100年前の「明治の三陸」写真帖 明治の大津波から復興した三陸の姿を伝える

明治45年(1912年)に刊行された「写真帖」掲載の岩手県三陸沿岸の貴重な写真や資料を順次公開

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VOL83  明治の三陸の産業7 「岩泉蚕種貯蔵氷蔵庫」(下閉伊郡岩泉村)

2015-06-07 15:38:59 | 明治の下閉伊郡(現宮古市他)

「岩泉蚕種貯蔵氷蔵庫」下閉伊郡岩泉村/現岩泉町)

 

「蚕」から「繭」そして「絹」への道Ⅱ(蚕種貯蔵)

昨年「富岡製糸工場と絹産業遺産群」として4カ所が世界遺産に登録されましたが、その中で一番なじみのないのが、「荒船風穴(群馬県下仁田町)」ではないかと思われます。この史跡は、明治から大正にかけて建設された蚕種(蚕の卵)の貯蔵施設です。自然地形と天然の冷気を利用して蚕種を冷蔵し、養蚕を年に数回行うことを可能にしたものです。

寒冷な気候を利用した蚕種貯蔵施設「氷蔵庫」

明治初期の蚕飼育は春蚕のみでしたが、その後上記荒船風穴など蚕種を冷暗所に貯蔵し発生を遅くすることで、夏蚕や秋蚕の飼育を可能なりました。写真の氷蔵庫は、岩泉の桑園の一隅に穴を掘り、当地の冬の寒冷な気候を利用して作られた蚕種の貯蔵施設と思われます。

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