niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

4月29日 剣龍峡周回コース

2014年04月29日 | 五頭連峰
27日の二王子岳の帰り、大峰山の麓付近を回って帰ると、山桜が満開だった。
シロート雅さんの焼山の項で橡平のような見事な山桜を見ていたので、焼山周辺も満開だろう、大峰山は混雑するだろうと剣龍峡周回コースを辿ることとした。
駐車場に着くと5台ほどの車。それなりの人出かと思ったが、結局下山するまで登山スタイルの方とは出会わなかった。

0905 剣龍峡登山口
大きなカメラ器材を担いだ男性と挨拶を交わすが、他には人の気配はない。
やや不安になる。
クマ対策のラジオは電波状態で声が聞こえなかったりするので、もっぱらICレコーダーを最大音量で再生する。
やはり桂枝雀師匠の声がでかくて安心感?がある。
鈴もうまく鳴らない時は手に持って振る。

0949 スズメノ口展望台
何を眺めるための展望台か確かめる間もなく通過。

歩き始めはツツジが、それからタムシバが多くなる。
タムシバは花ノ木平までずっと登山道を彩っていた。

1009 焼山着
ここでリュックを下ろし大休止。
向かいの山肌の山桜が満開。普段見られない風景だしそれなりの感動はあるが、やや大気が霞んでいるきょうの色彩はあまり鮮やかじゃない。
吉野山の桜の写真のようなのを期待してしまうけれど、ちょっと過剰な期待か。
いや、天候と時間帯を選べばもっと素晴らしいのかも。
むしろ背景の残雪の二王子岳が私にとっては主役だ。







1050 焼山発
1122 梯子
1132 コマタ着
周回コース最高地点だが、背後に金鉢山が控えているので、ああここなのか、という感じでとうちゃこ。

思わずニヤっとしてしまう。
記念に建立してもらったことを知っているスカイツリー関係者はいるんだろうか?

ハリ沢手前からの展望


1157 ハリ沢
だんだんとICレコーダーの電池残量が減ってくる。

1204 穴マクリ
周回コース最後の展望を飽かず眺める。内之倉ダムが見えることはガイドブックで分かっていたが、
こんな正面に見えるとは思っていなかった。


1233 花ノ木平
   ここから先、樋状に登山道がえぐれているところがあり、雨の日は大変そう。
1254 花ノ木平登山口
   ここから林道を左に下り、約300m。しっかりした指導標があり、右の登山道にはいる。
   2回ほど林道を横切り、



1316 再度林道に降り、
1325 駐車場
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4月27日 残雪の二王子岳

2014年04月27日 | 二王子岳
(作成中)
晴天が約束された日曜日。
村上で射殺されたクマや、先週私も目撃してるなど、クマの話題が多い。
候補は越後百山の松平山か二王子岳。
ゴールデンウィーク前半はあまり天気が良くないようだ。
月曜から下り坂。ならばきょうの快晴を活かすには視界不良では登れない二王子岳だろう。
二王子岳なら登山者も多く、クマ対策上も安心だ。

0826 登山口発


0844 1合目


0904 2合目


3合目が近づいて残雪が増えてきた。
山頂まで壺足で問題なし。

0918 一王子小屋


0956 定高山


1037 油こぼし手前






7合目を過ぎた辺りだったか。犬を連れた方とすれ違う。
その場で言いたかったが、弥彦・角田以外の山に犬を連れて来るのは絶対にやめてほしい。
クマと遭遇したらどうするのだ?
犬は黙ってクマの目を見つめたまま後ずさり、なんてしてくれないでしょ?
スズメバチに対してもだ。スズメバチが黒いものを攻撃するのはクマだと思って本能的に攻撃するんだそうだから、4つ足の獣がワンワン吠えて巣を掘り返しでもしたらどうするのだ?
考えるだけで恐ろしい。犬はやめてください。







1117 9合目


1122 山頂着

2度目の二王子岳山頂。

しばらくすると、三光山方向から男女2人連れの登山者がやってくる。
聞けば、ニノックススキー場から4時間ちょっとで登って来たという仙台の方だった。
いつかスキー場コースに挑戦しみよう。


フライパンに、「カレー入がんも」とごはんを入れてチャーハンにして昼食。
最近、昼食はずっとおにぎりだったので、ちょっとの手間で、これでも立派な山ごはんに思えてくる。(新刊なったワンバーナークッキングで色々研究中)

二王子神社へ下る前に、三光山方向へ。
正面に立派な雪庇のピークが見えているが、あの向こうが三光山(1301m?1310m?)か?
雪庇を近くで写真に撮りたかったが、そろそろタイムオーバー。二王子山頂へ引き返す。

1258 二王子山頂発

油こぼしなどの急斜面で、ピッケルの代わりにポールでグリセードもどき。ポールが折れると困るので、ちょっと滑ってはすぐ止まるのだが、それなりに楽しい。
安雨具を持ってきていればシリセードも楽しめたろう。
守門岳では、多くの方がスキー、スノボを持ってきていたが、二王子ではごく少人数だった。









1353 定高山

先行する方の足跡をただ追っかけて周囲をよく見もせずに下っていると、彼が立ち止って辺りを見回している。
気づくと谷筋へ下っている。赤テープも見当たらない。足跡は沢山あるのだが、皆この辺りで迷ってウロウロしているようなのだ。我々も余計な足跡を随分と増やしていた。
とりあえず右手の尾根に向かって登っていくと、程なく他の下山者と遭遇。
すぐそこに小屋が見えているという。ただ、そこから小屋へ向けて下る踏み跡も、朝登ってきた見晴らしのいいはっきりした踏み跡とは違っていた。
夏場のはっきりしたトレースをただ歩いているだけ、なんてお気楽登山ばかりしているからこんな所で迷うのだ。
常に現在地を地図上で指し示すことが出来るように、地形の把握に精通しないと山のスキルは上がらない。

1424 一王子小屋

1508 登山口着


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4月20日 菅名山塊

2014年04月20日 | 菅名山塊
新潟は、日曜日が晴れるパターンになって来たか?20日日曜日も晴れの予報に変わった。
きょうこそは、これまでずっと振られ続けてきた菅名岳の山頂を踏もう。さらに鳴沢峰、三五郎山も踏破しよう。
周回コースをどう設定しようか?
600段近い階段を最後に登る設定は避けたい。五葉尾根の登りはなかなか急登のようだ。初菅名岳は、やはりメインルート丸山尾根にしよう。
菅名岳~鳴沢峰間は往復になってしまうが、
いずみの里~丸山尾根~菅名岳~鳴沢峰~菅名岳~三五郎山~大蔵山~いずみの里
とした。

0747 いずみの里奥の駐車場発

 
0757 大蔵山登山口から三五郎林道を左へ巾沢(北沢・新江沢・新江川、色々と名称がある。ちゃんとした区別があるのか?)沿いに進む。


0813 北沢橋


0822 林道終点


0827 沢に向かって真っ直ぐ下る。

   そのままこの沢を渡るのだと思い、渡渉可能な場所を探すが、結構水量が多い。
   おかしいと思い周囲を見回すと、沢沿いに進む道があった。

0830 しばらく進むと橋があった。これを渡り右岸へ


0832 一つ目の堰堤(案内板にはダムと記載されている)


0834 二つ目の堰堤(ダム)



0835 どっぱら清水・いずみの里の標識。

丸山尾根を示す矢印はないが、斜面を登る踏み跡がある。
   林道終点の案内板のイメージより手前にある踏み跡だが、丸山尾根に通じているのだろう。
   ここから登る。

0840 丸山尾根に出る。

   ここから先、丸山尾根はずっとイワウチワが咲き続いていた。

0904 椿平


0914 7合目


0940 9合目


0951 菅名岳着



1003 鳴沢峰に向かう。

   急な下りもあり、途中で4本爪をつける。

1039 鳴沢峰着

   SL磐越号の汽笛が聞こえる。
   小学生の時、朝、学校へ向けて下る坂道の向こうに見事なピラミッド型の山が見えていた。
   晴れた冬の朝、雪を纏った姿は、子供心にも神々しく映っていた。
   大きくなり、菅名岳の名前を知ると、あのピラミッドが菅名岳、と信じて疑わなかった。
   どのピークが菅名岳なのかを知った時は、かなりがっかりしたのを覚えている。
   ここで昼食とする。

1123 鳴沢峰発

 来た道を引き返す。

1201 菅名岳に戻る。

すぐに三五郎山に向けて出発。



   三五郎山手前で振り返る菅名岳の山腹を歩く黒い影。4つ足の大きな獣。
   見ていると橅の根開けの辺りまで来て見えなくなった。あそこに巣穴があるのだろうか。

新潟市西区辺りからは横一列に見る川内山塊をここからは縦に見る。
素人は山脈を横に見て楽しみ、玄人は山脈を縦に見て楽しむ、って言ったのは誰だっけ?深田久弥の友人だったかな?
縦に見ても秘境矢筈岳は最奥の地。私なんぞが行ける場所ではない。




1304 大蔵山避難小屋

   3度目の大蔵山にして初めて雪に覆われていない避難小屋を見た。

1307 大蔵山着


1314 9合目


1330 7合目
   7合目手前で装備を直すために立ち止ると、あっという間に蚊の大群に囲まれた。
   ああ、もうそういう季節なんだな。
   そういえば、稜線ですれ違った女性は早くも防虫ネットをつけてたっけ。
   しばらくすると憎っくきブヨも出てくるか。
   
1338 6合目
   この尾根のブナ林はやはり素晴らしい。

   新緑の美しい頃にまた来たいが、ヒルが出てくるのはいつ頃なんだろう?


1354 4合目


1425 階段コース登山口着。

   車が2台止めてある。いずみの里のゲートを開けて入ってきたのだろう。
   沢コースの通行止めの看板もどけられている。
   補修工事をしてるのだろうか?

小山田ヒガンザクラ樹林を見下ろす位置で写真が撮りたい。
小山田の菅名岳登山口に移動し、600段近い階段を登り、丸山尾根に出るが、思ったほどには良く見えない。

朝、巾沢から登り着いた地点まで来て、引き返した。
やはり縦走後にこの階段登るのはきつかった。


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4月13日 守門岳の大雪庇

2014年04月14日 | 守門岳・浅草岳
久々の快晴の日曜日。
休日にしか登山に行けない者にとっては待ちに待った青空。
新潟市は桜の見頃と日曜日が重なったが、人みな花に酔う時も残雪恋し山に入り~、である。
8号線を代官島で左折すると、正面に守門岳が輝いている。
二分の集落を過ぎ、しばらく進むと、前を行く車が路肩に止まる。除雪地点よりかなり手前だが、すでに登山者の車が長い列をなしている。
思わず、ここですか?と前の車のかたに聞いてしまった。

0801出発


0813大平橋


0822大平橋からショートカットして再度林道と交差する地点からの急登。
このコースで一番の急坂、というか急なのはここだけ?


0841大平から一直線に登ってくる谷筋の道にのる。



0900三ツ根(長峰)付近で越後三山方面の展望が開ける。左端、その時は未丈が岳だと思っていたのは桧岳だった。



0933保久礼小屋

名物の屋根の上の雪はほとんど消えていた。

0937


0944


0953



1005キビタキ小屋


1019

あそこが頂上だろうか?ならばもう一息。

1034

来し方を振り返る.
まっすぐ下り、林に入り、林の向こうのくぼ地が保久礼小屋。
そこから白く見える急坂を登り、左に向かう長峰。その向こうの雪原が大平


1040

先行する単独の方が、あそこを超えるともう一登りあると教えてくれたのがこれ。
この、やや平坦になるところが不動平だろうか?


1057



1105

大勢の方が。いよいよ大岳山頂か。

1107大岳から青雲岳・袴岳


多くの書物やネットの画像で、あまりにも見慣れた風景。
しかし、実物のスケールは想像をはるかに超えていた。


1120大岳から中津又岳方向。粟ヶ岳を望む




東洋一と評される大雪庇。










1414駐車地点着

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4月6日 2014越後白山山開き 

2014年04月07日 | 越後白山
4月6日(日) 新潟県で一番早い山開き 越後白山へ行ってきた。
朝目覚めると快晴。昼前から雨または雪という、今年の日曜らしい天気。
阿賀野川沿いの道路を走っていると、正面に白山、粟ヶ岳。そして雪の殿堂守門岳が朝日に照らされ輝いている。
1日中、晴天が約束されている日なら、守門岳か、銀山平からの未丈が岳などに挑戦しようと思っていたが。
それにしても、素晴らしい眺め。
山頂まで天気はもってくれるだろうか?
7時過ぎに黄金の里会館前に着く。受付を済ませる。記念品はピンバッジだと思っていたが、今年はピンバッジはなく、
手拭いだった。私としては実用的な手拭いのほうが嬉しいが、多くの参加者に越後白山のピンバッジは人気が高いようだ。

07:30 安全祈願の神事


08:14 1合目


2合目


08:39 3合目


08:53 4合目


09:08 6合目




09:19 7合目


8合目を過ぎた辺り?から風雪が強くなる。
ようやく4本爪アイゼン装着。
しかしちょっとした急斜面が滑り登れない。
後続の方の指示で、少しトラバース気味に乗り越えるが、視界も不良。
今年の日曜日登山らしくなってきた。
この調子じゃ山岳展望どころじゃないし、山小屋も混雑だろう。以前、一度登ってるし山頂に未練はない。
今年はもう、風雪の山はよっぱらだ。
ここであっさり撤退決意。




今年の越後白山の雪庇は恐らく見納め


3合目を過ぎると、雪はほとんど消え、春山らしくなる。天気も回復してきたようだ。
イワウチワが現れ、さらに下ると主役はショウジョウバカマへと変わってくる。
かなり薹のたったフキノトウがひとつ。白い綿毛はワラビだろうか?
コゴミかなと思うのもあったが、イマイチ確信が持てない。
すると、黄金会館前に、一袋300円で売られていたのでお土産に。

越後白山を後にする。バックミラーに映る山頂に、撤退したことをちょっと後悔。

水芭蕉公園
時間も早いので、五泉市の水芭蕉公園に立ち寄る
見ごろはやや過ぎたものの、初めて訪れる者には充分の水芭蕉






気づくと越後白山は暗雲に隠れていた。撤退して正解、と自分を納得させ帰路に就く。

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