日朝協会「京都府連合会」です。韓国・朝鮮との友好を進める、日本人の団体です。1カ月¥500 841-4316福谷気付

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雨森芳洲庵を訪ねて NO.2

2008-05-17 | 投稿・投書・私の意見

 

 NO.2 医学・儒学・語学の生涯学習

 

 芳洲は、父清納の医者の子として生まれました。

幼少から父について学問に励みました。京都で医学を学んでいましたが、

儒学にも関心が高く、18才の時に江戸に出て、儒学者木下順庵の門に入

り本格的に儒学を学びました。

  新井白石らとともに「木門の五先生」といわれ、芳洲はそのリーダーとい

われました。そして、長崎で中国語を学び、釜山で三年かけて朝鮮語を取

得し、朝鮮語の会話入門書「交隣須知」(こーりんすち)を著しました。

  江戸時代、三ヶ国語が話せる国際人でした。

中国語は生涯学び、80才を過ぎてからは和歌の道を志し、最後には2万

首近くの歌を残しました。

  このように生涯学習のシンボルといった向学の一生でした。

                         (芳洲庵発行のリーフより)