劇団6番シードさんの『ふたりカオス』

昨日観てきたのは劇団6番シードさんの『ふたりカオス』。
5組の二人芝居で構成されているんですが、ある一つのキーワードで繋がっているんです。
どの組も味わい深くて、すんごい面白かった！！

舞台は一面が壁で、残る三面が客席になってました。
客席がすり鉢状になっているので、役者さんは三面にいるお客さんから見下ろされる感じになるんです。
役者さんが「檻のようだ」っておっしゃってました（笑）
前回は大きな劇場だったけど、今回は小さ目の劇場で舞台と客席が結構近い！
だから、よけいに客席からの視線の圧が大きかったんじゃないかな。
その中で繰り広げられるお芝居はめっちゃ熱かった！！
役者と役者、そしてお客さんとの真剣勝負って感じ。
それだけでドキドキワクワクなんですが、ストーリー展開も上手い
最後まで楽しく観させてもらいました♪

この舞台、日にちによって役者さんの組み合わせが変わるんです。
しかも、役柄の性別が変わる日もあり、そうなるとシチュエーションも違う！
5組が同じ組み合わせの日はないかも。
これってすごい！！
毎日が新しい舞台ってことですもん。
毎回新鮮な気持ちで観られるし、違う組み合わせも観たいから通いたくなる。
観客側からすればめっちゃ魅力的な舞台だけど、それを作り上げる役者さんたちは大変だろうなぁ
ある程度組み合わせが決まってるとはいえ、何役も兼ねることになるからセリフ覚えるのも大変だろうし、組み合わせが多い分稽古日数も限りがあるだろうし。
それが出来る実力のある役者さんが集まってるってことですね。
すごい