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映画『ラッカは静かに虐殺されている』を観た

2018-05-04 12:07:17 | 映画
先日、予告編を観てからずっと気になっていた『ラッカは静かに虐殺されている』を観た。



2014年、IS(イスラム国)がシリアにあるごく普通の街、ラッカに乗り込んできて武力制圧。勝手に国家樹立宣言をしてラッカを首都としてしまう。

逆らえば殺される。

虐殺、見せしめの公開処刑は日常の一部と化す。
むごいシーンも映し出された。

家やインフラは破壊され、病院も存在しない。

飢えや疫病にも苦しむ日々。
死の恐怖と隣りのあわせの生活。

危険な状況過ぎて、メディアも入り込めず、世界から孤立していく。

そんな中、ラッカの一般市民たちが立ち上がる。

「武器はスマホ」。

映画のキャッチにもなっているが、スマホやSNSを駆使してラッカの惨状を世界に発信。
海外に助けを求める。敵の敵は味方。

ISに殺害予告をされ、自身の命が危険に晒されても、市民は決して屈しない。
仲間が殺されても、悲しみを胸に、市民は闘い続ける。情報を発信することを決して止めたりしない。

映画には出てこないが、結果として、2017年にラッカはISから解放されるわけで。

銃などの武器を持たずとも、時代の恩恵、スマホやSNSで勝利を勝ち取っていくことができる。
大切なのは、決して虐殺に屈しないこと。

平和ボケはなはだしい私は、喝を入れられた気持ちになった。

現実は、自分たちの力で変えていくことができるということ。
日常のあれこれで、ブーブー言っている場合じゃないな


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