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「臘八節」の到来は春節の序幕が開けたことをも意味し、年末の色が日に日に濃くなっていく。

2016-01-15 | 人民網日本語版

<中国の伝統祝日>臘八節 五穀豊穣を祝い、春節を迎える

人民網日本語版 2016年01月15日16:13
 
 

旧暦12月8日(今年は1月17日)は、中国で「臘八節(ろうはちせつ)」と呼ばれる仏教と儒教のお祝いの日。この日は五穀豊穣を祝い、まもなく春節を迎える準備をする日である。

臘八節の由来

「臘」の本来の意味は「願い求める」で、その年の五穀豊穣を感謝し、さまざまな物を神々に供える。崇拝の対象となるのは、穀物を最初に植える「嗇神」 (しょくしん)や穀物を主管する「司嗇」など。漢(紀元前206-西暦220年)の時代は冬至から数えて3番目の「戊日」を「臘日」としていたが、南北朝 (439-589年)の時代に12月8日になり、正式に「臘八節」として祝われるようになった。

臘八節の風習

臘八粥を食べる

「臘八節」という言葉を聞いて、ほとんどの中国人が頭の中にまず思い浮かぶのは、「臘八粥を食べる」ことだろう。材料には通常、もち米を筆頭に、アズキや リョクトウ、インゲンマメ、赤ナツメ、落花生、栗などが使われる。使った材料が去年より多いというなら、ますます良い暮らしを送っているということ。「臘 八節」当日、中国の一般家庭では「臘八粥」を作り、家族と共に食べるだけでなく、隣人や友人にも差し入れをする。>>

臘八ニンニクを作る

「臘八節」には、粥を作る以外に、春節(旧正月、今年は2月8日)に備えて、「臘八ニンニク」を作り始める。ニンニクをお酢に漬けて作る「臘八ニンニク」 はニンニク全体が鮮やかな緑色になり、お酢とニンニクの香りのハーモニーがたまらない。また、お酢の味がニンニクに甘辛さを加え、春節前夜に家族と水餃子を食べる時の必需品となる。>>

臘八の日に結婚式を行う

臘八はめでたい日だと思われる。「臘八は良い日で、娘は嫁となる」と、この日に新婦を送り、迎えて、結婚式を行う家がとても多い。

「臘八節」、春節の序幕を開く

「臘八節」の到来は春節の序幕が開けたことをも意味し、年末の色が日に日に濃くなっていく。布団を干し、カーテンを洗い、饅頭(中国式蒸しパン)や肉・魚 の団子を作り、かまど神をまつり、家を掃除し、年画(吉祥を表す絵)や爆竹を買い、対聯(対句を書いた掛け物)を貼り、ちょうちんをかける…。各世帯には 新しい年の到来を祝うムードに満ちる。普段の苦労を一時忘れ、この時期を楽しもうではないか。(編集XM)

「人民網日本語版」2016年1月15日


北朝鮮の朝鮮中央通信は15日、金日成社会主義青年同盟創立70周年祝賀行事

2016-01-15 | 聨合ニュース

正恩氏最側近の崔竜海書記が復権 3カ月ぶり公の場で演説

2016/01/15 08:55 

【ソウル聯合ニュース】粛清説も出ていた北朝鮮の崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党書記が、「党書記」として3カ月ぶりに活動を再開した。

3カ月ぶりに活動を再開した崔氏(資料写真)=(聯合ニュース)

3カ月ぶりに活動を再開した崔氏(資料写真)=(聯合ニュース)

 北朝鮮の朝鮮中央通信は15日、金日成社会主義青年同盟創立70周年祝賀行事に先立つ代表証授与式が14日に平壌・人民文化宮殿で開催されたと報じながら、「朝鮮労働党中央委員会書記の崔竜海同志が演説した」と伝えた。

 中央通信は、崔氏が祝賀行事代表らに向け「水素爆弾試験の大成功」に言及しながら、「労働党第7回大会が開かれる今年、強盛国家建設の最全盛期を開くための闘争において英雄朝鮮青年の不屈の気概と革命的意思を余すところなく誇示するよう強調した」と伝えた。

  崔氏は金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の最側近で、2013年12月に張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長が処刑された後、北朝鮮のナンバー2 の地位にあった。しかし、昨年10月の公式行事出席後、11月8日に発表された李乙雪(リ・ウルソル)軍元帥の国葬の葬儀委員リストに名前が無く、失脚説 が出ていた。

 韓国情報機関の国家情報院(国情院)は同月24日、崔氏が水力発電所「白頭山英雄青年発電所」で起きた土砂崩れの責任を問われ、同月初めに地方の協同農場に追放され「革命化教育(思想教育)」を受けているとの見方を示した。

 12月末に金養建(キム・ヤンゴン)朝鮮労働党書記(統一戦線部長)が事故死すると、金氏を弔う国家葬儀委員会の一員に崔氏の名前も挙がり、復権した可能性が高いと観測されたが、葬儀と金第1書記の新年の錦繍山太陽宮殿参拝に姿を見せず、さまざまな憶測を呼んでいた。

mgk1202@yna.co.kr