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潘総長の発言は韓日政府合意の不十分性を指摘したと解釈される。

2016-03-14 | 国連の動き

慰安婦被害者に会った潘基文国連事務総長「韓日合意歓迎声明、誤解あった」

2016年03月14日07時28分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]

  国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が韓国・日本政府の慰安婦問題合意に対する自分の歓迎の立場に関して誤解があったと釈明した。11日(現地時 間)にニューヨーク国連本部で旧日本軍慰安婦被害者の吉元玉(キル・ウォンオク)さん(89)に会った席でだ。潘氏が事務総長として慰安婦被害者に会った のは初めて。

  面談は、韓日政府の合意に対して潘総長が歓迎声明を出したことなどに対し、慰安婦被害者が反発する状況で行われた。同席した尹美香 (ユン・ミヒャン)韓国挺身隊問題対策協議会常任代表は「潘総長が『被害者が生きている時に問題を解決しようとする政府の努力に対して評価をしたものだ が、誤解があったようだ』と延べた」と伝えた。挺身隊対策協は直後の報道資料を通じて、「(世界各所の問題解決過程で)発展があるたびに歓迎を表す国連の 声明発表の一環であり、誤解がないことを望むという趣旨で潘総長が説明した」と明らかにした。

  面談には潘総長の夫人の柳淳沢(ユ・スンテク)氏も同席した。人権関連補佐官も多数同席させた。潘総長の報道官は「面談後、潘総長が慰安婦問題の包括的解決に向けた対話を、人権原則に基いて被害者を中心にして継続するよう関連国に促した」と明らかにした。

  その間、慰安婦被害者と国連の人権機構は韓日政府間の合意が被害者中心に行われなかったという点を指摘してきた。潘総長の発言は韓日政府合意の不十分性を指摘したと解釈される。