前進座の初春特別公演
平和な世を願う
京都・南座 役者があいさつ
前進座の初春特別公演「一本刀土俵入」「松竹梅湯島掛額(しょうちくばいゆしまのかけがく)」が4日、京都四條南座で開幕しました。
一般公演の初日となった5日の開演前には、大入り満員を祈願して出演者が劇場前であいさつ。藤川矢之輔、山崎辰三郎、益城宏、河原崎國太郎、嵐芳三郎の各氏の登場に、観客や通行人の人垣ができ、「山崎屋」「豊島屋(てしまや)」と舞台さながらの掛け声がかかりました。
あいさつで藤川矢之輔さんが、見どころを紹介し、「ご覧になって“じぇじぇじぇ”と驚かれる楽しい芝居です。しかし、内容は“特定秘密”。消費税増税の実施前、芝居を見るのは“今でしょ”」と観衆を沸かせました。
嵐芳三郎さんが手締めの音頭をとり、「前進座初春南座公演の大成功とみなさまのご健康、平和な世であることを願いまして、お手を拝借。いよ~ぉ」の発声で、三本締めを行いました。
公演は17日まで。13日(午後4時開演)は、京都府日本共産党後援会の「初春観劇のつどい」が行われます。同つどいの申し込みは、同後援会075(211)5371です。
問い合わせ=前進座京都営業所075(561)6300