niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

1月15日 新潟市美術館 「リアル(写実)のゆくえ  現代の作家たち 生きること、写すこと」

2023年01月15日 | その他

いや。最初っからこれを観に行こうと思っていたんじゃないんだけど。

11月にも行った知足美術館の近くに用事があったので、それが済んだら知足美術館の新春展にでも行こうかと家を出た。ところが、知足美術館は日曜祭日が休館だということを知らなかった。

日曜祭日が休館の美術館、って! 趣味でやってるんかい?市民目線じゃないなぁ。

そんなわけで、改めてスマホで探すと、新潟市美術館でなんか面白そうなのやってるじゃない。

リアル(写実)

写真ブログやってる人は、みんな写実が好き。だよね?

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新潟市美術館のHPより。

明治以降の日本絵画・彫刻・工芸における〈写実〉表現は現代の作家たちにどのように継承・再考されてきたのでしょうか。松本喜三郎や安本亀八による生人形(いきにんぎょう)、高橋由一、高村光雲から現代の自在工芸、七搦綾乃(ななからげあやの)や小谷元彦の新作、さらには義手の表現に至るまで、日本古来の伝統の伏流を探りながら展望します。

【出品作家】
<絵画> 高橋由一、本田健、深堀隆介、水野暁、安藤正子、秋山泉、牧田愛、横山奈美
<立体> 松本喜三郎、安本亀八、室江吉兵衛、室江宗智、高村光雲、関義平、須賀松園(初代)、平櫛田中、佐藤洋二、前原冬樹、若宮隆志、小谷元彦、橋本雅也、満田晴穂、中谷ミチコ、本郷真也、上原浩子、七搦綾乃

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久しぶりの新潟市美術館。敷地内の駐車場はほぼ満杯。

パンフの作品は、満田晴穂〈一如〉(部分) 2019年 ホキ美術館蔵    銅・真鍮・青銅

 

このパンフのアヤメは、橋本雅也 作。 鹿角・鹿の骨 を、彫刻したもの。

これだけでも、展示されている作品の凄さがわかるというもの。

さて。

企画展の受付通ると、

唯一撮影可の作品。これしか撮影できないんだからパシャパシャパシャ・・・。

 本郷真也   盈虚 ―鐵自在イグアナ―   鉄

 

 

 

 

 

どの作品も、作り物(失礼)とは思えない、その精緻さに思わず溜息をついてしまう。

まさに写実。

こうした〈立体〉も素晴らしいが、一番気に入ったのが 水野暁 氏 の絵画。

Top of 水野暁−AkiraMizuno−Official Website (bindsite.jp)

浅間山や神社の杉を描いた作品が素晴らしい。

浅間山の東面だろな。小浅間山、登りたいな。(と、一応、山の話題を盛り込んで

 

さらに 秋山 泉 氏 の静物。 鉛筆の魔術師と呼ばれているらしい。

鉛筆だけで描かれた(レースの?)カーテン。後光が射してます。

 

こうなると、知足美術館が休館だったことに感謝。

お陰で、素晴らしい作品の数々に出逢えた。

「リアルのゆくえ」は、全国の美術館でも開催されているらしい?

一度は観て損はない。満足感が残った。

 

 

 


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