チャメとの出会い、前回の「その4」の続きです。
尾をのばした、6月のチャメです。
6月の半ばを過ぎて高いところが好きになり、
急に大人っぽくなったチャメでした。
尾をのばすと、体の半分の長さを超えて、みごとです!
大人のムササビの毛は、毛がもっと長くてふさふさしていますが、
見え方は時によって変わることもあり、少し離れてみると、大人と変わりません。
↑ カエデの小枝を切り取るチャメ
斜め上方に伸びる木の枝を、足の指先でつかんでとまったチャメです。
胴と頚(くび)を弓なりに曲げています。
左右の足の高さの違いを調整して、体のバランスをとるためでしょうか。
細い小枝を手で引き寄せて、噛み切ろうとしています。
木の上で暮らす能力も、もう大人並みですね!
なのに、なのに・・・
↑ ミルクを吸うときは、まだこんな感じ。
大人になると、口でスポイトを吸えなくなるのですが、
たしかに、チャメも少し下手になりました・・・
もしかすると、大きくなった前歯(門歯)が、スポイトにぶつかるからかもしれません。
それでも、ミルクが大好き!
幼時の性格を、まだまだ十分残していました。
↑ おまけに、まだまだ甘えん坊。「こっちに来て」と誘います。
チャメがのっているのは、土間に置いた椅子の肘掛け部分です。
「この椅子に座って!」と、いっているようなのです。
土間には、三つの椅子があったのですが、
お気に入りの椅子は、決まっていました。
そこで、椅子に腰掛けると・・・
↑ チャメは、椅子に座って人の脇で、「パンダ座り」して、
遊んだり、毛づくろいしたりしました。
「パンダ座り」とは、尾と後ろ足を前に出して、
体を丸めて、前かがみになって座る方法です。
起き上がりこぼしのように、くるくるまわり、仰向けになったり、
うつぶせになったり、いろいろな姿勢がとれて便利です。
↑ 飛膜のふちの毛を、下の門歯ですいて、毛づくろいしています。
最初は、手(前足)をなめます。
そして、手で顔をぬぐって洗う動作をして、また手をなめる、
と、繰り返します。
そして、くるぶしについた飛膜のふちを広げ、
毛をなめ、門歯(前歯)ですきます。
↑ 毛づくろいするうちに、頭がたれて、目が閉じてきました。
起きだしたばかり、というのに、眠くなってきたようです。
↑ 頭を下げ、体をますます丸めて、ほんとうに眠ってしまいました。
↑ 人に体をつけて眠るのが好き!
せまい椅子の上でのことなので、たいていは人の体に触れています。
じっさい、体をつけて眠るのが好きでした。
仰向けになって、体をのばすと・・・
この通り、熟睡↓
↑ 夜行性なのに、「夜寝」もするチャメ。
昼行生の人間も、昼寝をするのだから、当たり前かもしれませんね!
昼行動する人間が、昼間寝るのは「昼寝」。
夜行動するムササビが、夜間寝るのが「夜寝」
何だか、ややこしいけれど・・・
チャメの「夜寝」は、いつも土間の椅子の上でした。
そうか、それなら、ということで、土間の柱の高いところに、新しい巣箱をつけました。
チャメは、すぐに巣材を運び込んで、「夜寝」に使いました。
本格的に(昼間)寝るのは、本棚の上の巣箱。
ここは、活動する夜間の「夜寝」用になったのです。
でも、そのころも、椅子の上の「夜寝」も、続けていましたけどね。
寝る子は育つ!
睡眠を十分とってこそ、生きものは元気でいられるのですよね!
尾をのばした、6月のチャメです。
6月の半ばを過ぎて高いところが好きになり、
急に大人っぽくなったチャメでした。
尾をのばすと、体の半分の長さを超えて、みごとです!
大人のムササビの毛は、毛がもっと長くてふさふさしていますが、
見え方は時によって変わることもあり、少し離れてみると、大人と変わりません。
↑ カエデの小枝を切り取るチャメ
斜め上方に伸びる木の枝を、足の指先でつかんでとまったチャメです。
胴と頚(くび)を弓なりに曲げています。
左右の足の高さの違いを調整して、体のバランスをとるためでしょうか。
細い小枝を手で引き寄せて、噛み切ろうとしています。
木の上で暮らす能力も、もう大人並みですね!
なのに、なのに・・・
↑ ミルクを吸うときは、まだこんな感じ。
大人になると、口でスポイトを吸えなくなるのですが、
たしかに、チャメも少し下手になりました・・・
もしかすると、大きくなった前歯(門歯)が、スポイトにぶつかるからかもしれません。
それでも、ミルクが大好き!
幼時の性格を、まだまだ十分残していました。
↑ おまけに、まだまだ甘えん坊。「こっちに来て」と誘います。
チャメがのっているのは、土間に置いた椅子の肘掛け部分です。
「この椅子に座って!」と、いっているようなのです。
土間には、三つの椅子があったのですが、
お気に入りの椅子は、決まっていました。
そこで、椅子に腰掛けると・・・
↑ チャメは、椅子に座って人の脇で、「パンダ座り」して、
遊んだり、毛づくろいしたりしました。
「パンダ座り」とは、尾と後ろ足を前に出して、
体を丸めて、前かがみになって座る方法です。
起き上がりこぼしのように、くるくるまわり、仰向けになったり、
うつぶせになったり、いろいろな姿勢がとれて便利です。
↑ 飛膜のふちの毛を、下の門歯ですいて、毛づくろいしています。
最初は、手(前足)をなめます。
そして、手で顔をぬぐって洗う動作をして、また手をなめる、
と、繰り返します。
そして、くるぶしについた飛膜のふちを広げ、
毛をなめ、門歯(前歯)ですきます。
↑ 毛づくろいするうちに、頭がたれて、目が閉じてきました。
起きだしたばかり、というのに、眠くなってきたようです。
↑ 頭を下げ、体をますます丸めて、ほんとうに眠ってしまいました。
↑ 人に体をつけて眠るのが好き!
せまい椅子の上でのことなので、たいていは人の体に触れています。
じっさい、体をつけて眠るのが好きでした。
仰向けになって、体をのばすと・・・
この通り、熟睡↓
↑ 夜行性なのに、「夜寝」もするチャメ。
昼行生の人間も、昼寝をするのだから、当たり前かもしれませんね!
昼行動する人間が、昼間寝るのは「昼寝」。
夜行動するムササビが、夜間寝るのが「夜寝」
何だか、ややこしいけれど・・・
チャメの「夜寝」は、いつも土間の椅子の上でした。
そうか、それなら、ということで、土間の柱の高いところに、新しい巣箱をつけました。
チャメは、すぐに巣材を運び込んで、「夜寝」に使いました。
本格的に(昼間)寝るのは、本棚の上の巣箱。
ここは、活動する夜間の「夜寝」用になったのです。
でも、そのころも、椅子の上の「夜寝」も、続けていましたけどね。
寝る子は育つ!
睡眠を十分とってこそ、生きものは元気でいられるのですよね!