日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

ジョゼフィーヌ(ショコラ)

2016年02月16日 | 映画
ショコラのジュリエット・ビノシュは
本当に魅力的だ



魔法使いならぬ
チョコレート使い



古くからの慣わしを重んじるあまり
秩序は保たれているけれども
どこか幸せになりきれない日々を送っている
町の人たちに
ヴィアンヌ(ジュリエット・ビノシュ)と
彼女の作るチョコレートが
変化をもたらす



中でも印象的なのが
ジョゼフィーヌ(レナ・オリン)
暴力を振るう横暴な夫と暮らしている
夫に3度の食事を用意するのが女の幸せ
と自分に言い聞かせて耐えてきた



ヴィアンヌと出会ってからの彼女の変化には
目を見張る
ヴィアンヌと肩を並べる
魅力的な女性へと変わっていく



ジュディ・ディンチが演じる
偏屈だけど憎めない老婦人 アルマンドも
自分の生き方をきっぱりと貫いていて素敵だ



人も素敵だけど
チョコレートも素敵だ
魅力的なチョコレートがいろいろ登場する中で
主役をつとめるのが
ホットチョコレート



パーティのシーンの
お肉のチョコレートソースがけは
名脇役



ジョニー・デップも
女性たちが活躍する中で
スパイス(隠し味)として登場する



バレンタイン翌々日のこの方
まだまだバレンタインの余韻



バレンタインチョコを渡すことで
好きの思いを伝えた場合

例えるならホワイトデーは
就職のための面接を受けたときに
採用ならすぐに電話連絡し
不採用なら応募書類返却がてら郵便で連絡する
の郵便連絡

好きな人には すぐ返事
そうじゃない人には ホワイトデー

あくまでも
バレンタインを使って告白したらの話なので
もともと付き合ってる場合や
友チョコ 義理チョコは
この限りではありません

そもそも
バレンタインに告白
なんてあるのかな