずどどーん)今晩は、管理人だぴょん!
学校に行く電車の中、髪の毛をレインボーに染めたマダム(6~70代)と小競り合い。思いっきりカバンを蹴られました。しくしく。。
さて本日は昨日の暴走を誤魔化すために真面目にレビューでもしようと思います。
「プルートゥ」
漫画です。連載されている雑誌の名前は確か「ビッグコミックオリジナル」みたいな感じ。うろ覚えです。作者はちょっと前、人によっては現在進行形で流行っている「YAWARA!」「MASTER KEATON」「MONSTER」「20世紀少年」でおなじみ浦沢直樹さん。
舞台は手塚治虫原作の「鉄腕アトム」と同様の世界。人間とロボットがある程度の壁を持って共存している近未来。ロボットは法律によって人間を殺傷しないようプログラムされているため、平和な状態が続いていた。
しかしそんな中、一体の周囲に愛されていたスイス最強のロボットが圧倒的な力を持つ何者かによって「殺され」る。さらに、別の地域でも戦闘ロボットが何者かによって殺される。何の因果かこの2体は「科学技術の粋を集めた世界最高峰のロボット」とされていた。殺害現場に残される奇妙なオブジェ、、それが意味するものとは?そして犯人は人間か?ロボットか?そして何が狙いなんだ?捜査に乗り出したドイツの2体同様、最高性能刑事ロボット・ゲジヒトは、手がかりを求めて同じく高性能ロボット・アトムのいる東京を訪れる。。
といったところで一巻は終わりです。
世界はアトムと一緒で、きっと根底にあるメッセージというのも一緒なのでしょうが、何ぶん絵が違うもので受ける印象は全く違うと思います。アトムなんかは至って普通の少年として描かれていますし(外見はですよ)あの、妙ちきりんな髪型でもなければパンツ一丁でもありません。その他ストーリーの本筋に絡んでくるロボットも、限りなく人型に近いように作られている、という設定なので、原作のアトムほどロボットと人間の立場構造が表面的にはなっていません。もっともっと、人間ぽくなっています。しかし人間ではないという事実。それ故彼らの、台詞、表情、仕草などには奥深さが持たされており、ぐいぐい引き込まれます。ハマッた!!
「キノの旅Ⅷ」
いやぁ、Ⅷ巻まで来ましたか!という感じですね。新刊が出たら飛びついて買っていたので、全然冊数を重ねてきたという実感が無いですね。こちらは漫画ではなくライトノベル。「好きという感情」の方にも登場してきておりますので、なんかまた押し付けがましいですがそっちを読んでからの方がここからの文章がわかるかと思います。文章力が無いから余計混乱するよー、とか言わないで。言うな!
と、前置きしたのでストーリーや世界設定などはここでは説明しません。作者は時雨沢恵一さん、挿絵はサモンナイトで有名な黒星紅白さん。とか言いつつ僕はサモンナイトというものに触れたことがありません(死)けど、相変わらず絵はいい感じです。っていうか!カラーページに眼鏡っ子・キノとか書いちゃって!先に絵が出来てあとからストーリー付けたような(笑)おっと、時雨沢センセはそんなオタクじゃないですね。ただそのとってつけたようなストーリーの中にもキノとエルメスらしさを存分に出してしっかり読者を楽しませてくれるという。何より今回、アリソンの調子が良かったせいか知りませんが非常に充実した(笑)あとがきになっております。
少しだけ真面目に内容について考察すると、最近だんだん「キノ」の女性らしさ、が描かれているような気がするんですが、僕だけでしょうか??時間経過に伴う成長、みたいに勝手に捉えてるんですが、えぇ、深読みですね。あと、今回人気のサブキャラ達の活躍が結構出てきています。「師匠」はやはり最強でありオニであったという話。これはいつも通りスカッとさせてくれます。
で、シズ&陸の方なんですが、何でいつもこうなりますかね。彼らは。というかシズは。彼の正義感に基づく勇気と優しさに溢れた行動は、いつも彼の思惑の外にある結果をもたらしてしまう。・・・なんて書いている僕ですが、結果論、なんですよ。読んでいる間、一番行動に頷けるのは、シズだったり。僕には師匠やキノのような先を見越した冷静な判断、と言うやつが出来ませんで、シズの行動にはいつもふむふむ、と思いながら読み進めていき、最後はいつもシズと同じように意外過ぎる結果に愕然とし、反省し、次に進もうとする。
まぁ、要は、今回も「キノ色」満載で出来上がっておりますので是非読みやがれこの野郎ということ。
学校に行く電車の中、髪の毛をレインボーに染めたマダム(6~70代)と小競り合い。思いっきりカバンを蹴られました。しくしく。。
さて本日は
「プルートゥ」
漫画です。連載されている雑誌の名前は確か「ビッグコミックオリジナル」みたいな感じ。うろ覚えです。作者はちょっと前、人によっては現在進行形で流行っている「YAWARA!」「MASTER KEATON」「MONSTER」「20世紀少年」でおなじみ浦沢直樹さん。
舞台は手塚治虫原作の「鉄腕アトム」と同様の世界。人間とロボットがある程度の壁を持って共存している近未来。ロボットは法律によって人間を殺傷しないようプログラムされているため、平和な状態が続いていた。
しかしそんな中、一体の周囲に愛されていたスイス最強のロボットが圧倒的な力を持つ何者かによって「殺され」る。さらに、別の地域でも戦闘ロボットが何者かによって殺される。何の因果かこの2体は「科学技術の粋を集めた世界最高峰のロボット」とされていた。殺害現場に残される奇妙なオブジェ、、それが意味するものとは?そして犯人は人間か?ロボットか?そして何が狙いなんだ?捜査に乗り出したドイツの2体同様、最高性能刑事ロボット・ゲジヒトは、手がかりを求めて同じく高性能ロボット・アトムのいる東京を訪れる。。
といったところで一巻は終わりです。
世界はアトムと一緒で、きっと根底にあるメッセージというのも一緒なのでしょうが、何ぶん絵が違うもので受ける印象は全く違うと思います。アトムなんかは至って普通の少年として描かれていますし(外見はですよ)あの、妙ちきりんな髪型でもなければパンツ一丁でもありません。その他ストーリーの本筋に絡んでくるロボットも、限りなく人型に近いように作られている、という設定なので、原作のアトムほどロボットと人間の立場構造が表面的にはなっていません。もっともっと、人間ぽくなっています。しかし人間ではないという事実。それ故彼らの、台詞、表情、仕草などには奥深さが持たされており、ぐいぐい引き込まれます。ハマッた!!
「キノの旅Ⅷ」
いやぁ、Ⅷ巻まで来ましたか!という感じですね。新刊が出たら飛びついて買っていたので、全然冊数を重ねてきたという実感が無いですね。こちらは漫画ではなくライトノベル。「好きという感情」の方にも登場してきておりますので、なんかまた押し付けがましいですがそっちを読んでからの方がここからの文章がわかるかと思います。文章力が無いから余計混乱するよー、とか言わないで。言うな!
と、前置きしたのでストーリーや世界設定などはここでは説明しません。作者は時雨沢恵一さん、挿絵はサモンナイトで有名な黒星紅白さん。とか言いつつ僕はサモンナイトというものに触れたことがありません(死)けど、相変わらず絵はいい感じです。っていうか!カラーページに眼鏡っ子・キノとか書いちゃって!先に絵が出来てあとからストーリー付けたような(笑)おっと、時雨沢センセはそんなオタクじゃないですね。ただそのとってつけたようなストーリーの中にもキノとエルメスらしさを存分に出してしっかり読者を楽しませてくれるという。何より今回、
少しだけ真面目に内容について考察すると、最近だんだん「キノ」の女性らしさ、が描かれているような気がするんですが、僕だけでしょうか??時間経過に伴う成長、みたいに勝手に捉えてるんですが、えぇ、深読みですね。あと、今回人気のサブキャラ達の活躍が結構出てきています。「師匠」はやはり最強でありオニであったという話。これはいつも通りスカッとさせてくれます。
で、シズ&陸の方なんですが、何でいつもこうなりますかね。彼らは。というかシズは。彼の正義感に基づく勇気と優しさに溢れた行動は、いつも彼の思惑の外にある結果をもたらしてしまう。・・・なんて書いている僕ですが、結果論、なんですよ。読んでいる間、一番行動に頷けるのは、シズだったり。僕には師匠やキノのような先を見越した冷静な判断、と言うやつが出来ませんで、シズの行動にはいつもふむふむ、と思いながら読み進めていき、最後はいつもシズと同じように意外過ぎる結果に愕然とし、反省し、次に進もうとする。
まぁ、要は、今回も「キノ色」満載で出来上がっておりますので是非読みやがれこの野郎ということ。